本日から、二十四節季立冬の七十二候山茶始開、昨日は晴天でちょっと暑いくらいでしたが、やはりどんどん寒くなっていることを体感しています。
ツキとタイヨウと暦@_NichiNichi_˙ ▼季節 初冬 ▼二十四節気 「立冬(リットウ)」(〜11/21) ▼七十二候:(立冬・初候) 「山茶始開(ツバキハジメテヒラク)」(〜11/11) #立冬 #山茶始開 #初冬 #二十四節気 #七十二候 . https://t.co/Qsh73K0tCk
2021年11月07日 00:00
次の二十四節季は22日に小雪となりますが、その二日目23日は新嘗祭です。そしてその翌日が豊明節会の日となります。古来から日本では新穀・新米はこの日から食べていました。
新嘗祭とセットで覚えてほしい豊明節会(とよあかりのせちえ)とは、新嘗祭の翌日行われた天皇臨席の宴のこと。本来の新嘗祭は十一月の下卯の日(三つ卯の日があるときは中卯の日)でしたから、豊明節会は辰の日のことでした。(大嘗祭では間に二つ節会が入るため午の日となる。大嘗祭とは天皇一代一度限りの即位の時の新嘗祭のこと。令和元年の新嘗祭は、大嘗祭として行われました。)
平安時代、天皇が新嘗祭の翌日、豊楽院(後の紫宸殿)で新穀を食し、諸臣にも賜った儀式が始まりです。つまり、分かりやすく言えば直会的集まり。この日からその年の新穀が食べられたわけです。
これ新嘗祭とセットで覚えると分かりやすいです。新嘗祭の日から新米(新穀)が食べられる!と考えている人が多く、私も最初に新嘗祭のことを知った時、そう考えたものです。でもよくよく知れば、夜に始まり夜中に終わる新嘗祭の儀式ですから、当日ではまだ早いわけです。貴方のために貴方の代わりに神に感謝の祈りを捧げている方がいるのに、そのお方を差し置いて先に「頂きます」なんてできない、それが日本人です。
ということで、新嘗祭の翌日からが新米・新穀の解禁日となります。
新嘗祭の翌日から、国を代表して感謝の祈りを捧げていただいた天皇陛下と、そして収穫の恵みに感謝して私達も美味しい新穀・新米を戴くわけです。
ボージョレ―ヌーボーでワインの解禁日を祝ったり、ハロウィンで収穫祭のイベント(まあ日本では本来の形と全く違うもの、違う意味合いになっているけれども)を行うのなら、やはり日本人としては、古来からの収穫祭である新嘗祭の後の新米解禁をこそ大々的に祝う形にならないものかと毎年考えています。ただ、これきっと昔は当たり前にやっていたのだと思います。それがいつのまにか、きちんと教えられず忘れ去られたのが今ではないかと。
だからこそ、お米他の穀物に関わる農協や食品業界、あるいは酒造組合等が一致団結してこうしたことを盛り上げていっていただければと思うのですが、なかなかそうもいかないようです。本当は業界が一致して本格的に行うようになれば、新嘗祭の認識が元に戻るのはあっという間ではないか、なにしろそれが自然なのだから、と考えているのですけれども。
そして、勤労感謝の日が新嘗祭に戻るときには、翌日も豊明節会として祝日になることを願っています。いやお休みにはならなくても、豊明節会が一般化して新米・新穀解禁とセットで言われるようになることを願っています。
そして、そうすることがごはん食が復活する道の一つではないか、とも考えています。食がバラエティに富んでも、基本色はご飯、つまりお米ではないか、と。
さてこの時期、このブログで取り上げていることが、美味しいご飯をいただく方法です。これは誰でもできる方法で、いつものご飯をよりおいしく作れるという方法です。
このブログでは繰り返すことが重要として、毎年繰り返して書いていることが多いのですが、新しく知ったこと、あるいは気づきがあるとつけ足しています。そして、昨年感激をもってつけ足したことが、毎年ここであげていたことを補完した「日本製」の和歌山県の頁です。高野山の胡麻豆腐屋さんの濱田屋さんを取材している頁のことです。ここの取材で、ここで毎年書いている内容が、やはり日本では普遍的なものだったのだろうと春馬さんが再確認してくれたと感じた内容でした。ただ、多くの人がそのことを忘れてしまっているだけなのです。
高野山の胡麻豆腐は、胡麻と本葛と水だけで作られているそうです。濱田屋では吉野葛100%で作っているそうですが、その作る工程はこうです。皮を向いた胡麻を機械ですりつぶします。そしてそのすりつぶした胡麻を絞り汁と搾りかすに分け、濾した搾り汁で葛を溶かし煮ます。この時ダマにならないように大きな泡だて器でしっかりかき混ぜます。そして、この作業の際に般若心経と大師御宝号を唱えます。お大師様のおかげで仕事をさせていただけるので、気持ちを込めて唱えさせていただいています。
ここを読んだとき、なるほど!と凄く合点がいきました。祝詞であろうと般若心経であろうと祈りは同じです。祈りとともに作られているからこそ、この濱田屋さんに三浦春馬さんは導かれたような気がしています。
このブログで新嘗祭の後に美味しいご飯を食べよう!と毎回紹介しているのは、”御食事ゆにわ” の開運料理人ちこさんが、以前紹介された儀式ですが、このポイントも祈りです。
↓
プチ新嘗祭の儀式
◆準備するもの
炊飯する前のお米、水を入れたコップ 2個
◆手順
1)炊飯する前のお米と、水を入れたコップを2個用意して目の前に並べます。
2)目の前にある、お米とコップに向かって、二礼、二拍手します。
3)「斎庭の稲穂のご神勅」の神話を思い起こし、天からのひかりが地に降りて来て、豊かな稲穂が稔みのり、目の前のお米はひかりそのものだと、ありありとイメージします。
4)次に「このおコメの本質を 悠紀(ゆき)の水 主基(すみ)の水で みそぎはらいて 天空よりちまたに むすびたまえ」と唱えます。
儀式を終えたお米と水は、どんな用途でも構いませんので、神様のひかりが宿ったものとして、ありがたくいただきましょう。
この後ご飯を炊くわけですが、特別なご飯の時はこのご飯を炊いている間も、大祓祝詞を炊飯器の前で唱えるといいです。実は私は祝詞勉強会に行ったときに、飲みかけのペットボトルの水が美味しくなってしまったのに驚いたことがあります。祈りで美味しくなるのです。お母さんのご飯が美味しいのは、お母さんの祈りがこもっているからだと思います。だから、この祝詞でご飯を美味しくする、という秘密を聞いたとき、なるほど!と物凄く納得したものです。
大祓詞のわかりやすい解説と大祓詞全文↓
私は以前ちこさんの神様ご飯スクールに通ったのですが、祈りの力でごはんは本当に美味しくなることを体感しました。でも上記のようにこの時、既に祝詞勉強会での経験があったので意外ではなかったんです。なるほど、と思いました。ここにはそこまで書かれていませんが、祈りの力は古来日本人が生活に生かしてきたものだったのですが、いつか忘れられてしまっただけで、今もそれを続けている人がいるということなんです。それが「日本製」の高野山の胡麻豆腐で、三浦春馬さんによって紹介されたわけです。続けている人達は、案外日本各地にいらっしゃるのではないかと今では考えています。
ぜひ、この機会に儀式をされてからご飯を炊いてみて下さい。豊明節会に相応しいご飯となることと思います。ゆにわでは、おにぎりが美味しくて有名なのですが、ゆにわのおにぎりは、ご飯粒一つ一つが光り輝いていていて、本当に美味しく、いただくと幸せになります。
ゆにわのおにぎり。小っちゃいライスボール型です。
ちこさんの本たくさんありますが、そのうちの一冊。
祈り、食することは、新嘗祭・大嘗祭において陛下がされていること。それを私達もできるのです。しかしそうはいってもなかなか毎日できないというのが普通でしょう。せめて新嘗祭の後だけでも、プチ新嘗祭と豊明節会として食に感謝することを厳かに行ってみるのもいいのではないかと思うのです。また、ここぞという時の料理には祈りを加えてみるのもいいのではないか、と思います。
祝詞について↓
その際には、三浦春馬さんが「日本製」で紹介された世界一の福島産のお米をはじめとする各地のお米の新米を取り寄せたり、地元のお米を選んだり、お米も選ぶと楽しいかも、です。豊明節会までに是非ご準備を\(^o^)/
お米の贈答品がおしゃれで有名な、八代目儀兵衛↓ここのご飯を食べに行きたいです\(^o^)/
こちらも日本全国のお米が選べる、AKOMEYA。
生産者が見えるお米屋さんのサイト、ツナギ
私が10年以上通っている、ご飯がうりのお店「おひつ膳 田んぼ」ではこの時期新米の収穫のため年中無休のお店がお休みになり、また店舗ではお米が売られています。そういうお店は他にもたくさんあるのではないでしょうか。
また、あらためてお米の炊き方を習ってみるのもいいかと思います。私も子供の時から炊飯器ではありますが、ご飯をたいてきたので、やり方なんて知っていると思っていたのですが、改めて専門家のやり方を一から知ると、そういうやり方があるんだ、と目からうろこになっています。
以下の2冊は、お米の選び方から、炊き方、保存方法や、美味しいごはんメニューまで書かれた本で、出版年も最近なので手に入れやすい本だと思います。
お米マイスターの方が書かれていますので、料理によってのお米の選び方まで書かれた『お米とごはんの本』
ACOMEYAさんの本では、食事処でもあり、お酒のあてなどのメニューや調味料までも記載されています。この本でAKOMEYAさんの存在を知って、ここのご飯も食べに行きたくなりました。
子供はもちろん大人も楽しめる冊子絵本「いただきます」
ごはんの歌集
箸使いのマナーがこの歌で学べる楽しい歌。お家こそが最高レストランと歌っていますが、まさに真実\(^o^)/
このブログ定番のレ・ロマネスク
やはり定番の打首獄門同好会
そして、上の歌の後に必ず聞きたくなる、お約束のおまけ、KOME KOME WAR
せっかくなので、お箸もみなおしたい\(^o^)/
署名の第一次は終了していますが、二次募集もあるかと思うのでそれまでリンク貼ります↓
外務省本気出してた↓各国語版配信済
あらみたま 🇯🇵 君が代ー我らはひとつ We are One & We will win@aramitama9伝統文化としての旭日旗 https://t.co/EvJrdVQPoM
2021年11月07日 04:41
こちらも各国語版求む↓
あらみたま 🇯🇵 君が代ー我らはひとつ We are One & We will win@aramitama9Sea of Japan -The one and only name recognized by the international comm... https://t.co/ufw3vuIvz7
2021年11月07日 05:02
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