南米・鳥獣虫魚・探遊 -50ページ目

ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その7

世界中に話題を振りまいていたBRワールド・カップもいよいよ終わるね。4年に一回、超荒稼ぎができるFIFAさん、儲けましたか? ブラジルのメンバーは、しばらくどっかで隠れてないと殴られるよ(笑)。美女サポーターも調子こいていたね。特にベルギーの17歳のアシェーリ(アクセル)ちゃんのロレアル・ド・パリス突然契約⇒突然解除の問題が騒いでいたっけ。オレが勘ぐるに、これは野生獣ハンティングがホントの理由じゃあないかも? オレの知ってるその業界って、「モデルにしてやるから、ヤラせろ!」、ってスケベおっさんが野生獣の腐肉に沸いたウジみたいにウジャウジャいるんだよ(笑)。そっちが原因じゃあないの?



アシェーリちゃん


プラチナロイヤルプレコ


アラグァイア・トカンチンス水系と西隣の大型支流シングー水系は、かなり似てる魚種が多い。前者にスカーレットトリムプレコ、後者にウルトラスカーレットトリムプレコの他にたくさんの例を挙げることができる。その理由は、過去に河川争奪(分からなかったら地理用語で調べてちょうだい)があって共通の先祖が両河川に入ったかして、それが分化したからに違いない。



シングー河水系


アラグァイア・トカンチンス水系にオレンジやグリーンのロイヤルがいるんだから、シングーにもいるに違いないよ、って予見はあった。その通りに採集できたのは、プラチナロイヤルプレコ。この和名も魔人Mが考えた。



プラチナロイヤルプレコ


当時のオレはシングーのプレコにかなりのサイコ・パワーを注ぎ込んでいた。アルタミラ駐在コマンドとしてMAT鬼軍曹を送り込んでもいたくらいだ。気合の入った鬼軍曹はホントの陸上自衛隊出身ジャポン・サピーおじさんだけど、あまりポルトガル語が達者と言えなかった。それで面白い逸話がたくさんある。

アルタミラ駐在の時期にワールドカップがあって、南米チリ戦をTV観戦中にゴールが決まった。軍曹が大声で、シリー! って叫んだ。そのとたんブラジル人全員がドッと大笑い。女の子は顔を赤らめた。おいおい、チリ国はシーリって発音しなきゃヤバいっすよ。シリーって発音では、女性ゲニタリウムべろべろのブラジル隠語になっちまうぜ(大笑)。

軍曹は、プラチナロイヤルの現地名を、ボイ・デ・ボッタス(boi de botas)=「長靴をはいた牛」と呼んでベレンに送ってきたけど、それってボッタ・デ・ボイ(bota de boi)=「牛の長靴」の勘違いじゃないの? ところが、こっちはオレの早計だったのかも知れない。ヨーロッパ民話に「長靴をはいた猫」ってのがあるけど、ブラジルにも「長靴をはいた牛」って民間伝承があることを後日知ったのである。



シングー河の景観


プラチナロイヤルの特徴は、まずかなり白っぽい体色。ラインの淡い部分がかなり太いこと。学名は、とりあえずグリーンやオレンジのロイヤルと同じに Panaque cf. armbrusteri あるいは、 Panaque aff. armbrusteri としておこう。たぶん後者のほうが正解で、 Panaque armbrusteri として記載されたプレコとは、板状の口の部分のサイズがかなり違うみたいだ。



プラチナロイヤル博物画


それでは、新作のイクチオロジカル・アート・イラストを紹介しよう。写真2Lのサイズで描いた。額の部分は、PC合成イメージである。


続く


2014年10月~11月AMATチーム隊員募集!

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グランデ・オガワとアマゾンの猛魚を釣ろう!

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シングー・クラフト

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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その6

オレンジロイヤルプレコ


トカンチンスの大きな支流にアラグァイア河がある。実は流程はトカンチンスよりも少し長いので、ブラジル国土地理院では、アラグァイア・トカンチンス水系と表記している。両者ともブラジル高原に源を発している。



アラグァイア・トカンチンス水系


トカンチンス河とアラグァイア河は、そのシチュエーションがかなり違う。前者の流程には岩場の多い斜面が点在し、しばしば急流環境もある。後者では、湿地帯の部分(バナナル島周辺)が広く、ゆったりした流れが卓越する。前者はより澄水で、後者は少しの泥濁りが入る。おそらくPHなんかも違うと思う。増水のピーク時期も後者のほうが遅い(湿地で水が停滞するから)。そんな環境の違いで、同じ先祖を持つ魚種でも2つの河川で変異を見せるものがいる。ロイヤルプレコもその一つである。



オレンジロイヤルプレコ


アラグァイア河のバナナル島付近は、けっこう熱帯魚グループやフィッシングで入っている。一昨年のTV撮影、タレント照英さんにピラルクを釣ってもらったのもここだった。ロケでベースに使ったロッジは、クリスタリーノ川って支流の畔である。

以前のこと、このクリスタリーノ川でプレコ採集をやったことがある。水の色は、まあまあ澄んでいる。まず水中メガネで潜る。岸辺にある水中の枯れ木を探る。プレコ類は、そういうストラクチャーに好んで居つくからである。おぉ、いたぞ! 全長15cmくらいのロイヤルプレコだ。ここではまだオレのゴッド・ハンドは使わない。「神業は、確実に仕留めることだと見つけたり」、だもんね。

メンバーと協力して、投網をポイントに被せる。そして枯れ枝を揺する、ゆする。ダッシュして飛びだしたロイヤルが網に絡まる。それをゴッド・ハンドでギュっとわし掴み。オレンジロイヤルプレコだ。この和名も魔人Mが考えた。



クリスタリーノ川の景観


オレンジロイヤルプレコの特徴は、まずやや朱色っぽい体色。ラインの淡い部分がかなり細いこと。そのためにラインの数が多い。学名は、とりあえずグリーンロイヤルと同じに Panaque cf. armbrusteri あるいは、 Panaque aff. armbrusteri としておこう。おそらく後者が正解だろう。



オレンジロイヤル博物画


それでは、新作のイクチオロジカル・アート・イラストを紹介しよう。写真2Lのサイズで描いた。額の部分は、PC合成イメージである。


続く


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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その5

★ 旅行から戻ってきました。ピラルク・フィッシングだったんですが、後日に報告いたします。


グリーンロイヤルプレコ


ブームが大発展したメソプレコゾイック、ブラジル高原斜面でオレが採集し、極東島にリリースしたロイヤルプレコの各論に入ろう。まず、グリーンロイヤルプレコである。ブラジル高原斜面の河川にロイヤルがいたことが証明できてウレシかった種類である。和名は、魔人Mが考えた。採集ポイントは、マラニョン州インペラトリス市から南下したラジェアーダ付近のトカンチンス河。某日、魔人Mとオレはヴァリグ航空737機でベレンからインペラトリスに飛んだ。2日~3日ほど採集をやって、ふたたびインペラトリスからベレンに戻った。



グリーンロイヤル


帰路のヴァリグ機中、なんだか雰囲気が変だ。多くの乗客がしくしく泣いている? なんだ、なんだ? 往路に二人が乗ったヴァリグ機がオレたちが降りた直後に行方不明になったのだという。帰路便の乗客の多くが、その家族だったのである。ベレンに戻ってからのニュースで知ったんだけど、ヴァリグ機はアマゾン奥地の密林に不時着していた。あのとき、そのまま乗っていたら…… 魔人Mと顔を見合わせた。まるで小説みたいだけど、マジに事実である。魔人は、そのときのチケットを記念(?)にまだ持っているという。けっこう死んだけど、まあまあの乗客数が助かったので、始めころのニュースでは機長を英雄っぽく扱っていた。しかし、新しい計器の使い方を間違えたことが判明して一転して罪人になった。ホントは操縦席でスチュワーデスとクチャクチャ遊びをしていたんだ、という憶測もあった(笑)。



トカンチンス河の景観


グリーンロイヤルの特徴は、まずやや緑っぽい体色。ラインの淡い部分が中庸~太めなこと。その後、インペラトリスよりずっと上流のゴイアス州トカンチンス河でも同系統を採集したけど、そいつは更にライン淡色部分が太かった。学名は、とりあえず Panaque cf. armbrusteri あるいは、 Panaque aff. armbrusteri としておこう。おそらく後者が正解だろう。属名と種小名の間にある、cf. はコンファー(confer)の略で、おそらくこの種名で合ってるんじゃないか、という意味。aff. はアフィニティー(affinity)の略で、この種に似てるけど、おそらく違うという意味。分類の表記では、属名や種小名と違ってcf. aff. はイタリックにしないのがお決まりである。



グリーンロイヤル博物画


それでは、新作のイクチオロジカル・アート・イラストを紹介しよう。写真2Lのサイズで描いた。額の部分は、PC合成イメージである。


続く


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2014年8月のシングー・チーム募集

急遽、8月のシングー・フィッシング・チーム案が浮上しました。下記の日程です。



シングーのカショーロ・フィッシング


21日(木):アルタミラ空港着、桟橋からボートで遡上、タタクアラ付近にキャンプ設営、午後フィッシング、キャンプ泊

22日(金):フィッシング、キャンプ泊

23日(土):フィッシング、キャンプ泊

24日(日):フィッシング、キャンプ泊

25日(月):フィッシング、キャンプ泊

26日(火):早朝フィッシング後、キャンプ撤収しアルタミラ戻り、アルタミラ発


キャンプ予定地は、支流イリリ川の上手、カマリオン滝の下手のタタクアラというところです。



タタクアラ・キャンプ風景


もう余り時間がありません。現在参加希望者が1名。興味のあるかたは下アドレスにメールください。

ただし(笑)、明日から一週間ほど旅行しますので、私の返事がちょっと遅れるかも知れません(汗)。旅行中にネット使えたら返信します。★を@に変えて送信ください。

grogbr2008★yahoo.co.jp


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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その4

お知らせから入る。怪魚狩人の武ちゃんに送ったスカルが無事に彼に到着しブログで紹介してくれた。ありあとあんした。


「世界怪魚紀行」ブログ

http://wind.ap.teacup.com/fishing/


ロイヤルプレコとは?・その2


ロイヤルプレコ類は、パナケ(Panaque spp.)という属に分類されている。ジャポンの雑誌やネット表記では、パナクエになってるけど。ラテン系のquequi の真中にある u は、黙字といって発音しないのが決まりに決まっている。だから、「ケ」「キ」と発音して、「クエ」「クイ」にはならないのよ。u を発音するためには cue, cui とつづるんだ。まあ二重母音や二重子音などない極東サピーの国では、その意味すら判ってもらえないかもね(笑)。



プレコ採集風景


メソ期間中、オレはブラジルで4タイプのロイヤルプレコをやっつけてしまった。そして、アンデス斜面のヤツらとは別種の可能性が高いことを感じとった。4つについては、後節で個別に記すこととする。さてパナケ属には、日本人の学術研究家がいる。その世界では、知られたH.N氏である。


H.N氏のブログ

http://ameblo.jp/panaqs/page-17.html


マナウスで魚類学会があったとき、H.N氏が研究を発表した。氏からぜひ会いたいとメールがきたので会った。「発表した研究は何なの?」、って聞いたら、「パナクエ属のナントカ骨によるカントカな成長ナントカ……(よく覚えてない・笑)」、と答えてくれた。オレのヤらしい質問が続く。「ブラジル産のパナケ類は、アンデス斜面モノと別種で未記載だと思うんだけど、学名もついてないヤツのバイオを研究してていいの?」 H.Nくんにまったく他意なんか持ってないんだけど、市井の博物学者である怪人は、「動物学の基本は分類」、という信念があるんで聞いてしまった(笑)。



ロイヤルプレコ類のマウス


H.Nくんは、ロイヤルプレコ類(英語で、wood-eating plecs と記すこともある)の歯が朽木食いに適応してることを教えてくれた。採集したパナケを発泡スチロール箱に入れて1時間も放置しておくと、内面をゴリゴリと擦って、蓋を開けるとスチロールの多量砕片がプカプカ水に浮いている状態になるのはオレもよく実感してる。さて2011年、『Revision of Panaque, with Descriptions of Three New Species from the Amazon Basin (Siluriformes, Loricariidae)』、という論文が、Nathan Lujanら3人によって発表された。ようやっと、という感じでブラジル高原斜面河川のロイヤルが1種だけ記載されてくれた。


続く


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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その3

昨日は騒がしかったなぁ…… でもブラジル勝ったね!


ロイヤルプレコとは?・その1


プレコが雑巾夫の暗い時代(プレ・パレオ期)だったころから、一つだけ例外的に明るい注目を得ていた種類がいた。コロンビア産のロイヤルプレコ(ニグロリネアータス)である。体高があって、粋なライン模様のあるヤツだった。オレが熱帯魚輸出を始めたころ、「ロイヤルプレコは、送れませんか?」、という打診も幾度かあった。



コロンビアのロイヤル


プレコ・ブームの爆発だったメソ期の始めころ、オレは一つのオペ案をつくった。魔人Mが巨大ナマズ、アラグァイア河のピライーバの紹介をアクアライフ誌に書いたときの記事に、まったくさりげなく、『ピライーバが食っていた胃の内容物』という小さな白黒写真(だったと思う)が載っていた。その写真の片隅に、ロイヤルプレコらしい魚が写っていたのを慧眼なオレさまが見逃すはずがない(笑)。ロイヤルは、アンデス斜面だけでなくブラジル高原から流下する河川にもいることが信じられた。こいつを採ってやろう。



ペルーのロイヤルプレコ


ずっと後日のことなんだけど、アンデス斜面のロイヤルもゴッド・ハンドで捕まえたことがある。場所は、ペルー・アンデス斜面の麓であるタラポート(タラポト)からワジャガ川を遡ったところにあるファンフイ付近の清流だった。流れが強めのところにある枯れた沈木がポイントと見てとったオレは、まずそれに投網を投じて被せた。そして棒を使って沈木をバタバタどやす。驚いて逃げ泳ぎだしたプレコが網に絡まるというオレにはオーソドックスな手法だった。実はコロンビア産ロイヤルを写真でしか観たことがないんで、ペルー産との比較論はここでやんない。



ましなほうのペルー・ギャル


関係ないけど、ブス大国ペルーにあってタラポートには美人が多い(たいしたことないけど・笑)と言われている。理由は、ここが昔コカインの生産地だったことにあるらしい。コロンビア・カルテルの危ないヤツらがたくさんたくさんいたから、愛人をたくさんたくさん移入した。その末裔だって。



タラポート産コーヒー


フジモリがタラポートのコカイン畑を焼き払ってコーヒーを植えたんで危ないヤツらは滅びた。ここのコーヒーは美味しい。オレもオロ・ヴェルデ銘柄が好きだった。


続く


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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その2

プレコストムス・ヒストリー・その2


お話しの続きだ。昨日は、極東のブームが盛り上がりを見せたパレオ期(古期)を紹介した。それに続くメソ期(中期)は、爆発的なプレコのブームが熱帯魚界で起こった。80年代の終わりごろから90年代始めである。このメソ期のちょっと前、オレはアマゾン熱帯魚輸出の先駆者である高瀬氏(既に故人だったけど)デポを訪問した。そこでちょっと変わったプレコを観た。子息であるレナット・タカセ氏(彼も故人になった)に、眼の澄んだオレは、「どこで採集されたんですか?」、と真面目に聞いた。氏はちょっと考えてからニヤっと笑い、シングーだよと言った。これは、この業界でオーソドックスなフカシ(笑)だった。しかし、素直な怪人はシングーの探索を心に決めたのである。



インペリアルゼブラプレコ


そしてシングー河、トカンチンス河へたて続けに奥地探検を遂行した。これがホントにスゴかった。さまざまな美麗プレコをゲットできたのである。だもんで、レナット・タカセ氏には、「ウソついてもらって、ありがとうございました……」、と感謝している(笑)。つぎつぎに極東に入荷した新プレコに業界では、「オガワが潜ると手に新種がいる……」、というゴッド・ハンド伝説ができた(笑)。魔人Mとの共同作品インペリアルゼブラプレコ(1987年)が現れて、ブームが大炸裂した。



ウルトラスカーレットトリム


プレコは、美麗だけではなく迫力もある魅力的な魚という認識も成立した。強烈なトゲトゲのあるスカーレットトリム、ウルトラスカーレットトリムたちをオレたちがリリースした所産である。



ゴールドエッジマグナム


大型の美形も現れた。シングーやトカンチンスのマグナム系も素晴らしかった。副産物もあった。現在人気を誇るポルカドットやマンチャデオウロなどの淡水エイもその例だ。



水中のポルカドットエイ(シングー)


プレコ・ブームのメソ期終焉、極東に巨大隕石級のカタストロフィーが訪れた。バブルの崩壊である。セノ期(新期)に入ると高級な熱帯魚はまるで売れなくなった。多くのサピーが高級魚を飼う時代が終わったのである。しかし、最近、すなわちプレコゾイックな最新世、かえって厳選されたマニアが頑張ってきている。変遷のおかげで一般認知度も向上した。そんなこんだで、いろいろサピーから「プレコが好き!」、というお話しも聞くようになったのであろう。


続く


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ロイヤル・プレコ(+博物画)な研究・その1

プレコストムス・ヒストリー・その1


最近なんだか、いろいろなサピーから「プレコが好き!」、というお話しを聞くようになった気がする。

熱帯魚ってたら、一般ジャポン人の知識ってたら以前は、エンゼルフィッシュでしょ、ネオンテトラでしょ、グッピーでしょ、もう知らないわ…… くらいが上等で、それ以上多く望めない状態だったと思える。言ってみれば、きれいどころで価格も安い連中だ。しか~し、プレコ? どちらかってぇと怪魚系じゃないの? 中にはメンタマ炸裂プライスもけっこういるのに? なぜ? その理由として考えられるのは、熱帯魚界でプレコ地位が近年大きく向上したこと。それに伴って一般認識も上向きになったことかな? プレコ地位が上昇していった経緯などをちょっと紹介しよう。



アンジェリカスプレコ


熱帯魚ファンの間でも、今から30年くらい前までの極東でプレコってたら、地味なヒポ・プレコとかトリニダードとかブッシーマウス程度の存在しかなく、「水槽の苔落とし、汚れた脇役じゃん……」、と定義されていた。流れが変わったのは、オレの友人である熱帯魚界の魔人Mが、マット・グロッソ州カセレスに近い山地渓流で、アンジェリカス・プレコを手にした瞬間だった。雑巾イメージのプレコ界にあって、スポット模様のきれいな異例の美形。本種がジャポンに上陸したことが、人気へと続く薄明であり伏線だったと言える。



アグアプレコ(アドニスプレコ)の小型は美しい白斑点


アンジェリカスに続いてファンに衝撃を与えたのは、オレがリリースしたアグアプレコだ。小型個体は白く美しいスポット、加えて成魚のド迫力。おとなしい掃除夫イメージを払拭し、プレコが水槽の主役になれることを証明した魚になった。



アグアプレコ(アドニスプレコ)の大型は迫力満点


人気の初期に追加点となったのが、オレ・リリースのスタークラウン、ニュースタークラウンの2種。後者は満天の星がイメージできる美種。学名の種小名もギャラクシアス、すなわち銀河で格好いい。しがない掃除夫たちは、華やかなセレブへの道をまっしぐらに登ることとなった。



ニュースタークラウンプレコ


当時のこと、極東への美形プレコ入荷ルートは、怪人G⇒魔人M以外になかった。バブル絶好調の時代、それらを入手した熱帯魚屋さんは、大儲けができた。千葉の魔人M温室では、グランデ便が入荷した日には、眼をギラギラさせた(失礼・笑!)店主さんたちが、新プレコの取り合いで喧嘩に近い状態になったという。魔人Mの裁定で、入手の権利は平和なジャンケン(笑)。

ジャンケンに強いってのは、人生にも影響する。ようするに悪運の強さね。なぜか、いつも勝っちゃう御仁がいた。そして彼の熱帯魚店は後日、日本で有数の大きさに成長してしまった。ボンバダ・テルちゃんが勤めてたとこだよ(笑)。


続く


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コロンビア



マップ


やっぱりね、ってオール・ジャポネスが思ったでしょ。直立猿人の頭脳しかないマスコミがイメージでっち上げるから、「奇跡が起こるかも?」、と惑わされたサッカー・ファンもいたでしょうけどね。それほど頑張る必要のない試合だったけど、これが南米フッチボールの実力なんだ。ブラジルだって、ボゴタで対戦すると負けたり(空気が薄いし)するもんね。もうハポン・サッカーのお話しはやめよう、4年後にもっと頑張ってね(笑)。



コロンビアの国旗は3色


この国のバンデイラ(旗)は、なかなかシンプルだね。黄金を意味するイエロー、太平洋と美しいカリブを象徴したブルー、独立流血のスカーレット(血を血で洗ったコカイン・カルテル戦争もイメージできる)。この国についてハポネスは、麻薬、治安、わりぃわりぃ・こわぃこわぃイメージを持ってるよね。しかぁ~し、博物大好き怪人には上位ランクである。

世界に誇れるものは、うじゃうじゃいる美女、香り高いコーヒー、世界ナンバー・ワンのエメラルド、迫力のネプチューンオオカブト、オーパーツのチャンピオン黄金ジェット、それに幻想的な虫入り琥珀(コーパル)、そしてグァポート怪魚ウンビィ……笑。



コロンビアのタプイ・アルカ


美女とコーヒーについては多くを語る必要もないから、2回ほど行った首都ボゴタのことを思いだしてみた。寒い、さむぅ~い(標高2640m)。市内を歩いていたら、やっぱ宝石屋がけっこうある。もちろんメダマは、タプイ・アルカ(グリーン・エメラルド)。



コロンビアのネプチューン


黒くてかっこういいカブトのネプチューンは、アンデス熱帯斜面に断続的にいるけど、この国がもっとも多い。ムシキング・カブト・ランキングのサイズ2位。ボゴタの昆虫商でたくさん触ったけど、やっぱ大型個体は多くなかった。



黄金ジェット


有名なオーパーツに会おうと市内の博物館に行ったら、改修中で閉まっていて残念! 前にどっかで書いたけど、モデルは航空シャトルではなく、魚のプレコに決まっている(笑)。



虫入りコーパル


サンタンデル地方から産出するコーパル(琥珀の一種)も素敵だ。ボゴタ市内の街角、屋台みたいなとこで売っていたのを買ったことがある。



迫力の美しい怪魚ウンビィ


南端のグァポート(グァポテ)とも言えるのが、カケタイア・ウンブリフェラ(愛称ウンビィ)、コロンビアの北西部チョコ地方にいる。この怪魚釣りたいなぁ! 武石くん、いっしょに行こうよ! 美女も多いぜ(笑)。冒頭で多くは語らないって書いちゃったけど、ボゴタ市内はブスをめっけるのが難しいくらいだよ(笑)。

前言をひるがえしちゃってボニータ画像も何枚か載せちゃおう(笑)。








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サイトAMAT美術館が近々オープン

グランデのAMATアジトPCでは現在、バーチャルなAMAT美術館の工事が進行中である。完成予定は、2014年7月ころ。オレが手がけているタンジブル(実体のある)な作品を電影で紹介するアート・ミュージアムである。アマゾンニアン・フィッシュ・スカル(主に牙魚の頭骨)、イクチオロジカル・アート・イラストレーション(魚類の博物画)の2つのセクションを設置する。併設ショップもある。



AMAT美術館・完成イメージ


施設の完成イメージは、こんな感じだ。もちろん宇宙からの訪問者も受けつけることになっている。庭には、中生代白亜紀から運んできた恐竜スピノサウルスの一種、オシャライア・キロンベンシスが放し飼いだ(笑)。



フィッシュ・スカル・セクション(牙魚スカル館)の展示例イメージ


まず牙魚スカル館を覗いてみよう。水狼カショーロ・アルマータスやタタウアイア、ピラニアのブラックやマヌエリ、タライロンなどエキゾチュック&格好いいスカルをいろいろな角度から観ることができる。将来的に、大型ドラード、巨大ピラニア・ピラヤ、タンバキーなども展示したいねと、館長が語っている。



イクチオロジカル・イラストレーション(魚博物画館)の展示例イメージ


次に魚博物画館に行ってみよう。ピーコックバス各種、ドラード、タライロンなど、瞳の澄んだ怪人の釣った魚種、釣りたい魚種が素材になっている。これらの怪しい美術品に堪能したら、出口の手前にあるホールで小休止できる。ここにショップがある。ここでは、今まで観てきた2種のアートの他、TシャツなどAMATプロダクトを販売している。



AMATデザインTシャツを着れば爆釣だね!


美術館内の案内は、アマット・ギャールズのパトリシアちゃん(バーチャル・キャラクター)たちが担当する予定だ。



私たちがご案内します 
by パトリシア


開館まで、エン・ブレービ! (カミング・スーン!)


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