All The Gin Is Gone(Delmark)/Jimmy Forrest
Jimmy Forrest名義だけど、個人的にはもちろんG.Green目当てで購入した一枚。
タグに『orig』とあったので、Forrestがジン片手に乾杯してるジャケットよりも
こちらがオリジナルジャケットなのかと信じ切って買ったのだけれど、
よく考えてみたら録音時ほとんど無名のGreen名を記載し、
Forrest親分と対等に描くのはちょっといぶかしく、
ジャケットの作りは丁寧だし厚紙でそれなりの重量感はありますが、
後年Green が人気を得た時期(Elvin然り)に便乗して発売されたセカンド以降の盤かと思われますが、
どうでしょうか。
ジャケットはこちらの方が僕の好みなので気に入ってはいますが、
内容は個人的には中庸に感じます。
親分はがんばっているんだけど、
Greenはちょっと緊張してる感じかなぁ、控えめなGreenもファンにはたまらないんだけどね。
Warm Woods(Epic)/Phil Woods
第一人者の地位を確立したその2年後の1957年に
スタンダードも織り交ぜて録音されたのがこのアルバム。
ジャケットの上目遣いの鋭い視線と、犬を抱く右手の握り拳に
強く熱く表現された情熱は、
とても『WARM』といった生ぬるいものではなく、若者が
自らの将来と真摯に向き合い、腹を据えた決意の現れだ。
演奏も深く聴きこむと熱く燃えたぎっているのよくがわかる。
『Wait Till You See Her』の入ったB面が僕の好み。
一昔前は中古店で国内盤セールの目玉にもなった程の人気盤
なのに、何故紙ジャケのCDが出なかったのか、不思議です。
Plenty,Plenty Soul(Atlantic)/Milt Jackson
マスコミの尻の軽さに笑いをこらえることができない2週間だった、朝青龍である。
身体はブヨブヨだの引退は時間の問題だのと酷評しておきながら、初日から連勝街道を走り出すと
途端に『V確立○○%』『抜群の相撲感』と持ち上げ、優勝という結果を受けて更に称えるのかと思いきや、
『稽古の貯金がつきるのは時間の問題』と再び叩きつける。
掌を返すように臆面もなく前日迄の論調を覆す無責任さは見事、あっぱれという他ない。
厚顔で鉄面皮な気質には怒らず、ここはあえて言わせてもらえば、『見習う』 べきであり、
心を鬼にして習得さえすれば、翌日から僕も即座に『強く』『したたかに』生まれ変われる筈だ。
ジャズ界で言えばジキルとハイドなこの男、Milt Jackson
ルイスの戦略であるMJQの呪縛から解き放たれると、途端に水を得た魚のように元気よく泳ぎだす。
国内初期盤では別ジャケットで発売されておりました。
内容は表題通りSoulテンコ盛りだが、ジャケットの彼はなぜか、どこか物憂げ。

