1㎏の大豆はどれくらい増えるのか?手作りで無添加な、味噌の作り方① | 台所が薬箱

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大豆ってどのくらい増えるの?

 

買った方が早くね?ってよく言われますが、手作りはやっぱり美味しい!

 

材料や水も好きなものを選べるのが良いところ。

 

本日は、作っているうちに変化した、我が家のちょっと変わったみその作り方をシェア。

 

 

 

いつもどのくらいの容器を用意したらいいのかな?ってなりませんか?

 

年に1回の仕込みだと忘れてしまうよね。

 

そこで!写真に収めましたよ~(ドヤ)笑

 

ぜひご活用ください!

 

 

実はパワーフード『味噌』

 

 

竹のお箸~。細くて使いやすいのー。

 

 

 

日本のパワーフード『味噌』は美肌・がん予防・整腸作用など元氣のもと。

 

味噌汁を飲む回数が多いほど、癌の死亡率が低くなるという報告も。

 

 

 

うーん!なるほど!二日酔いで飲んだらプラマイゼロですかねぇ笑

 

お味噌には、植物性の乳酸菌が含まれていて、腸まで生きたまま届きます。

 

って、同じこと言ってるー飛び出すハート下矢印

 

 

 

 

味噌汁には食物繊維も含まれ、具にした芋や野菜や海藻が便秘改善にもお役立ち。

 

脂肪酸エチルという物質が酵母や酵素のおかげでできて、胃がんを防ぐ効果があるのだそうな。

 

女子に嬉しい、美肌や老化防止、抗酸化作用ニコニコほほ

 

 

 

ちなみに、海外の方は海苔が分解できないのですってー!!

 

海外のパワーフードも流行っているけど、日本人は米!梅干し!味噌!麹!だな。

 

 

 

我が家の味噌のミソ

 

ワタリガニ、もらった~♥さすが離島!

 

 

 

これまで色々と試行錯誤した結果、大豆は茹でるより、蒸すことにした。

 

茹でるより、時間もかからず、旨味を逃がさないのです。

 

 

 

大豆を蒸して作る(旨味を逃さないため)

 

大豆を荒つぶしで仕込み、食べる直前にすり鉢でつぶす(香りを楽しむため)

 

仕込む時に昆布をいれる(昆布のうまみを味噌に移し、ついでに味噌昆布ができる)

 

 

 

 

材料は大豆・麹・塩

 

 

 

 

 

 

今回のレシピの出来上がりは、約17キロ・塩分濃度約14%

 

大豆は無農薬がおすすめ!めっちゃ美味しい!

 

味噌や梅干しは薬だと思って、自分的に最高の材料を。

 

 

 

▽すぐ計算できる!ありがたや~飛び出すハート

 

 

 

大豆はとても栄養価が高い!でもそのまま食べると身体が冷えやすく。

 

こうして味噌や醤油にして醗酵させると、微生物が身体によいものに変化させてくれます。

 

 

 

 

アラカブ釣れた。野菜もらった。お出しがすごーい

 



味噌の分量

 

無農薬大豆・・4㎏

米糀(生)・・4.8㎏

自然塩・・2.4㎏

昆布・・好きなだけ

 

わかりやすくすると、【大豆1㎏・米糀1.2㎏・塩600g】×欲しい分量

 

 

 

前日の準備。大豆を浸ける

 

 

 

 

 

 

醤油の作り方でも紹介したけど、このくらい増えます!

 

 

 

 

右の袋が1㎏

 

左の番重が、一晩おいたやつ。

 

 

 

 

 

 

浸水できたか?チェック!

 

 

 

 

 

大豆を切ってみて、真ん中がぴったりくっついていたら、OK!

 

これは朝に撮ったのだけど、お昼ぐらいなら完全にぴったりだったハズ。

 

 

 

大豆を蒸す約40分

 

 

 

 

 

蒸し器で蒸していくよ~!1段に1㎏分入った。約35分くらい。

 

 

 

蒸している途中で、時々混ぜてあげると均一に火が通ります。

 

蒸すことで、栄養価も高く味も濃い。

 

 

 

食べてみて柔らかかったらOK。味見が止まらん笑

 

少し多めに蒸して、煮物用に冷凍しておいても便利!

 

 

 

蒸している間に塩切り

 

 

 

 

塩切りとは?

 

塩と麹を混ぜ合わせておくこと。(すぐ作るなら、してもしなくてもOK)

 

 

 

材料セットを頼んだけど、『すぐ作れない~!』ってこともありますよね?

 

そんな時は、塩切りして冷蔵保存。

 

麹が過醗酵せずに安心。

 

 

大豆を潰していくよ~!

 

 

 

 

この日の為に仕方なく飲んだビールの空き瓶笑うそやろ

 

清潔なビニールを2重にかぶせる。

 

もしも割れたら危険だからね!

 

 

 

すりこ木など、潰せたらなんでもOK!

 

 

 

 

 

熱いうちに頑張ってつぶそう~!

 

 

 

我が家は荒つぶしが好き。

 

もはや、潰さずに丸大豆で仕込んでも良いのではなかろうか・・と思いながら、なんとなくつぶしてしまう笑

 

 

 

このつぶつぶが『香りのカプセル』に!!

 

味噌汁を作る直前に すり鉢ですりつぶす。

 

めんどくさいけど、美味しいならやる。

 

(ただの食いしん坊?w)

 

 

 

この蒸してつぶしただけの大豆を丸めて、片栗粉をまぶして揚げると、大豆ナゲットに!

 

つぶしたら、塩切りしたものと合わせ、よく混ぜる。

 

 

 

 

大豆と塩と麹を混ぜ合わせて団子に・・ならねぇ(笑)

 

 

 

 

 

一般的な作り方は、ゆで汁を足しながら柔らかくし、団子にしていきます。

 

が!!ゆで汁もほとんど足しません。

 

 

 

大豆も荒つぶしなので、ぼろっぼろ。

 

水分が少ない分、カビが生えにくいし、味も濃厚!

 

 

 

ここはお好みです。天地返しも不要(天地返しとは半年くらいで上下をひっくり返すこと)

 

 

 

 

むりくり団子にまとめてみた笑

 

 

 

 

空氣を抜きながら、容器につめる。昆布も入れる

 

 

 

 

 

普通は柔らかい団子を叩きつけながらいれて、空氣を抜く。

 

 

ぼろぼろ団子の場合は、そっと置いたら 手首のスナップを使い、体重をかけて空氣を抜きながら入れていきます。

 

 

 

 

 

 

ぎゅうぎゅうに押し詰める。

 

 

 

(;^ω^)

 

 

お好みで昆布を。

 

 

昆布のうまみが味噌に移ってより美味しく。

 

昆布は【味噌昆布】としておかずになる、つまみになる。

 

 

 

\1㎏で買うと1年使える/

 

 

 

昆布の糠漬けが最高なの~!

 

 

 

水分が多い味噌の場合は、最後にぶすぶす刺したらOK。

 

我が家は、かたくて刺さらないから、一緒に積み重ねていく。

 

もちろん、いれなくても大丈夫。

 

 

 

 

 

 

 

 

重しをして、水分をいきわたらせる

 

 

 

下矢印この写真は、昆布が一番上になっているけど、次の日に2回戦目をしたので、最終的には上に味噌つんでます。

 

 

 

 

 

最後に塩を表面に振り、昆布で蓋をする。

 

経木を重ねて重しをのせて冷暗所へ。(経木なくてもラップでもいい)

 

 

 

 

大豆は『畑の肉』と言われるほど栄養価が高い食品。

 

それが醗酵することにより、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなどが生成されていく。

 

普通にお味噌汁とご飯を食べているだけで、健康効果もあるなんて嬉しい~!

 

サプリ飲むなら、味噌汁飲め笑

 

 

 

引っ越しが多くて、断捨離いっぱいしたから、重しがない~!w

 

てことで、お皿や未開封の塩など、重そうなものを積み上げていく!

 

 

 

 

 

 

 

重りがないと水分が馴染まないのでカビやすくなり、醗酵もしにくくなります。

 

 

まぁいいか~と何もせず置いていたことがありますが、熟成が上手くいかなかった泣

(どれだけ手を抜けるか?日々、研究w)

 

 

 

 

次回は仕込んだ味噌がどうなったか、ご報告。

 

長く書きすぎて保存できなかった泣

 

ではでは~

 

 

 

おむすびと味噌汁、最強ニコニコ

 

 

サクサク進むよお味噌の仕事道具