父の遠距離介護と自分の時間 | ひとりっこの遠距離介護が始まった

ひとりっこの遠距離介護が始まった

2023年6月健康自慢の母が亡くなった。
ある日突然やってきた父の介護。遠距離、ひとりっ子、初めて知る介護の生活。激変した生活の記録。

 

ご訪問いただきありがとうございます

ひとりっこの遠距離介護の

日常を綴っています

 

「お母さんは自分の好きなことを

やってていいよね。そういうの理想ニコニコ

 

 

この前、長男が急に言ってきた

 

 

長男は大学3年生で就活が少しずつ

始まる中、この先の自分の生き方について

いろいろ考えてしまったらしい

 

 

確かに今は趣味も楽しめているけど

ここに至るまでには、振り返れば後悔もあって 

今があると思ってる



遡れば

長男の中学受験や息子たちの塾代、歯科矯正など

いちばんお金がかかった時

 

 

私も週6で働いていて

その頃は趣味を楽しむというより

とにかく毎日がせわしなく

休む時間もなく疲れてた悲しい

 


ここ3年はコロナもあって

両親ともリアルに会えなくなって

 

 

母は電話してきても、最終的には

日常生活や父への不満になっちゃうから

私は余裕もなくて面倒がって忙しいを理由に

あまり話を聞かなかった

 

 

今思えば、なんてこと、しちゃったんだろう

母にとって唯一、なんでも話せる娘なのにね

話も聞かない、親不孝な娘だったなって

 後悔ばかり

 

今更遅いけど



働き方を変えた今

時間に余裕もできて来て

コロナも落ちついて 



これからは今までを取り戻すべく



母と一緒に出かけたり

遊びにも来てもらおうって

いろいろ考えてたのに



もう叶うことはない



久しぶりに急にこみ上げてきちゃって

 


お母さん、ごめんって

大泣きしてしまった

 



母が急に亡くなったことが

ものすごくショックで無気力になってた

 

 

悲しみと絶望と、父のこれからの生活の不安

わからない介護、1人悩んで

いろんな思いがぐちゃぐちゃで

押しつぶされそうで苦しい日々

 

 

なんにもしたくない

でも何もしないと苦しすぎる

 

 

そうして4か月すぎた今

仕事と主婦業と父の介護の3本立てだけでは

頑張りすぎて力の抜きどころが分からず

たぶん、私は精神的に疲れてしまう


 

父だって自分のために娘が

やりたいことを諦めたなんて嫌だと思うし

 

 

って思うから、趣味は全部復活した

テニス、着付け教室

日本語ボランティア、パン教室

 


そしてこのブログも

いろんな情報をいただいたり、共感や労いを

いただいて、とても力になってる


 

それぞれにいろんなコミュニティがあって

その数の分だけ、人とかかわることで

母への悲しみ、父の介護の重みが少し軽くなって



日常を送るためのメンタルバランスが

取れている気がする


 

とはいえ、やっぱり悲しみが襲って来たり

父のこと、大変だなーどうしようって

どっと疲れたりもあるけれど

 


母が倒れたあの日

母は、まさか自分が明日死んでしまうなんて

思っても見なかったはず

 

 

元気だと思っていても母のように

命がいつなくなるかわからない

 

 

やりたいことは先延ばしにしないで

できることはできるだけ、今やりたい

 




 

 

    

自宅と実家、片道3時間

パーキンソン病持ちの父の一人暮らしに

不安しかないひとりっこの私

母が急逝、遠距離介護は突然やってきた

 

心配は尽きないし激変した

不安定な生活を安定させるため

 

やることはまだまだある