前の奇妙なオーナーがいるお店を辞めてすぐ、私は仕事を探し始めました。
奇妙なオーナーの話はシリーズ化してます(笑)
個人経営のところで痛い目に合ったので、今度はぜったいに人数の多い大きい会社にしようと決めました。
事件が起こったのは、さっそく良さそうなところを見つけて面接を受けた次の日でした。
ピンポーン
と、呼び出し鈴がなったので出てみると、なななんと先日クビになったとこのオーナーがいるじゃありませんか!!
「ちょっと話があるからいいかな」
と言って、うちに上がり込むと、延々とカフェスタッフの悪口を言い始めました。
「でもね、あの子は狐がついてるから…」
って、まだ言ってんのね
で、「でも、私がどんなにあの子のために尽くしても狐が出ていかなかったの。だから辞めてもらったの」と。
え、この1週間のうちに2人もクビにしたのですか?スゴイですねなんて思ってたら、衝撃の一言が!!
「だから、さらさはまたうちに来てくださいね」
えええええ!?今なんて??
一体どの口が何をぬかしとるんじゃ!!
もう本当に「あきれた」の一言でした
この人、私が戻るとでも思ってたんでしょうね。
「またオーナーのとこで働けてうれしい」なんて、私が泣いて喜ぶと本気で思ってた節がある・・・。
私、どこまでバカにされてるんでしょうかね。
私は神様のお告げでその店を辞めないと、うちの子に悪いことが起きるのではなかったのかな・・・
まぁ、言いたいことはいっぱいあったけど、この人は「あー言えばこういう」人ってことはわかってたので、ふつうに
「あ、もう面接受けたんで」
と言いました。
そしたら、この人ったら
「じゃ、お断りの連絡して」
って言いやがった。
もう、プッツンしましたね。
でも、これ以上めんどくさいことに巻き込まれたくないので、
「せっかくお時間いただいて面接してくださった会社に対して、断ることはできません。」
と言って終わらせました。
結局、あの人2時間うちにいた。
でも、これで別のところで働けるようになって一件落着です。
この変なオーナーに捕まってしまったのは、やっぱり全てが私が私の気持ちをないがしろにしていたのが原因です。
「なんかおかしいなぁ」と思いながらも自分をごまかして過ごしてきた。
自分の心より周りのことを優先してきたから、変な感じに気づけなかった。
だから、潜在意識か何かが、私に気づかせるためにこんな変な人に関わらせたのでしょう。
そして、とうとう気づいた!!
それが嬉しかったです。