先日、Ahamoを契約したのですが(本当に手続きが分かり難かった…)、高速通信で繋ぎっぱなしが当たり前になると、Webブラウザで全てをこなす話題の「Chrome OS」は確かに良いかもしれない!と思う様になりました。
スマホ、タブレット、パソコンで同じ様に作業できるのはやっぱり理想的です。しかもWEB上でソフトが動くので、パソコンスペックの要求も高くない(らしい)。
とりあえず「Chrome OS」を使った事がないので、「Neverware」社の「CloudReady」をUSBメモリにインストールして、古いDynabookで使ってみました。
やったのは下記3つです。Youtubeやネットの記事を参考にしています。作業は半日くらいだったと思います。
1.USBメモリを購入
予備が無かったこともあり、値段はそんなに変わらないので、USB3.2 Gen1の32GBを買いました。
本来、容量は8GBあれば良い様です。USBの規格はパソコンが対応している範囲で速くした方が無難です。
2.「CloudReady」をUSBメモリにインストール
インストールの途中で一度固まりましたが、2度目で成功しました。
フリーソフトですが、「Androidソフト」が動かせない以外は「Chrome OS」と変わらないそうです。
3.USBメモリから起動
ここが意外と手こずって、Youtubeで紹介されていた起動ドライブの選択では上手くいかず、BIOS(UEFIとも言うらしい)で、USBメモリのブートを最優先にして対応しました。
下がデスクトップ画面です。画面中央下の「Google Chrome」のロゴをクリックしてブラウザを立ち上げて、作業します。
起動後の画面はWindowsでブラウザ「Google Chrome」を立ち上げた場合と何も変わりません。
右上の「ログイン」の左隣のリンクからソフトウェア一覧に飛びます。
で、色々と触ってみた結果ですが…
○良いところ
ブラウザからのソフト起動なので、スマホ、Windowsなど、Googleアカウントを使って、どこからでも同じソフトで作業の続きができます。特にAndroidスマホとの相性は抜群です。
✖️悪いところ
①ネットワークの速度と安定性に依存
CPUやドライブの読み書きスピードよりも通信速度がボトルネックになります。キーボード入力に対する反応が安定しなかったり、結局、ちょくちょく止まります…。
②「ドキュメント」や「スプレッドシート」の機能は、初期のWordやExcelレベル
テキストを書くだけなら充分という記事をよく見ますが、図を貼り付けたりすると古くささが目立ちます。
③今回限定ですが、USB3.0のスピードだと起動と終了が遅いです。
特に終了には数分かかります。HDDに書き込んでしまえば速いかもしれませんが、後戻りは出来なくなります…。
◆まとめ
作業中はネットワークに繋ぎっぱなしなので、外に持ち出すとなると最低でもAhamoなどの20GB/月の契約、できれば60GB/月超が欲しくなりそうです。通常は自宅か会社のWiFiを使った作業でしょうか。
前回の記事で書いた通り、7万円出せばWindowsがサクサク動く最新機種が買えます。数年使うことを考えると、Chromebookに3〜4万円出すなら、7万円のWindowsパソコンを買った方が良い気がします。
あと、「Chrome OS」を触ってみたかったら、ブラウザのGoogle Chromeから「ドキュメント」や「スプレッドシート」などのソフトを起動するだけで雰囲気は分かります。わざわざ「CloudReady」をインストールしなくても良いかもしれません。
結局OSの入れ替えは考え直して、ハードウェアの性能アップを図る事にしました。こちらについては次回。
普段は趣味でイラスト描いたりしています。