蠍座のウエサク満月・振り返り として綴っておりますが、単発で終了するはずが、思いがけず続きものになっております。
今回はオマケというか補足のような感じで、その時に思い浮かんだタロットカードについて綴って参ります。
タロットカード 「THE WORLD.」
私が体感した潜象世界を含む、まるっとの世界・全てをイメージした時に思い浮かんだのが、タロットカードの 「21：THE WORLD.」 でした。
ザ・ワールド、そのものズバリ 「世界」 というカードです。
カードの絵柄もなかなかに示唆に富んでいて面白いんですよ。※但しあくまでも、私個人の主観と解釈ですよ。
まずは 「世界」 というカードの中心に存在しているのが、”統合された人間” だということ。
一見すると女性だと思うのですが、両性具有で男性と女性が統合された 「完全体」 としての人なんですって。
統合とか調和のイメージですね。
これね、言葉を換えると、世界の中心は 「統合・調和・中庸・常時接続のプロセスを経ている人」 ですよ…っていう風にもみえます。
しかも、衣服などの身を守るもののない、最低限の布を申し訳程度にw纏っているだけのような出で立ちです。（ほぼほぼ丸腰状態ね。）
これは、別に装備等がなくっても、あるがままの状態で、ただ ”ワタシとして” 存在しているだけで、この世界はいいんですよ～…という感じもいたします。
中心の人物を囲むように存在している緑のリング状のものは、月桂樹の葉っぱです。
月桂樹は勝利の象徴として、マラソンをゴールした際・、優勝者の頭上に乗せているイメージがあるかと思います。
ここから、月桂樹には ”ゴールする” という意味合いもあります。
更にはこのカードは、「0・THE FOOL （愚者）」 から始まる大アルカナカードの22番目・最後のカードでもあります。
0・愚者のカードから始まった旅が、最後21・世界のカードで終わるという、終わりでありゴールを表しておりますし、それはつまり、新たな始まりへの予感でもあります。
終わりは始まり。破壊と再生。
月桂樹の輪の上下には赤いリボンといいますか、月桂樹の輪に巻き付くようなものが描かれていますが、この形状が無限 （∞） を表すマークにも繋がるのよね。
しかもこの月桂樹の輪には、切れ目らしきものも見当たらない、一繋がりの輪のようにも見えます。
ループしている・永遠ということであり、輪 （環・和・吾・倭） でもあり。
そして、カードの四隅に描かれているのは、四大元素を表していると言われています。
福音書記者名に由来しているので、キリスト教にも繋がっていると思いますが、それぞれ以下の象徴だと言われています。
左上：人 （※天使という記述もあり）…聖マタイ （＝風）
右上：鷲…聖ヨハネ （＝水）
左下：牛…聖ルカ （＝地）
右下：獅子…聖マルコ （＝火）
四大元素とは、この世の全てを構成し創り出すもの。
つまり、完全性や完璧性の象徴として描かれているということです。
その、全てを創り出す事ができる ”完全無欠の状態・世界” の中心に描かれているのが、統合された・調和した状態の人ということです。
その他にも、21という数字や、色使い、象徴になるアイテム等がありますし、解釈はいろいろあるかと思いますが、ざっくりと記載してみただけでも、なかなかに興味深いと思いませんか？
逆位置になると…？
つらつらと個人的な解釈で綴ってきた 「世界」 という名のカードですが、前項で綴っているのは 「正位置」 でオラクルカードを捉えた場合になります。
タロットカードには、絵柄の天地がそのままの 「正位置」 と、絵柄が逆さまになっている 「逆位置」 という捉え方があり、どのカードも逆位置で出ると、正位置とは真逆の意味や捉え方になります。
※オラクルカードは、天地の概念を用いません。
ということは、正位置では完全・完璧・統合・調和・完了・次なるステップ…等を意味するカードの逆位置では、「不完全・完璧主義に陥る・中途半端未完了・停滞」 …等を意味することになります。
言葉の響きからなんとなく、不穏な捉え方をされるかもしれませんが、不用意に恐れる必要はありません。
だって、そもそも人間という存在自体が、「不完全な状態が、人として完全」 なんですから^^
不完全であるからこそ、学びがあり鍛錬があり、そのプロセスに於いて様々な氣付きやカルマの解消といわれるものがあるワケです。
そしてそのプロセスは、誰かに肩代わりして貰うものでも、誰かが肩代わりしてくれるものでもありません。
すべて源に還元されるのですが、一人一人の過去世やご先祖事など、ルーツにも掛っていることですから、誰かが介入は出来ませんし・介入してもらうことも出来ません。
もちろん、そのプロセスに於いて必要なサポートや氣付きがもたらされることはあるかと思いますが、一人一人が自らの意識をひらくことで、十分に自分の力で対応できるものだ、ということです。
おまけのオラクルカード
こちらはご縁あって、割と最近私の手元に届いたアロマオイルのオラクルカードです。
出版社等で市販されているものではなくって、個人の方がご友人のセラピストさんからの依頼で製作したカードだそうです。（たぶん数量限定品なんじゃないかなぁ…。）
今回また思い付きで、ウエサク満月に合わせて引いてみました。
15．Cypress （サイプレス）～自己表現、優先順位を明確に、あなたらしさ、神聖なエネルギー
08．Eucalyuptus （ユーカリ）～グラウンディング、意識の活性化、エネルギーの流れを整える、方向性
上記のオラクルカードに関しましては、私個人が受取ったメッセージや読み解き・解説は割愛させていただきます。
それぞれのカードにキーワードがありますので、そちらのワードと、カード絵柄や雰囲氣からパッと思い浮かんだイメージを掴んで、楽しんでいただけたらと思います。
但し、上記でご紹介したアロマが氣になったりピンと来て、実際に使ってみようかな？とお考えの場合には、使用方法等についていくつか注意が必要です。
アロマオイルの種類によっては、高濃度での使用をお勧めしないものや、妊婦さんは使用を控えたほうがよいもの、光毒性のものなどがありますので、ご使用の際には予めご留意のうえ調べたりプロの方に確認のうえ、個人の責任のもとにご利用ください。
因みにオラクルカードもそうですが、アロマオイルについてもワタクシ特定の誰かや団体等からは学んでおりません。
ただ単純に好きだし・氣になるから、自分なりに楽しんでいるに過ぎません。
始まりはそんな感じですが、それを継続しての現在に至っております。※なんだかんだ、15年程は継続しているのか…？笑
だけど、調べたことを繰り返し実践しているうちに、ひょんなきっかけで、自分だけで楽しむことから広がりが生まれて参りました。
例えば、会話の中でオラクルカードのお話をしたり、たまたま持参して外出している際に、「え、私もオラクルカードみてほしい！」 と知人から声を掛けて貰ったり。
こんな風にブログ等で表現したり開示することでも、新たな氣付きや閃きだったり・疑問だったりが出て参りますし、さらにはその疑問等を検証することで、私だけの経験値や積み重ねという財産にもなります。
持っている道具 （資質・特性・学びなど） は使ってナンボ！
宝の持ち腐れにするかどうかも、自分の心ひとつ。
決めること・そして実践へと繋げて積み重ねることです。
少々横道に逸れましたが、ウエサク満月という一つの事象から、連想して掘り下げたものを、今回はブログ記事として記録してみました。
※21・THE WORLD.のカードの途中経過・プロセスのカードとして、「10・WHEEL of FORTUNE.（運命の輪）」のカードが思い浮かびます。四隅の四大元素の全体像が描かれていたり、中心の輪にある文字を時計回りに読むとTAROT（タロット）、反時計回りに読むとTORA（※「女教皇」というカードに描かれている書物と同じ名称）などなど、ここでも読み解きが面白いです。タロットカードとしての読み解きの正解があるのかもしれませんが、自分が読み解きを楽しむ分には、自らの感覚や感じたことが「私の世界での正解」ですよ。
いつも最後までお読みくださり、ありがとうございます。
どなた様も日々の生活をイキイキと、心穏やかにお過ごしくださいますように…☆
【まとめ】 過去のメッセージ・リンク集
■ ひと言メッセージ （678件）
■ チャネリングメッセージ （423件）
■ （オラクル）カード・メッセージ （196件）
■ 新月・満月のメッセージ （40件）
※各件数は、2022年1月1日現在参考。
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