今月の23日は天長節(天皇陛下のお誕生日)があります。そして1ヶ月後はお正月です。

私達は普段はなかなか天皇陛下の前に行くことはできませんが、誰でも天皇陛下の前に行くことのできる機会のあるのが一般参賀です。

 

一般参賀は、年に二回あります。天長節、天皇陛下の誕生日と、新年二日の日です。

 

天長節には午前中三回(午後は記帳のみ)、新年は午前と午後合わせて五回のお出ましがあります。


近年は佳子内親王殿下の人気もあり物凄い混雑となっています。また、今年は陛下のご譲位の日程が決まりましたのでさらに混雑が予想されます。

 

しかし、一昨年友人が初めての一般参賀を経験して感激し、去年も一緒に参列しています。体験されたことのない方には、ぜひその一時を味わってほしいと思います。

 

 

このような機会は他にありませんから、一般参賀へ参りませんか?

 

 

今年の天長節は週末となっていますので、遠方からでも参列しやすいかと思います。ぜひ多くの方々に天長節かお正月、一般参賀へ参列してほしいと思います。

 

一般参賀の後なぜ靖国なのか

 

 


ここ数年、両方に参列してきて気づいたことがありますのでそれをあげたいと思います。
 



1.今上陛下はご多忙です
天皇陛下、御皇室の方々はご多忙な中、お出ましを頂いています。ご公務がある中、その合間に休みなくお出まし頂けるのはとても有難いことです。お喋りされている人の中になぜこんなに待たせるの?などと勝手なことを言う方が毎回いますが、お忙しい中お出まし頂いているのであって、待つのが嫌でしたらどうぞ帰って下さいと私は言いたいところです。ご高齢の陛下が何度もお出ましされて、お言葉を頂けるのは大御心の体現を目の当たりにできるとても有難い機会です。

 

 

 

 


2.撮影会ではありません
お出ましは参列者にお姿を見せていただいているわけで撮影会ではありません。ところがずっと撮り続けている方が多くいます。そうすると、後ろにいる人達はお出ましを拝見できません。私などは背が低いのでそういう人がいたらもうアウトです。撮影禁止とは言われていませんから皆さんバチバチ撮っていて、中には動画なのかずっと手を上げっぱなしの人もいます。
お出ましの時には小さい旗が振られますが、それを邪魔と手でどけたり、撮影できなくて許せないと好き勝手な言動をされている方も見受けられますが、撮影できるのはあくまでもおまけであって、撮影会ではないという自覚が参列者に必要だと思います。
どうしても長く撮影したいのであれば、マスメディア同様一番後ろで高く固定していいものを撮ってください。

なお、お出ましの時に振られる旗は、陛下の御言葉の時には皆さん下げられますので、旗で拝見できないとあせらずに、旗や手を振りましょう。

3.御言葉は静かに拝聴
御言葉を頂いている時におしゃべりしている人達が多くいます。あまりにも酷い人達がすぐ側にいる場合は「お静かに」と言ってしまいます。ご家庭でテレビを見ているわけではなく、わざわざ一般参賀に参列していて陛下の御言葉を生で直に拝聴できる機会なのにもったいないことです。ご自分は良くても周りの人々のその機会を奪うことにもなりますのでおしゃべりは止めて下さい。

4.勝手なお喋りはつつしむ
一般参賀は待ち時間があるものですから他人同士でもおしゃべりになる場合があります。一期一会でのおしゃべりなんてこともある機会です。しかし沢山の人達が周りにいる中でお喋りをしていると周りの方々は皆それを聞かされることになります。しかし、そういう場所でも勝手な物言いをされる方々が意外にも多いんですね。私は一般参賀に来られるような方々は天皇陛下への崇敬の篤い方々だと思っていたのですが、そうでもないようで聞いていて不愉快となります。篤い思いで参列している方々がもちろん多いわけですから毒するのはやめてほしいものです。私はあまりにも酷いことを言っている人がいたら一言で訂正する機会を伺って制するようにしています。他の方々の邪魔にならないように。


5.警護の邪魔をしない
参列者の中には参列者側を向いて警護の警察官がいます。警護のためにいるのです。ところがある一般参賀の時に目の前にいる警察官にずっと話しかけているおじさんがいました。これは絶対にダメです。なぜ参列者の中に警察官がいるのかといえば参賀の人々の中に怪しい人が紛れていないか確認の任務をしているのです。話しかけるということはその任務の邪魔をするということです。警察官も目の前にいるおじさんを完全に無視するわけにもいかず最初はにこやかだったのに最後は顔がこわばっていました。世界中でテロが吹き荒れ、日本でも靖国神社でテロ未遂が起きたり、最近では不審船が多数現れ日本に上陸している人達が多いとも言われています。日本のマスメディアはおかしいのでテロと報道していませんが、近年明らかなテロ事件が何度も起きており日本もテロと無縁ではありません。そうしたテロを防ぐためにも一般参賀の警護は厳重にならざるを得ません。絶対に警護の邪魔はしないでください。

 

6.日の丸の旗を棄てない
一般参賀の時には道で日の丸の旗を配っている方々がいます。帰りには回収もしていますので、道に捨てたりしないでください。お出ましの後、日の丸が落ちているのを見ると悲しくなります。私は拾えるものは拾って、帰りの日ノ丸の旗の回収の方々に渡していますが、なにしろ大勢で移動していますので通り道のものしか拾えません。日ノ丸ですから落とさないようお願いいたします。

 

 

7.着帽→脱帽
寒い時期ですから帽子を被られている方が多いのですがお出ましの直前になったら脱帽しましょう。最低限の礼儀です。外国の方も最近は多く参列していますが、脱帽していない人が多くいるのは毎回恥ずかしいです。私は周りの人には言っちゃってますが、多すぎてビックリ、行き届きません。
私は最初から帽子は被って行かないことにしています。とくにつばのある帽子は後ろの方が拝見しずらくなってしまいます。

 

 

 

 

なお、日の丸の旗についてですが、沿道でもらう旗はみなさん邪魔にならないよう丸められ丸み癖がつく上に、紙でもあることから振られることで破れやすいという難点があります。そうしたことから、私は日ノ丸ハンカチを経て、日の丸扇子に落ち着きました。これは振りやすいですし携帯しやすくてお薦めです。私の扇子は靖国神社で購入したものです。

 

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以上、参考にしていただければ幸いです。

 

 

 

2017年 新年一般参賀で考えさせられたこと

平成28年天長節一般参賀参列

 

すめらぎいやさか

一般参賀での陛下の御言葉

世界の平安

一般参賀を終えて

完全に晴天の新年の一般参賀

emperor's weather &吉兆

一般参賀に参列して

台湾人ツアーが頑張っていた天長節の一般参賀

我が国と世界の人々の平安を祈ります