ご訪問ありがとうございます
フコキサンチン(Fx)は
昆布やワカメなどの褐藻類にふくまれていて
様々な大腸がん(CRC)動物モデルで
強力な抗がん作用を示すとされ
研究が進められています。
北海道医療大学は
S状結腸がん患者由来のがん組織を移植したPDXマウス(CRC-PDX)を用いて
Fxの抗がん作用を検討。
その結果、 CRC-PDXマウスにFxを投与すると
腫瘍の増殖が有意に抑制され(コントール群の腫瘍に対して0.6倍)、分化誘導傾向が見られた。
分析によると
Fxの投与によって
Fxの代謝物がPDXマウスの腫瘍組織に直接作用して
腫瘍増殖抑制を引き起こした可能性が考えられたのだそう。
食品由来のフコキサンチンが
将来的に、ヒトで腫瘍の増殖抑制に
用いられるようになるかもしれませんね。
詳しくはこちら。