GO! (BlueNote) / Dexter Gordon
人間誰しも相性があるように、廃盤店(店主)と客の関係においても当然それは存在するようで、
店内で試聴他チェックができるのなら問題は少ないが、通販だったりするとそういつもいつもうまくはいかず、
開封するとリストの盤質表記とは明らかに違う状態なのに、クレームを受け付けてくれなかったり、逆切れや
理不尽な対応をされたりして憤ること度々。
ジャケットNM(ニアミント)表記なのに画鋲の刺し跡があった事もあったもんなぁ、泣けてくる。 (ノ_-。)
自分ではそんなに状態を細かく気にする方ではないと思ってるんですけど、
そういう店に限って気に食わない買物は連続するものでシコリが残るんですよ、本当に不思議なんだけど。
ガソリン並の急騰を続けるBlueNoteのオリジナル盤の中でも最近人気の高いのがDexter Gordonのようで、
廃盤店でもリストに載せると売却後も問い合わせが後を絶たないと言う。
このレコードは最近急に相性が悪くなってしまった某店で通販購入したオリジナルで、ノイズには出ないけど、
どうしても気になる点が1箇所あり、店主の盤質表記にはホトホト嫌気がさして
二度とあの店での購入は止めようと決心したレコードです。
内容が素晴らしいだけに、この買い直し計画に関しては我ながら悲壮感が漂っておりますが、
廃盤蒐集は禅の道に通じていますから、これも修行のうちと無理やり自分を納得させておるのです。
レコード蒐集は根気の他に『運』も大切なんだな、つまり人生そのものだ。
(大きく出たね)
Down Town(Soul Note)/Guido Manusardi
Zさんという人がいて、僕にもうずいぶんと長い間ジャズを指南してくれています。
『altomanさんこういうのはどうです?』と、僕のジャズについての守備範囲を本当によく理解してくれていて、
いつもアウトローぎりぎり、審判によっては『ボール!』コールをしてしまいかねない際どいコースをついた
レコードを紹介してくれ、『ん?(聴くかな?)』と首を捻ると、
『メジャーリーグは球ひとつ分ストライクゾーンが大きいんですよ』。と言って一歩も引かないので
『そんなものですか』と買って聴いてみると、これがやっぱりストライクだったりするんです。
かなりのメタボ(現在僕が知ってるだけで十数回目のダイエット中)なのと、
落語が好きでときどき『こちとら蝦夷っ子でえい!』とか聞いていてびっくりするセリフを平気で
口にしたりする人ですが(使いたい北海道出身の方はご自由にどうぞ)、とってもすばらしい人で、
僕の聴く狭い守備範囲以外のジャズについてはたいていの場合、そのZさんから得た知識です。
このレコードはアウトローギリギリのレコードではなくてピアノトリオの有名盤のうちだけれど、
ジャケットセンスも重視している僕では一生食指が伸びなかったと思われる(Guidoの口が半開きなのも嫌)、
Zさんのお勧めで買ったレコード。
通称『マフラー』とか呼ばれているのも安直で好きじゃないんだけど、
とても聴きやすくて素敵なピアノトリオなんですよ。
「My Romance」はこれが一番好きかな。
Portrait Of Art Farmer(Stereo Records)
中学時代の同級生が銀座でフレンチレストランを開店していてなかなか美味しかったと共通の友人に聞き、
詳細を調べようとネット検索をすると、パンチパーマでArt Farmerそっくりのツッパリだった友が、
イケメンのオーナーシェフとして紹介されていて驚いた。混雑状況を聞くと『全て女性で満席でした』との事。
おそらくつっぱりFarmerはこの写真のように自信に満ち溢れ、充実した生活を日々送っていることでしょう。
The Very Thought Of Youでのミュートがとてもいい感じで、Hank Jonesも、流石の伴奏のこのレコード。
皆さんがトランペットのワンホーンの愛聴盤として思い浮かべるなかに、是非これも一枚付け加えてください。
大人のアルバムですよ。
(Contemporaryの傍系会社Stereo Recordsが出したステレオ録音のオリジナル盤です。いい音してます。)


