ハードウェア変更で一番お手軽なのは、メモリの増設です。東芝Dynabook T75/BWのメモリは8GBで、1スロット余っています。8GBであれば、比較的安価?に増やせそうです。
ただし…遅いのはHDDで、メモリを増しても効果は小さい気がしました。
いっそのこと、HDDをSSDに取り替えられないかな?と思って調べたら、たくさん検索にヒットしました。やっている人がいっぱい居ます。
早速、ブログやYoutubeを読み漁って、幾つか部品を買いました。
先ずは主役のSSDです。Samsungの最新機種で、500GBで6,980円。
SSDやHDDを外付けドライブとしてUSB接続するためのケース&ケーブル。こちらは1,358円。
ネジ山を舐めない様にサイズの合うドライバーも買いました。255円。
万が一失敗した時のためのWindowsインストールを作るためのUSBメモリ。32GB USB3.2 Gen1。800円。
むき出しのケーブルもあったのですが、ケースを買っておけば、万が一失敗しても外付けSSDドライブとして使えます。メモリやドライバーも使い道は色々とあるので無駄にはなりません。一応、上手く行かない場合も考えて準備しました。
1.Windows10のインストールディスクを作成
Microsoftのホームページで起動ディスク(USBメモリ)を。作成しました。
今回、HDDの起動領域までSSDにコピーして、パソコンからは何も変わっていない様に思わせる…いわゆるクローンを作成します。
上手く騙せないとパソコンが起動しないので、その時はSSDにWindows10をゼロからインストールする必要があり、その時に必要になります。
2.SSDドライブを外付けドライブとして初期化
SSDを外付けのドライブとして認識させて、データを保存できる様にします。
「設定」の「ディスクの管理」から、「新しいシンプルボリュームウィザード」という処理を行います。
3.HDDのクローンを作成
ネットで見ると上手く行かない場合も多いみたいで、一番の難所です。「EaseUS Todo Backup」というソフトが一般的みたいですが、クローンができるバージョンは3,590円します。
一回しか使わないソフトにこの値段は厳しいので、Samung専用のフリーソフトウェア「Samsung Data Migration」をダウンロードして使いました。
ソフトを立ち上げて、左上の「Data migration」を押せばスタート。90GBのコピーは30分弱で出来ました。
それにしても、5年間でOS含めて90GBしか使っていないって…。
4.パソコン開けてHDDをSSDに換装
ネジをいっぱい外して、パソコン下側のカバーを外します。バラしたら自己責任です。ネジが多く、カバーを外す時にそれなりに力を必要とするので、ちょっと心配になります。
同形状のパソコンをバラしている動画があって助かりました。
左がHDDで、右がSSDになります。
高さが2mnほど違うので、ケースに付いていたスポンジで高さ調整しました。
専用のスペーサも売っているみたいですが、見た目はともかくスポンジでも機能上は変わらないと思います…たぶん。
カバーを付けて電源を入れたら…普通に起動しました!個人的にはWindowsの再インストールを覚悟していたので若干拍子抜けです。
ちなみに効果は絶大で、パソコン起動も20秒くらい。WordもExcelも1秒で立ち上がり、全くストレス無く動くようになりました。
◆最後に
SSD換装に必要な金額ですが、トータル9,393円でした。買い直したパソコンDell XPS 13 9305の1/10の値段です。結果だけみると買わなくても良かったかも…。
ただ、壊しても新しいパソコンが来ると思っていたのでここまで出来たのですが…。
普段は趣味でイラストを描いてます。