もしも、宇宙人が人類のお金(かね)を受け取ったら、どう言うか | 佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

佐藤 政則「不易流行 -日本再生に向けて-」

変わらぬ理念の実現を目指し、しくみを修正する。
実態に合わなくなった諸制度を見直し、日本国を良くすることを目指す、政治ブログです。

 人類よりも、はるかに知能が高く、人類では太刀打ちできないほどの攻撃能力を有する知的生命体、もしくは、そういう知的生命体の指揮命令下にある者が、地球に飛来してきてたと、仮定してください。平たく言えば、まあ、宇宙人がやって来たと、仮定してください(人類も、「宇宙に存在する人」という意味では、宇宙人ですが)。

 

 その宇宙人、もしくは、その宇宙人の指揮命令下にあるロボットが、人類に対して、「地球にある原油を採掘するために飛来した。採掘の妨害をすれば、容赦無く攻撃する」と警告し、人類が、「後生だから、原油を残していってください。お金(かね)なら、いくらでも払いますので」と伝えたと、想像してください。人類よりも知能が高い宇宙人、もしくは、そのロボットは、どのように応じるでしょうか。

 

 「おいおい、人類よ。ふざけるのは、大概にしろよ。お前達がお金(かね)と呼んでいるものは、お前達が使っている数字や文字と同じで、100パーセント、お前達の頭の中の産物(fiction)だよ。金(きん)とも交換できないそうじゃないか(ニクソン・ショックNixon Shock)。そんなものを、我々が受け取って、何の意味があるんだよ。我々よりも下等な人類同士で、分業を円滑に行うために、お金(かね)の数値をやりとりしていて、お前達は、テレパシーも使えないし、高度な認証システムも持っていないから、わざわざ、数値を記載した紙や金属片をやりとりしたり、法律に基づく営業免許を持つ銀行で開設してもらった銀行口座の残高の数値を、やりとりしてるんだろ。お金(かね)自体が富だと思っているんだったら、大間違いだよ。お金(かね)自体、そして、管理通貨制度(日銀法46条2項)は、万物への感謝の気持ち、周りの者への奉仕の気持ちを、あまり持たない利己主義者の考え出した概念、そして、制度に過ぎないんだよ」

 

 人類よりも知能が高い宇宙人の返しは、まあ、こんなところでしょうか。現在の僕は、お金に対し、どちらかと言うと淡白なほうで、3年前の夏、「供託金300万円が没収されても構わない。没収されても、どぶに落として失くす訳ではなく、我が祖国日本の国庫に納入されるのだから、それだけ分、納税するのと、大して変わらない。まだ、体と頭が動く今、どうしても、被選挙権を行使しておきたい」と思って、参院選で立候補致しました。

現在の僕は、なぜ、お金に対し、どちらかと言うと淡白なほうなのか。その説明をしたくて、宇宙人云々などと、仮定の話を長々と書かせていただきました。

 

 通常国会の会期の延長(国会法12条2項)も衆議院の解散(憲法7条)もなければ、来月7月4日(木)に公示、7月21日(日)に投開票される第25回参議院議員通常選挙(公選法32条2項)。今回は、僕の自宅から通える範囲に支持できる立候補者が居られれば、ポスター貼りでも何でも、お手伝いをさせていただこうと思っています。定数4名の神奈川県、定数6名の東京都。何名の方が、実際に立候補されるのでしょうか。

 

 

神奈川県横須賀市にて

佐藤 政則

 

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