Shuggled On Your Shoulder / Beverly Kenney
約50年前、自らの人生の幕引きに哀しい選択をしたBeverly Kenneyの未発表音源。(デモ録音)
CDを買うかレコードを買うか随分迷ったが、ここは頑張って3800円のLPを購入。
(アナログ派を自認する以上迷う事自体おかしな話ですけどね。)
全編通して聴いたが、ピアノを伴奏に正確な音程で気持ちよさそうに唄うKenneyを充分愉しめる。
ピアノの音がこもり過ぎているが、ここまで可憐な歌声を堪能して文句を言うのは無粋だろう。
『二人でお茶を(Tea For Two)』が帯のタイトルになっているが、
ベストはB面収録の『Shuggled On Your Shoulder』だろうに、と思ってよく見たら
ジャケットのタイトルはそちらだったので、やっぱりと納得。
歴史を知る後世の僕らが、このKenneyの表情をみて感傷的になるのはやむを得まい。
新しい音源の発掘に、深く感謝。
And The Philadelphians(U A)/Benny Golson
『Golsonを嫌いと言う人はかっこつけてるんじゃないかな?』
という文章を読んだことがあります。
いわゆるGolsonハーモニーの事を言ってるのでしょうが、
アレンジされたものよりも、奔放なアドリブに心躍らす僕には
苦い意見であります。
Lee MorganのBlueNote盤では、Golsonがアレンジから消える
『The Cooker』こそ彼のBESTだと思っているくらいですからね。
とはいえ、昨夜はGolsonハーモニーにチャレンジするつもりで
このレコードの『Thursday's Theme』をじっくりと聴いてみました。
「GolsonはJazzではない、別のジャンルの音楽なのだ!」
と決め込んで聴いてみると、案外とテーマ部で口笛ふく
自分がいたりして、すんなり耳に馴染みました。
コツを掴んだのかもしれません。
In Tokyo Vol1・2(CBS) /Theronious Monk
↑この上2枚がvol.1 ↑この上2枚はvol.2
2枚とも最近ぱったりと見かけなくなった超のつく人気盤ですが、
理由はもちろん内容だけでなく、僕のライブラリーの中でもひときわ異彩を放っている
この淡い水彩画のような美しいジャケットにもよるでしょう。
どうしてこの体裁で再発されないのか(著作権?)わからないけど、大した理由でないのなら
是非このジャケットで発売して欲しい。 と、皆さんも思ってらっしゃいますよね?
○ONYは民意を汲み取るように。(僕もまた買いますから)
このレコードに限らずなんだけどMONKのレコードに針を置くと、今日の僕にはちょっと重たかったかな?
と世界感に馴染めずに途中で止めようとさえ思うんだけど、結局はどっぷりとはまって動けなくなって
最後まで通して聴いてしまうんですよね、強い磁界に引き込まれていく独特の魅力を感じます。
10代で初めてMONKを聴いた頃もわかったつもりで聴いてはいましたが、
いま感じる想いとはだいぶ違うようです。Monkを聴けば、自分の成長を実感できます。
↑2枚組紙ジャケCDの表裏です。オリジナルジャケットの方が断然素敵ですよね。
買ったばかりのつもりだったのですが、発売から10年も経ってます!
このシリーズは音質も良好ですよ。






