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上記図は、私が作り出した「人格と民主の原理の融合モデル」と、フリーメーソンのシンボルマークの

意味が一致することを表したものだ。

 

今回はフリーメーソンが隠してきたであろう民主主義・政治の密教を、堂々とシンボルマークとして

あしらっていることについて解説する。

 

 

東京にある日本フリーメーソン本部には以下のような彫像とステンドグラスで飾られている。

 

(写真 秘密結社の暗号FILE  GAKKENより転載)

 

真ん中の彫像は恐らく堕天使であるルシファーを表すものだろう。

フリーメーソンがルシファーを神としているのは、19世紀後半の米国フリーメーソンの

トップであったアルバート・パイクの著書にもはっきりと書かれている。

 

理性を重んじるメーソンにとっては,禁断の果実(理性)をアダムとイブに与えた悪魔は

偉大であった、という考えは理解できることだ。

 

今回のテーマである、フリーメーソンのシンボルマークと、私が作り出した人格と民主の原理の融合モデルが、

一致するというのは、上記の写真の左側のステンドグラスのことである。

 

拡大すると、下記の写真の「三角形の目」と、下にある「コンパス」と「直角定規」の部分になる。

 

(写真 秘密結社の暗号FILE  GAKKENより転載)

 

 

まず、三角形の目であるが、これはフリーメーソンを象徴するシンボルマークだ。

「ブロビデンスの目」と言われ、メーソンだけではなく、欧米ではキリスト教会も含めて

様々なところで使われている紋章だ。

 

この三角形の目のマークをメーソンがどのような意味で使用しているのかが重要なことだ。

フリーメーソン関連の書籍で多く述べられるのは、「万物を見通す目」という言葉で紹介されている。

 

しかし、「万物を見通す目」という意味よりも、「理性の目」という意味で用いているのではないかと私は考えている。

 

次の図はフリーメーソン会員が中心になり起こしたフランス革命において、

フランス人権宣言が発布されたときに描かれた教科書にもでている有名な絵だ。

 

http://ch-gender.jp/wp/?page_id=385

 

この絵の上の真ん中に描かれている三角形の目は、「理性の目」という意味で使われている。

「万物を見通す目」という意味ではない。

 

 

 

それでは、理性とは、何か?

理性には二つの意味がある。

一つは推論、計算の能力である。

もう一つは、道徳法則(全ての人の価値基準となりえる普遍的な善なる感情)を作りだし、

知性と感情を導き出す能力の事だ。

人間の精神の働きである、知、情、意を統合する能力を「実践理性」と呼ぶ。

 

フリーメーソンにとって最も重要な影響を与えた哲学者と述べる18世紀の哲学者カントは、

理性を実践理性という意味で用いた。

 

フリーメーソン自身が、思想的な面でカントから最も影響を受けていると述べている。

そのためカントが用いた理性(実践理性)の意味に近い形で用いているだろう。

 

そうすると、「三角形の理性の目」とは、「感情」、「知性」、「意志」を統御する「理性」を

表していると考えられる。

 

これは「人格」の原理である。

 

カントの定義によると、人格とは

「理性に基づいて自律的に行動する主体」

のことだ。

つまり理性を持った個人という事になる。

 

 

次に、フリーメーソンの三角形の目の下にある、「コンパス」と「直角定規」の図の意味について。

これはフリーメーソンを表す正式なシンボルマークである。

 

 

コンパスは、「真理」を表している。

直角定規は「道徳」を表している。

フリーメーソンの道徳とは、有名な「自由」、「平等」、「友愛」のことだ。

 

上記の図は、真理と道徳の融合を表しているので、

「真理、自由、平等、友愛の融合関係」を表していると考えられる。

 

これは民主主義の原理である。

 

民主主義は、個人の尊厳の実現を目的として、「全ての個人の人格が保障される状態」を理想としている。

その状態を実現するために、「人間は生まれながらに自由で平等である」という権利を基本的人権の核とした。

これが民主主義の道徳である。

目的があるのだから、現状認識が生まれる。

それが「民主主義の真理」となる。

 

次の図は私が哲学と社会制度の観点から人格と民主主義・政治の原理をモデル化したものだ。

 

 

 

上記図の詳しい解説は以下の記事で解説している。

<リンク>理想モデルの変更 日常用語の「人格」が民主主義を理解するための最重要概念であることを図解で解説

 

 

上記の人格と民主の原理の図とフリーメーソンのシンボルマークの意味を比べてみると、

殆ど意味と形が一致していることが確認できる。

 

 

 

以上の事から、秘密結社であるフリーメーソンの秘密の教義がシンボルマークの点からも明らかになったと考える。

 

フリーメーソンが秘密結社と言われるのは、真の教義を一般会員には教えないためだ。

組織の本当の教義と目的は、33階級ある上層部に近づくほど教えてもらえる。

 

つまり最上層階級でなければ真の教義を教えてもらえない仕組みになっている。

フリーメーソンは会員数が600万人いるが、密教体系になっており、この会が何を目指しているのか

を理解しているのは、おそらく最上層部の数十人~数百人しかいないという恐るべき組織なのだ。

 

アメリカ独立革命、フランス革命がメーソン会員が中心になって起こされたように

フリーメーソンによって民主主義は作られてきた。

 

その民主主義の原理を人類は今まで知ることができなかった。

 

それは民主主義を作りだしてきたフリーメーソンが真の教義を最上層部のものしか教えない秘密結社だからである。

 

メーソン会員すら知らないのに、一般人に教えるはずもない。

 

国際銀行家とその手先である中央銀行家のごく一部のものにしか、資本主義経済を操作する

信用創造の仕組みと影響を教えないのと同じ構図だ。

 

<リンク>世界中で通貨供給量が増加してもGDPに反映しない理由 Rヴェルナー氏の信用創造理論の正しさの証明

 

 

目的や方向性などの原理を無意識化されていると民主主義が機能しなくなる。

 

 

その結果、普遍的な基本的人権と民主主義を掲げながら、マネーの管理者に支配される社会に誘導されてきたのだ。

(下記の図)

 

 

 

今回お伝えした内容は、あくまでもフリーメーソンのシンボルマークから推測したものであり、憶測の域をでないものである。

 

そのため現実の社会制度から人格と民主の原理を理解し、現在の自由民主制の問題点を把握しなければならない。

 

しかし、犯罪を捜査するうえで、容疑者の過去の言動は最も重要な状況証拠になる。

 

参考になるのは明らかだろう。

 

民主主義政治の原理を無意識化させてきたフリーメーソン最上層部ユダヤ系国際銀行権力と

欧米の学問の全体像は次の図の赤い部分になる。

 

 

 

 

 

現在の自由民主制度は次の図のような状況にある。

 

 

 

このマインドコントロール体制を次の図のように変化させなければならない。

 

 

 

 

 

日米欧の自由民主制の隠されてきた仕組みについての詳しい解説は

こちらの本をお読みください。

 

 

 


<リンク>頂いた書評の一覧 『世界を騙し続けた[詐欺]経済学原論』 『洗脳政治学原論』
 

<リンク>天野統康の本 amazon

 

■動画での解説

 

<リンク>世界を騙し続けた「詐欺」経済学と「洗脳」政治学

 

<リンク>天野統康氏「世界を騙し続けた【詐欺 経済学】【洗脳 政治学】を越えて」出版記念講演ワールドフォーラム2016年5月

 

 

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■勉強会

 

<リンク>12/2(土)11月の政治経済の解説 民間が所有する中央銀行FRBの人事の変化など

 

 

■出版関連

 

 

 

<リンク>先月号に続きザ・フナイ12月号に船井氏と安西氏と私の鼎談掲載 危険な金融資本から日本は離れるべき

 

 

 

 

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