All Through The Night(Liberty)/Julie London
たまにはと、息抜き代わりに取り出す機会が多いのが、Julie London。
いい女が共演者を募れば、必然野郎どもは群がってやってくる。
このアルバムで目立つのは二人。
Bud Shankの饒舌なアルトにはちょっと出しゃばりすぎかな?と首を傾げますが、
Julieの前だからここぞ!と張り切ったのでしょう、そう思うとかわいいもんです。
比べてギターのJoe Passの控えめで少ないソロスペースにもかかわらず、
湧き出てくる存在感は目(耳)を見張るものがあります、いや~かっこいい。
俺が俺がと出しゃばるタイプと黙っていても絵になるタイプ。
両極端な男二人を尻目にいつもより語尾を流して甘く唄うJulieは何だかとても気持ちよさそう。
満更でもなかったのかもしれないね。
In Chicago(Mercury)②/Cannonball Adderley
キャノンボールの性格や人となりに関しての知識を僕は一切持っていないのですが、
このジャケットを見ただけで彼の虜になってしまう方はかなり多いのではないでしょうか?
カメラを前におどけているのか、むくれているのか、考え事をしているのか?
と、とにかくいい表情しています。(;^_^A
昨日子供が運動会の徒競走で1着だったので、記念に大好きな秘蔵ジャケットを公開します。
初見のかたは、息子に感謝していただきたい。(笑)
Time Out(Columbia)/Dave Bruubeck
1959録音のジャズ界驚異のベストセラー。
大手製作なので枚数が多いからか、僕がオリジナルを購入した約5年前は安価で手軽に手の出せる
値段だったが油断も隙もない、今は当時の倍の値段をつけ、すまし顔で廃盤店で目にする。
CD・レコードどちらでも所有の方はお手持ちのジャケットをご覧になってみればわかると思うが、
再発盤ジャケットの右上には『Featuring 「Take Five」』の文字が煌々しく描かれているはず。
(オリジナル盤にはもちろん書かれておりません)
どれだけ世間で広く受け入れられた曲なのか容易に想像できますね。
国内初期ペラジャケ盤はオリジナルから遅れること約3年、1962年(昭和37年)の発売だが、
それでもまだジャケットには『Take Five』の文字は見当たらない。
そういう微妙なポイントがマニアの購買意欲をそそるのだ。
ペラジャケは重量盤ではないが乾いたデスモンドのアルトがいい感じで響く。
オリジナルとの比較は可哀想だが、これはこれでけっこういけます。
そういえばマイルスは自叙伝で『白人どもが!』とこのレコードのことを随分と罵っていました。
変拍子なんて、黒人は何年も前からやっていたことだ!と。



