こんにちは、ついに手術当日です。
と言っても、書いてる段階では既に終わっていますが(笑)
今日、手術を受ける人が同じ病室にいて、それを見聞きしながら、思い出し書いています。
まず、当日の朝から水分制限、食事制限が入ります。
と言っても、食事制限は昨日の夜以降から既に始まっていますが。
んで、手術前に座薬と点滴が入ります。
座薬は、腸を洗浄するためのものですね。
点滴は、栄養です。
座薬なんですが、私ん時、看護師が容赦なく尻に突っ込んできたんですよ!!
「行きますねー」
と淡々と、モルモットに餌をやる、まさにそんな感じに!!
痛かったす。痛っかたです!
今、同室の患者さんは優しく入れられたみたいです。
「ちょっと痛みますよ?ゆっくり行きますからね!大きく深呼吸してください。」
と。
ウ ラ ヤ マ シ ス ギ マ ス ! ! !点滴をされて、待つこと2時間。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20160519/09/aman-1116-hy54/8b/95/j/t02200293_0480064013649835650.jpg?caw=800)
私の担当医は、院長になったらしく昼頃に術が開始しました。
術前に聞かれることが2つあります。
・術中に眠くなる薬を使うかどうか
・導尿カテーテルを使うかどうか
です。
手術中は麻酔が効いて、痛みはないですが手術されている感じは残るので、それが嫌ならば眠くなる薬を使った方がいいですよ。
また、手術の影響でおしっこが出にくくなる人もいるんですが、管通しておきますか?
と。
私は、眠くなる薬を使ってもらいました。
カテーテルはせずに。
これが後々後悔することに。。。
手術に入りました。
正直
手術中の記憶が全くありません!
気づいたら終わっていました!
手術室に連れて行かれ、点滴をされて、うつ伏せになってから、背中に脱脂綿で冷たいかどうかの確認をされながら、肛門にも感覚あるかどうか聞かれて、テープで肛門を開かれているぅ・・・・・
って、気付いたらベッドにトランスされている所で意識が少し戻ってきました。
その間、うっすらと返答だけはしていたような曖昧な記憶です。
足の感覚も麻痺していました。
あぁ、これが脊髄損傷の感じなのかとぁと思いながら。
しばらくすれば、足のしびれや感覚も元どおりに戻りますが。
ベッドについてからも、痛みと、ぼーっとした感じで辛かったです。
寝返り打つのも辛かったです(笑)
しばらくベッドで安静にしていたら、そこで、問題が発生しました。
なんと
おしっこが出ないんです!!おしっこが溜まってる感じしたから、尿器を持ってセットして出そうとしても出ないんです!
看護師さんが機械を使って膀胱あたりをなぞると、溜まっている尿の量が分かるんです。
嘘がつけないんです。
必死になって排尿しようとしても出来ないので、待ったなしに先生を呼ばれて。。。
俺だけは、俺だけは絶対におしっこ出せる身体なんダァァァ!
見たことはあるんです、人にやったこともあるんです。
尿道にカテーテルを通すのをぉぉ!!
抵抗できずに(当たり前だが)、挿入されました。
これを書いてて、あの尿道が熱い感じが思い出されて気持ち悪いです(笑)
そのあと、膀胱を押されて排尿できました。
管を挿しっぱなしにした方が良いと言われたんですが、断固拒否ってしまいました。
絶対に挿しっぱなしが、後々楽です。
管が刺挿さっている違和感は残るみたいですが。
自分で排尿するのってこんなにも大変だと思い知らされました。
麻酔の影響もあるようですが。。。
夕食にゼリーをもらったんですが、必死に飲んだ記憶があります。
夜は正直、痛みで寝れませんでした。
痛みで寝返りも打てないし、身体も痛くなるし特に腰。
ロキソニンもらいながら、痛み止めの注射をしてもらいながらベッド上を呻いていました。
本当、下半身出しっぱなしの汚いおっさんになってましたが、どうすることも出来ないのです(笑)
夜中になり、初日最後の難関が現れました。
そうです
尿意です!
これはもうね、意地と根性で出しましたよ!!
ネットでコツを調べても出てこないんですよ!
ベッドで横になって排尿するコツが!!
私がやった方法です。
体を完全に横向けにして、左足を上げます。
そう、まさに、犬がオシッコするような姿勢です。
そのあとに、息を吸い込み息を止めます。
お腹に息を溜め込みます。
その溜まったものを膀胱の方へ移動させるように念じます!
その状態を、息をこらえた状態で1分くらい我慢するんです!!
集中するんです!!
「オシッコ出ろォォォォ!!ベッドを汚してもいいんだぁぁ!!』
この方法でなんとか出せました。
正直、うるさかったと思います(笑)
疲れました。
導尿カテーテルつけたままが絶対に楽だったなぁと思い、眠りにつきました。
そんな手術日でした。