BAR QUINTA (バル・キンタ) | ¡Viva ワイン!

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ワインを飲みながら、気になったことを書いていきたいと思います。

ようやく少し落ち着いてきてやっと大阪の記事が書けます。って言っても今日も残すところ4時間を切りましたが…。


10月11日の大阪、新阪急ホテルで開催された『スペイン・アンダルシア製品 展示会』(会場の様子はこちら矢印 )朝10時過ぎから準備を始めて12時開場、午後5時で終了したのですが、前泊した京都のビジネスホテルでおにぎりを2個食べたきり、ランチ抜きだったのでお腹ぺっこぺこ。ささっと片付けをして向った先は…。


北新地にあるお店。







BAR QUINTA (バル・キンタ)







北新地というと何やら高級なお店ばかり並んでいると思ってしまうのですが、こちらは違います。黄色と赤のスペインカラーの看板が目印。半地下を進んでいくと…。


Viva ワイン!-bar quinta この方が迎えて下さいます。って実は今回、店主の萬川さんの写真を撮っていないので、これは2年前のもの。ほわわ~んとゆるーくなって、のんびり出来るんです、ここ。萬川さんは以前、茶屋町(大阪ね)にあるアルテミスというBar(バルではなく、オーセンティックなバー)のマスターをされていたのですが、独立されてスペインバルを営んでいらっしゃいます。


アルテミスにも何度が伺ったことがあるのですが、たまたま行った時に女性がおひとりで来店されて、カウンターで泣いていました。萬川さんは、その彼女につきっきりではなく、かといって無視する訳ではなく、ほど良い距離で話しかけていました。彼女は萬川さんなら泣けると思って来店されたのでしょうか…、泣ける店があるっていいなぁ~と思ったのでした。でも、バル・キンタは店内の照明も明るいので、果たして泣けるか疑問ですけれどね。


この日の私たち(私たちというのは、SGさん、私、そして、ブログを通じてお友達になったcocoさん の3名です)は全く泣くどころか、ずっと笑いっぱなしで…。cocoさんはタラちゃんとワカメちゃんというアメリカンショートヘアを2匹飼っていらっしゃいます。フードコーディネターというお仕事柄、食文化に長けていて、スペインには料理留学をされたという経験の持ち主。ブログに何度かお伺いしているうちに、仲良くさせていただくようになりました。


今回の展示会もお誘いしたのですが、生憎お仕事が入っているということで、じゃあ、お仕事帰りに梅田に寄っていただいて、一緒に飲みましょうということになりました。タラちゃん、ワカメちゃん、ママを長い間引き留めちゃってごめんなさいね。


Viva ワイン! 萬川さんの写真は撮り忘れたけれど、料理の写真はあります。これは本当に今の時期(って、今現在も食べられるかは不明です)にしか食べられない貴重な丹波の黒豆の塩茹で。お正月の黒豆煮しか食べた事がなかったのですが、お正月用に収穫する前に間引いたものが年に一度出回るのだそうです。とっても貴重品なんですって目


Viva ワイン! 萬川さんお手製のピクルス。そういえば、アルテミスでもいただいたことあります。バーテンダーさんなのにお料理も美味しいなって思ったのを覚えています。バルをはじめたのは天命だったのかもしれないですね。


Viva ワイン! この日の昼、ご来場いただいた皆さまにサービスするばかりで、自分では飲んでいなかった私。
すきっ腹に冷えたフィノは効きますね~。


萬川さんとスペインの話やシェリーの話などをして、あ、そうだひらめき電球と思い出し、山崎蒸留所の樽のことを聞いてみました。樽の記事はこちらに矢印 。ガイドさんのお話で、山崎蒸留所で使われているシェリー樽はスパニッシュオークを使っているというのがどうしても腑に落ちなかったんです。そうしたら萬川さん、山崎でシェリー樽って言っているのはモンティージャの事ですよと。本当に目からウロコとはこのことで、だからあんなに大きい樽だったんだビックリマークと納得。でもやっぱりスパニッシュオークに関してはおかしいと思いますけれどね。


Viva ワイン! そして、京都のプラテロさんに続き、ここにもありました。秋刀魚の酢漬け。東京では見ないんですが、関西で流行りなのでしょうか。確かに秋刀魚は旬なので、酢漬けもありですよね。東京のバルは缶詰とか使っているのかも。


Viva ワイン! ポテサラ。アンダルシアのバルで必ずと言って出て来るピコスと呼ばれる乾パンのようなものもつけてくれています。


Viva ワイン! そして、マッシュルームのアヒージョ(ニンニクオイル煮)。ソースをパンにつけて食べると美味しいんだな~。


バル・キンタでシェリーを軽くひっかけてから、場所をみなみに移し、心斎橋のお店でも飲みました。


cocoさんからくるり君にどうぞといただいたお土産。3枚連続でご覧ください。


Viva ワイン!

① いただいたお土産をテーブルの上に並べていると、早速やって来た黒い物体。

 Viva ワイン!

② 数ある中からひとつだけ咥えて行きました。口の脇から鼠色のヒモがはみ出ていますが…そうです、おもちゃのネズミ。


Viva ワイン!

③ cocoさんのところのタラちゃんもワカメちゃんもマタタビに反応しないそうなのですが、くるり君も然りです。ネズミさんの方が良いみたい。勿論、既にネズミさんは成仏しましたけれどね。

cocoさん、ありがとうございました。長い間お引き留めしてしまい申し訳ございませんでした。本当に楽しかったですね。又、一緒に飲みましょう。