Jazz Record Bank 『When Sunny Gets Blue.』 -113ページ目

Come Fly With Me (Philips) / Trio Pim Jacobs


      
抜けるような青空の下、眩しそうなPimの視線の先には飛行機雲。
60年代も中期以降になると急激に魅力を失っていくJAZZジャケットデザインだが、

82年製作のこれは例外で、飛びぬけてセンスがいい。

内容も老若男女誰に聴かせても受けがよく、ジャケットと演奏がマッチしたPimの傑作として永遠に称え、

聴き続けたい。


100点満点をつけたいところだが、裏ジャケットのKLM社長の写真で2点マイナスだ。

いくら会社の宣伝でも、出しゃばり過ぎだよね。


Trio Pim Jacobs ←Trioを先に書くのがオランダ語なのかな?違和感ありますよね。

It's All Right ! (Verve) / Wynton Kelly

   

   

         ↑mono盤                         ↑stereo盤


フェードアウトする曲があるのがとても残念なのですが、

B-2の「The Fall Of Love」などダンサブルな曲もあり、DJにも選曲されるようです。

Burellのギターで厚みを増した上に、Candidのコンガでトドメを刺す!
Kellyファン必聴・必携のマストアイテムだと思ってステレオ盤・モノ盤両方とも揃えました。


Verveに限らず、どこでも使ってるジャケット作成方法ですが
モノ盤の時は「STEREO」の文字を奥に引っ込ませて見えないようにし、ステレオ盤の時は

折り込みの位置を変えて文字が見える位置まで手前に引き出す。単純明快な作り方ですね。

モノ盤を手に入れるのに時間がかかったんだけど、

ステレオ盤との製造枚数の違いがそのまま入手難易度に表れてる気がします。
録音は1964年、もう世間(アメリカ)ではステレオ盤購入が常識だったのかなァ?

ちなみに両方ともにダブルジャケットです。 


    
       ↑mono盤               ↑stereo盤


人気のKellyなのに、このアルバムはあまり噂になりませんよね?

国内盤もCDもあんまり見かけないなァ・・・・・・

For Lady(Prestige) / Webster Young


      
LadyとはもちろんBillyHolidayのこと。
Billyの愛唱歌を選んで演奏したのでFor Ladyと名付けられたのだろうか。


『ジャケットに写る彼女は永遠の愛を誓った服役中の夫(彼氏)を思い、

刑務所の高い塀の前まで日参しているのではないだろうか・・・・』

そう考えながらジャケット片手にB面の「Dont’ Explain」を聴いてください。

WebsterYoungのミュートがしがみつき、Paul Quinichetteのテナーがグググッと

あなたにまとわりついて離れない筈です。


このレコードはOJC盤ですが、初期プレスなので評判通り音圧が高く、鑑賞に充分堪えられます。

が、いつかきっと廃盤屋の壁面で運命の出会いがあるだろうと、altoman考えています。