昨夜は激しい雷雨で、電車の運行の乱れ待ち後に降車駅で降りたら、雨は止んでいて雨の後の清々しさと涼しさの中、家に帰りました。それでふと思ったのが、昔は暑い日々が続くと必ず雷雨があってその後は気温が下がるのが当たり前にあったけど、近年はこういう暑さが続いた後の雷雨というのが夏の間少なくなっているから、どんどん気温が上昇し異様な暑い日が続いているんじゃないか?と。

 

今朝は、久しぶりに涼しいと朝となり、明日までこの涼しい日が続くようです。天然の気温調節力は凄いです。

 

とはいえまだ7月も前半ですから、猛暑はまだまだ続きます。

 

ここ何年かちょっと油断すると、熱中症のようになることがあり、体調管理の面では食事や睡眠に気をつけています。また、外廻りの職業の人に聞いた話では、前日飲み会などでアルコール摂取量が多い人が熱中症になることが多いとのこと。これはアルコール摂取により、通常とっている水分量が減ってしまうからでしょう。アルコール好きは、アルコール摂取は水分補給だ、とよく言いますが、実はアルコールには水分はないといいます。だからこそ、アルコール摂取時に同量の水分摂取が必要といわれているのは、アルコールをとることにより、水分補給がされなくなるため必須なのです。

 

ここのところ熱中症警戒アラートのサイトを毎日見ているのですが、ずっと朝から一番危険な赤が続いていたのに、今日は久しぶりの注意程度の水色です。

 

熱中症の予防法↓

 

隠れ脱水症の見つけ方、爪押し

隠れ脱水症の見つけ方、尿の色

 

暑くなると、食欲も減退してきますよね。こんな時こそ意識して「お米」のご飯を食べる時です。

 

私はこの時期、意識して「お米」のご飯を食べるようにしています。それは、「お米」のご飯を食べているときの方の、体力が高いと実感するようになったからです。これは、若い時と違って微妙な変化を感じやすい年齢になったからわかるようになったのかもしれません。しかも、お米ご飯についは、それが間違いないことであることが今では様々に検証されています。また夏は冷いご飯を食べることが多かったのですが、その冷いご飯さえも身体にいいのです。電子レンジの普及でお弁当やおにぎりを温める人が増えましたが、そもそもお弁当やおにぎりは冷たいまま食べるように作られたものですから、そのまま食べても美味しい上に、温かいごはんにはない栄養効果まであることが現在では知られています。

 

それはレジスタントスターチの働きによるもの。冷たいごはんに発生する栄養素です。

メリットとデメリットまで説明しています↓

 

面白いですよね。お米には、冷めた時に生まれる栄養素もあって、それが私たち日本人の健康に上手く作用してきたという歴史があるわけです。幕末明治の来日外国人は、粗食に見える日本人の食事から、パワーある動きが生まれることに驚かされたそうで、おせっかいな外国人がその粗食がかわいそうだと、自分たちと同じ食事をさせたところ、数日で元の食事に戻らせてくれ、今までのように働けないと泣きが入った逸話があります。

 

それほどお米のご飯はパワフルなわけです。

 

だから、そんな日本食を見直す本もたくさん今はあります。その筆頭は土井善晴さんですが、他にも多くの専門家が発信しています。

 

暑い時期は、ついそうめんや、蕎麦、冷麺といったさっぱりしすぎの麺料理にいきがちですが、麺類で済ませると、その後すぐにまたお腹がすくことが多く身体が持たないです。冷や飯といった方法があり、冷や飯メニューも実はたくさんあるのですから、暑い時期にこそ力をつけるためにも冷や飯を食べていきたいものです。それに難しく考えなくても、冷たいごはんに冷たいみそ汁でもう立派に冷や飯で、これは大昔からの日本の定番メニューでもあるのです。私は子供の頃、好きなおかずがないとすぐにお味噌汁をご飯にかけて食べては親に行儀が悪いと怒られていたのですが、実は伝統食であったわけです。

 

 

 

冷や飯の代表的な郷土料理といえば冷や汁。私は最近職場で相模屋のおだしやっこ、や、のっけやっこにご飯プラスαを入れて食べています。夏になると毎日冷ややっこが食べたくなるのですが、ご飯と一緒だと食べやすくて最高な冷や飯、冷や汁となります。相模屋にはこうした豆腐の種類が多いので職場の隣にあるスーパーでその日の気分で豆腐を選んでいます。


冷や汁の動画はたくさんあって、ちょっとずつ違います。こちらのメニューは、どれもご飯をそうめんなどに変えても美味しいものですから、そうめんメニューで冷や汁飯に変えられるものもあるかと思います。

 

これは、さすがゴマをちゃんと擦って作る冷や汁。ゴマはちゃんと摺ると香りも味も全く違います。

 

 

バズレシピのリュウジさんの鯖缶で作る冷や汁。鯖缶やツナ缶で作るという動画はたくさんありました。

 

それからやはり簡単なのが冷やしお茶漬け。こちらはアニメのレシピ動画

火を使わずできる冷やし茶漬け

伝統調味料の煎酒(いりざけ)でお茶漬けを作るのもありです。

 

さらに、サラダごはんという手もあります。ずいぶん前、サラダごはんが人気メニューの店があって、よく食べに行った記憶があるのですが、それに似たメニューを検索してみたのですがみつからず。しかしこれも美味しそうです。宮崎大学の学生さん考案レシピです。たぶん、作ろうと思えば色んな冷ご飯メニューはできるかと思います。


このご飯をたべることは、私たちができる日本の食の支援にもなりますし、それがつまり国防にも繋がります。現在起きている米騒動も、日本人の米離れが引きおこしている側面があると考えています。その表れが、米がないなら小麦を食べればいいや、日本米が高いなら安い米国米などの外国米でもいいという考え方に現れています。そのような考え方に長い間に慣らされた後に引き起こされたと考えるのが、本来の道理ではないかと思います。また、単純にJAが悪いということでもありません。それは第二の郵政民営化という愚策に繋がりかねません。

 

 

食を追求して行ったらお米にいきついたと語る、お米チャンネルの柏原ゆきよさんの動画で、わかりやすく日本の食の危機を語っている3年前の動画↓ここでお米が手に入らなくなる時が来ると語っていたのが既に現実になってしまったわけです。

動画チャンネル概要↓

25年以上の現場経験とエビデンス研究の結果「お米はすごい!」という結論です。 日本人の体質とライフスタイルを重視し 長期的に体質改善をしながら健康と美容を両立する食事法を考案しました。 お米は太ると思われがちですが、組み合わせや食べ方の工夫で大違い! 食を通じて人生を豊かに楽しくする提案をしています。

 ▶︎プロフィール 

一般社団法人日本健康食育協会 代表理事

一般社団法人食アスリート協会 副代表理事 

一般財団法人日本ヘルスケア協会 お米で健康推進部会 部会長 

 

管理栄養士歴27年。

食品の流通や製造の現場から社会人デビューし、スポーツや美容と食のビジネスを経験。 企業の健康管理、糖尿病指導、介護、ホスピス、薬局など、未病から終末医療まであらゆるステージの食サポートに関わる。 サプリメントと機能性食品の開発メーカーの役員、機能性食品素材の研究開発ベンチャーの立ち上げを経て、2007年に食からの健康に貢献する社会インフラ構築を目指し起業。 

これまでに株式会社5社、一般社団法人4社の立ち上げに関わる他、複数の組織役員を歴任。 

さまざまな現場を通して10万人以上の食生活サポートで圧倒的な改善成果を出し、「お米」が日本人の健康に寄与することを実証する。心と体を元氣に美しくレベルアップさせる食事法として「お米生活黄金比率6:4」「食べる断食®︎」を開発。 

実践しやすく簡単なのに結果が出る!と、子育てママから高齢者、トップアスリート、経営者、女優など幅広いクライアントから支持される。 

2005年より「健康食育マスター講座」を主宰し、食と健康の指導者育成に力を入れると共に、「食から人生を楽しく豊かにする活動」を精力的に行う。 NY、香港、台湾、上海など国内外でのセミナーや講演は2,000回を超えている。

 

6月10日の動画

 

6月20日の動画 備蓄米の流通の流れなども説明されています。

 

冷ご飯で、この暑い夏を乗り切って、健康的に国防もできたら万々歳です。

 

 

 

食を確保しておくことは戦国武将の基本でした。日本中のお城には食のための工夫を凝らした城がたくさんあり、その代表格が熊本城です。時代が変わったからといっても食が基本で重要であることは未来永劫変わりません。

 

日本人の食の基本にある感謝の心、いただきますの歌(和歌)

 

いただきますの和歌をうたにした「豊葦原の瑞穂の国」

 

この動画でおなじみの打首獄門同好会の名曲「日本の米は世界一」をアルフィーの高見沢さんとセッションまでしています。またこの歌で日本の食の魅力を伝えるアンバサダーロックに任命された時の表敬訪問動画。安倍さん、最後にオチまで入れて本当に素敵な方でした。


 

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