既に日本の風物詩となってしまったハロウィンが終わりました。渋谷にも人出がもどってきていたようだったのですが、それよりも昨夜の京王線内で起きた事件の犯人がハロウィンのコスプレをしていたのが気になります。なんといっても、ハロウィンは黒魔術的雰囲気のある祭りであり、こうしたものが定着するのはやはり良くないのではないか、と考え始めています。
しかし、日本のハロウィンは今ではバレンタインやクリスマスを抜く経済効果になっているようですから、このイベントを日本から去らせるのはもう無理なのかもしれません。ここまで普及したのはイベント起こしと関連商品が絡み合っており、やはりバックに広告代理店がいるのは明白です。そこに、日本人のイベント好きが上手く融合したのだと思います。なんといっても日本人は鎌倉時代の仏像を見ても被り物好きなのが分かりますし、祭りを見てもコスプレが好きなのがよくわかるからです。例えば鎧祭りや時代祭り等々はコスプレでしょう。別にこれは日本人だけの嗜好ではなく、世界中のお祭りにもみられることです。
日本でここまでハロウィンが一般化した要因の一つにはメディアが取り上げてきたもあります。日本のメディアは日本が変わるようなことや日本に悪影響を及ぼすことはどんどん流します。例えば、WHOが自死報道は自粛するよう言っていても確定していない人までもどんどん報道しますし、事故が起きた時には詳細がわからなくても否定的な報道を行います。一方で、大きな事故であっても名前や内容が全然出ないものもあります。こうしたことをよく勘違いして、政府が行っているという人達がいますが、そうではなくそうした報道を選択しているのはメディアがやっていることです。こうした悪質さには枚挙ありません。これは日本人への悪影響を考えてアナウンス効果を見込んでこうした報道を行っているのです。日本ほど報道の自由がありすぎて報道になっていない国もないんじゃないかと思うほどです。
赤木眼鏡@akaglass国境なき記者団が行う「報道の自由度ランキング」では日本は低い順位になりがちですが、国際NGOであるフリーダムハウスの調査によると、2018年の報告ではアジアで一番自由な国と評価されております。なぜ、報道の自由を調査する結果に差が出るのでしょうか。調べてみると面白いかもしれません。
2021年10月30日 01:43
だから、報道しない自由も駆使しています。日本人のためになる事、日本人が本当に知りたいことを報道しない、あるいはきちんと報道しないのです。そうしたメディアがほとんど取り上げないことの一つに日本で大切に伝承してきたお祭りがあります。
11月に入り、ハロウィンが終わったらもうクリスマスと言う人がいます。またネットや雑誌などでもクリスマスが取り上げられ始めています。いえそれを通り越して、おせち料理も随分出回っています。まあ、早めの準備は良いでしょう。
でも、それはまだまだ先!
11月には日本で一番大切なお祭りがあります。
いくら海外の行事・イベントを吸収しても日本人がもっとも大切にしてきたお祭りは食の基本である五穀豊穣の祈願をする春のお祭りと、秋の収穫のお祭りで、今も続けられています。特に秋の収穫祭の代表といえるのが、天皇陛下がお祭りする新嘗祭です。ただし、きちんと教えられていませんから、私も10年ぐらい前までは天皇陛下がお祭りをされていることも、何にも知りませんでした。だからこそ、毎年ここに繰り返しアップするようになっています。
新嘗祭は11月23日に行われるお祭りです。今、その日は勤労感謝の日とされていますが、本来日本で一番大切にされてきた新嘗祭の日です。この日はただ休む休日ではないのです。
まるで仮装するお祭りのようになっていますがハロウィンは本来収穫のお祭りを起源にしています。
古今東西、命の根源である食べ物を収穫したお祭りが行われてきたことは変わらないことです。
日本各地で春に祈願祭があり、秋から冬には収穫祭があります。単純に秋祭りと言われているものも実は収穫のお祭りであったものが多いです。しかし今ではそういうお祭りが消滅してしまったところもあります。
しかし、それでも大丈夫なのです。
なぜかといえば神宮と宮中では国全体に対してこのお祭りを古来から現代に至るまで続けていらっしゃるからです。いえ神宮だけではなく日本各地で地元だけでなく国全体に対しても祈願されている神社が沢山あります。
寒川神社公式チャンネル 2:16頃に新嘗祭が紹介されます
えっ?農業と自分は関係ない?
いえ、どんな人でも食事をせずに生きている人はいません。誰もが食の恵みで生かされていますので、関係ないことなんてないのです。どんなに文明が発達しようと時代が変わろうとも、五穀豊穣は生命に繋がる大切な願いです。
その秋から冬の収穫祭の日本を代表するお祭りが、神嘗祭と新嘗祭です。
神嘗祭は先月17日に神宮で行われました。神宮のお祭りは元々は宮中で行われていたものです。それが伊勢へと別れ、伊勢でも続けてこられました。そして宮中祭祀とは、天孫降臨の時からずっと続けれられてきたお祭りだといいます。もちろん段々と今のような形に整えられていったのでしょうけれども、新嘗祭と神嘗祭は一番大事なお祭りですから、悠久の時代から連綿と続けられてきたことに変わりはないでしょう。天孫降臨の時から続けれてきたということは、いつから始まったかわからないぐらい昔から続けれてきたということを表すのです。そして神話を読めば、天照大神がなさっていたお祭りでもあります。神話は、どれほど昔かわからないほど昔である時代のことを神にたとえられて伝えられた物語ともいいます。それほど昔から続けれて来たお祭りであるということです。
神話とはそういうことです。
つまり新嘗祭は、クリスマスなんかよりもずっと古い伝統のあるお祭りです。クリスマスはキリストの誕生日と冬至の祭りが結びついたものといいますが、どちらにしろキリストが生まれた翌年から西暦は始まったとされますから2020年よりも短いお祭りです。しかし、天皇の歴史は実際に確定できるのは2000年ぐらい前ともいわれますが、その2000年前に突然家系が生まれるなんてことはありません。連綿と口伝により伝えられ来た時代があってそれが神話の時代とされているのですから、2000年以上前のどのぐらい昔から伝えられてきたのかわからないほど昔から伝えられてきたお祭りなのです。なお皇紀でいえば今年は神武天皇ご即位2680年です。
天孫降臨とはそれよりも前のことです。
平成28年(2016年)は神武天皇2600年大祭の年でした。神武天皇がお隠れになられてから2600年という節目の年だったのです。そんな2600年も前に亡くなられた方を偲ぶお祭りをされている国が他にあるでしょうか?ところが、日本人のほとんどはそんなことも知らずに、過ぎてしまっているのです。でも、お祭り好きな日本人、ちゃんと知っていれば日本全国でこの大祭も行われていたと思うのです。
宮中祭祀は途絶えた時期がありました。また伊勢では遷宮が出来ない時期もありました。しかし、それでもお祭りは続けられまた復活してきました。
11月23日の新嘗祭はそういう凄いお祭りなのです。そんな凄いお祭りを見逃していいのでしょうか?
令和元年には新嘗祭ではなく新しく即位された天皇が1回だけ行う一世一代のお祭りである大嘗祭でした。これは皇極天皇の頃から始まったとされていますから、やはり1300年以上の歴史ある行事が行われたのです。つまり私達はこうした歴史の節目に居合わせた幸運な巡り合わせを共有しています。
日本人の主食であり神話にも登場するお米、この御米をはじめとする五穀の収穫を祝わずになにを祝うことがあるのでしょう?現在食は豊かになり、お米以外の料理も沢山食されていますが、その基本にお米があることに変わりありません。豊かさを享受する日本でさえ、一度災害が起きればそんなものが一瞬でなくなることを最近の私達はあいつぐ大きな災害で実感しています。明日は我が身ということもあるやもしれないのです。
もちろん宮中祭祀は厳かなお祭りで、一般には公開されていませんが、そんなお祭りは日本中に沢山あります。しかし、それでも周りは盛り上がっていますよね。それにご近所の神社だったら、誰でも行けます。新嘗祭も本来は盛り上がっていいはずではないですか?(そもそもクリスマスだって本来は厳かなお祭りです。)
日本では広告代理店が中心になって、2月や3月や10月12月と色々と海外のものを持ってきては盛り上げていますが、一年365日祭りのない日はないというその日本の祭りは盛り上げるどころか、その祭りの日にわざわざぶつけて商店街や町や区で新しい祭りを作って、本来の祭りを盛り下げています。
これって元々の地元の小売り店を、つぶしに来る大型店舗に似てますよね。でも、元々は自分達でやっていたお祭りですから、自分達で盛り上げていけばいいのではないか?と考えています。
古来から続くお祭りを守り伝えているところは今もたくさんあります。
でもだからといって、難しいことをする必要はありません。
新嘗祭の日には今も伝統を守り収穫の行事を続けていらっしゃる天皇陛下に感謝すればいいのです。
天皇陛下に感謝することは、天皇陛下がされている宮中祭祀、新嘗祭に感謝することでもあります。
あるいはご近所の神様に感謝するのでもいいと思います。結局、五穀豊穣の感謝は全て繋がっているのですから。
新嘗祭の晩に、日本中が感謝の念に満たされたら、とても穏やかで幸せな夜になるのではないかと思います。
日本を知るようになってから、天皇の祈りについては色々聞くことが増えました。その祈りの力についてです。
五年前、初めて伊勢で神嘗祭の行事、初穂曳きに参加させていただき、外宮、内宮両方の御垣内参拝をし、翌朝には、神嘗祭の最中の外宮に早朝参拝を致しました。その時不思議な体験をして、祭りという特別な時間の時の不思議さを味わいました。これは以前、神在り祭で出雲で体験した不思議さとも通じました。神社に興味を持ってから、祈りの力を体験する機会が何回かありました。
祈りには深い力があるのだと本当に思います。
日本は天皇の祈りに守られている、といいます。私達日本人は幸せです。
そんな天皇陛下がお祈り下さる日に感謝しないで、何に感謝できるのでしょうか?
そうして感謝した後にいただく新米は美味しいです。
このお祭りまでは新米を我慢するというのも、実は食の維持のために重要なことだったんではないかと考えるようになっています。
日本には解禁とされる時がいくつもあります。これは禁止の時期もあるからですが、なぜ禁止の時期があるかといえば乱獲をすれば命が途絶える危険性があるからです。そしてそれは農業にもいえます。採れたものを全て食べてしまったら翌年新しく植えることもできません。どんな飢饉の時も種籾だけは死守したと伝わるのは、それがなくなったら翌年からはさらにきつくなるのがわかっていたからです。
飽食の時代、そういう危機を感じることが少なくなった現代人。せめて新嘗祭が終わるまでは新米を我慢してはどうかと思うのです。
新嘗祭が終わるのは23日の日が変わる24日の1時を過ぎてしまうといいます。(上皇陛下がお年を召されてから、平成の最後の方は御健康の関係で儀式が簡略化されていました)
ということは通常であれば新米の解禁は24日の2時。
真夜中ですから、通常は新米を食べるのは早くても朝ごはんとなります。
炊き立ての新米は美味しいです。
でも新米のお祝いをするなら夜ご飯からでしょうか。
やはり新米を味わうならシンプルな食べ方がいいですよね?
おかずはシンプルにご飯と一緒に合わせられる食べ物。
そういうおかずを沢山そろえて、美味しいお米をいただく。
お酒はもちろん、酒。酒と言えば日本酒です。
これぞまさしく、日本に生まれた幸せです。
えっ?地味?
いやいやこういう平凡な幸せが一番の幸せです。
こういうことって、若いうちはわからないかもしれません。しかし、それを見せるのも大人の役目ではないかと思います。若い人も、年月を経て、いつかきっと分かる日がやってきます。
そしてかぼちゃは、せっかくだから冬至にホクホクと頂きたいものだと思います。
定番の歌\(^o^)/↓
メディアが機能していなくても、ちゃんと見ればこうしてわかる人もいます。多くの人にわかってきているのではないか?と思うのです。
志茂田景樹@kagekineko#三浦春馬伝説の作られ方 #三浦春馬生存説が導くもの 伝説は独り歩きしながら浄化し深化していく 生存説が取り沙汰されている三浦春馬さんの場合も やがてフアンが心の中に生かし続けることで伝説が立ち上がり その中で蘇るだろう https://t.co/WKYQ6TBvzM
2021年10月30日 18:29
こうしたことはもっと、もっと報道していいのではないか?なぜ今も拉致被害者、特定失踪者が日本に帰ってこられないのか?
根戸ウヨ子🇯🇵【公式】@neto_uyoko横田哲也さんは未だになべ料理が食べられないそうです。 楽しかった頃を思い出してしまうのでしょう。 この冬こそ、家族そろっておナベを食べて欲しいです! #拉致被害者全員奪還 #特定失踪者全員奪還 https://t.co/7QEoMgw0AH
2021年10月31日 20:55
シネ・ウインド_火曜定休@cine_wind【11月の上映作品】 『TOVE トーベ』 『全員切腹』 『森の学校』 『奈緒子』 『ケリー・ライカート特集』 『MINAMATA ミナマタ』 『阿賀に生きる』 『公害とたたかう 新潟水俣病』 『とむらい師たち』 『クー!キン… https://t.co/Ro2mu9j66l
2021年10月30日 09:17
署名の第一次は終了していますが、二次募集もあるかと思うのでそれまでリンク貼ります↓
おまけ↓寒い時期だけど、今日も頑張ろう\(^o^)/
※初めて聞く人は音は小さめにして聞いた方がいいですw
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