公認会計士論文式試験答案の備忘録&補習所講義・考査の記録 -14ページ目

合格体験記

以前に、「勉強法を教えて下さい」というコメントを頂戴していたのですが、


このたびアクセルHPに私が執筆した合格体験記が掲載される事となりました。




勉強方法など、ある程度詳細に記載していますので、


ご関心のある方は宜しければご覧になってください。




合格体験記に記載した内容で、ご不明な点や、ご質問など


ございましたら、このブログにコメントやメッセージという形で


寄せていただければ、なるべく頑張って返信したいと思います。




http://www.e-axl.com/article/13855362.html




尚、今後このブログは、合格体験記に書ききれなかった内容や、


補習所の講義の様子などをつづっていくブログにしていきたいと思っています。

成績通知詳細(企業法・経営学)

企業法 56.25(29-27.25)856位




企業法は正直平均を割ったと思っていただけに、この結果は意外でした。

第一問では問1で結論を合わせたものの、森村先生の解説を見ると

書くべきポイント、趣旨はかなりずれてしまっていたような気がします。

問2では、スペースが足りなかったのと書き慣れていたこともあり、追認否定説で

書いたのが正解だったようです。

追認肯定説で書いてはいけないということはないようですが、完璧に論証するには

スペースが足りないようですね。




企業法は、論点ごとに様々な学説があり、

どれを取捨選択するかが難しいところだと思います。

集められる限り、情報を集めて最終的に通説を中心に自分の言葉で書くと

良いのかもしれません。




第二問は本当に不味いと思っていたのですが、54.5相当と意外な高得点でした。

やはり、予備校で扱っていない論点型の問題は私だけでなく、誰しもが答案作成に

苦慮したのだと思います。

その中でも、時間内でコツコツと丹念に条文を拾って、少しの趣旨を交えて

書けば恐らく足切りにはならないと思います。

この点で短答知識は重要ですね。短答学習時に条文を引いておく意義も

ここにあると思います。




これは企業法に限ったことではないかもしれませんが、論文式試験では

ある程度社会人は有利だと思います。というのが、仕事で毎日のように

様々な人にお見せするメールを書いたり、プレゼン資料を作ったり、

レポートを書いたりしますよね。特にお客様向けの文書を作成する時には

「誰が見ても一目で分かる文書」を作成するように頑張って作成すると思います。




この、「誰が見ても一目で分かる文書」を論理的に展開できて、

そこに企業法の知識を味付けする事により、非常に読みやすい答案になるのではないかと思います。

論文答練や本試験でもし点が伸びずに悩んでいる方がいらしたら、一旦頭をクリアにして

素人になったつもりで答案を読み返してみると良いかも知れないです。




経営学 64.05(34.55-29.5)100位

短答前には数回講義を視聴していただけのこの科目を、無謀にも戦略科目に

位置づけたのですが、結果的には最高得点比率で、もう少しで2桁順位に入れるという

結果を残す事が出来ました。




恐らくですが、グレー用語(企業風土、社内ベンチャーなど)のうち

大半が正解となったのだと思います。

予備校の解説VTRを見ての予測ですが、

ブランド拡張=○ 慣習=× EDLP=○ リベート=○ 需要の価格弾力性=○

企業風土=○ コンティンジェンシー=○ 組織の硬直化=×? 合併と買収=○ 社内ベンチャー=○?

このような感じで素点40点くらいだったのではないかと思います。




ファイナンスは、5月短答組である私には財務分析でかなりアドバンテージが

あったと思っています。

ぽろぽろミスはありましたが、結果は十分すぎるくらいの得点比率を獲得でき、

嬉しく思っています。

短期間でファイナンスが出来るようになったのは本当に柳瀬先生の答練と講義のおかげです。

数学があまり得意でなく、微分積分が出来ない私が、答練でも本試験でもそれなりの

点数を取れるようになったのはわかりやすい解説あってのことです。

ただ、やはり経営管理論は小規模校ですリスクが高いため、何らかのリスクヘッジは

必要になるのではないかと思います。




経営学のこの得点は、「三十路からの公認会計士登録記録」ブログを参考にさせていただいた部分も

非常に大きかったです。この場をお借りして御礼を申しあげたいと思います。




そして、得意科目がない場合、選択科目は多くの方が書かれているように

経営学が絶対にお勧めです。

短期間の学習でも、やり方次第で十分にアドバンテージが取れると思います。




成績通知詳細(会計学)

会計学56.13(34.8-28.95-26.4-39.45-38.8)771位





管理会計論は、第二問も含めて予想をはるかに上回る高得点を得る事が出来ました。


第1問は、問題の取捨選択が上手く行ったと思います。


計算量の多い工程別を途中から捨て、解き易そうなABC(CVP)を2箇所を除いて


計算問題をバッチリ拾えたのが高得点に繋がったと思います。





第2問は長期意思決定で減価償却と問3初年度以外の計算を間違えたので、


平均を割ると思いましたが修正後得点比率では57.9換算と得点源になっていました。


原価企画の計算を最後まであきらめず拾えたことと、恐らく減価償却の箇所に


多めに配点が振られていたのではないかと思います。





全体を通じて、今回の管理会計は計算も上述のように取るところを取れたのですが、


理論の出来が良かったのだと思います。


短答後は計算については本当に力を維持する最低限の確認程度しか勉強せず、


その分、小林先生に頂いた理論集を徹底して回しました。


その理論集どおりに書いた結果がこの得点です。


レックの池辺先生も素晴らしい先生と伺いますし、実際短答の時には一問一答で


お世話になりましたが、トータルバランスで小林先生は本当に素晴らしいと思います。


この先生に入門から管理会計を教わっていたので、簿記1級、短答、論文と全て


合格できたといっても言い過ぎではないと思います。





簿記、財表は全科目の中で最も低い得点比率でしたが、ボーダーはクリアすることができました。


(換算後得点比率52.325 ※もし誤っていたらご指摘ください)


まず、第3問は平均を割りましたが、恐らく簿記が0点ですので止むを得ないと思います。


退職給付の理論も最初の問題と2問目はあまり上手に書けなかったのですが、3問目は


思い起こすとキーワードに触れながら論述できていたように思います。この問題で多少救われました。


第4問は十分な成績といって良いと思います。後入先出を野坂先生がズバリ予想されていたことが


大きかったです。比較的、アクセル生には全般的に書きやすい問題が多かったように思います。


第5問は、アクセルホームページで野坂先生も指摘されていましたが、私は殆どの問題を


投資の精算、再投資で書きました。こんなに一本調子で書いてしまって良いのだろうか、


と思いましたが、結果は問題4には劣るものの、これも予想を上回る得点を獲得できました。





財表では基準集はごく僅かしか使いませんでしたが、簿記壊滅状態でこの得点を取れたということは、


あまり基準集の文言に忠実でなくとも良いのかな、と思いました。





論文と短答は問題の質なども含めて、全く別物の試験だと思うのですが、管理で助けられ、財務会計は


ボーダー少し上という同じ得点比率になったのはやはり得意・不得意が表れるものだということを実感しました。