悟りを開いたブッダが退けた3つの誘惑
記事の中で紹介した映画『リトル・ブッダ』で釈迦を演じていたのは、ネットで「いい人伝説」のキアヌ・リーブス。
その伝説を以前にも紹介して、今一番注目してる俳優さん。
今回は、キアヌ・リーブスの心温まるエピソードをご紹介。
まずは、映画製作現場のスタッフにも愛される彼の素顔。
小児病院に寄付しまくり、人知れず慈善活動を続けているキアヌ・リーブスの半生と心温まるエピソード
日本で10月公開の新作映画『ジョン・ウィック:パラベラム』での、愛犬との絆を紹介した特別映像も公開されている。
「いい人伝説」 を持つ彼の人柄ならではの予告編な感じです。
映画『ジョン・ウィック:パラベラム』<祝!愛犬の日>特別映像
この新作のLAプレミアでは「映画が好きで好きでたまりません。観ることも作ることも愛しています」と語っています。
「ジョン・ウィック」 第3作のLAプレミアでキアヌ 「9月に日本行けたらいいな」
また、その新作撮影中にはこんなエピソードも。
キアヌ・リーブス、新作撮影中にホームレスの段ボールへサイン
現在、主演の映画『レプリカズ』が公開中。
映画『レプリカズ』予告編
本作で家族の死により暴走してしまう科学者を演じたキアヌ。
彼が「死」についてインタビューで語った言葉も話題に。
キアヌ・リーブス、「人は死んだらどうなる?」という質問への答えが名言
今年は上記の新作2本に加え、7月公開のピクサーのアニメ映画『トイ・ストーリー4』にも声優で出演してるそうです。
『トイ・ストーリー4』最新予告にキアヌ・リーブス演じる “謎キャラ” が登場!
大スターでありながら、その飾らない素顔と周囲への親切な行動が話題となり、多くのファンに愛されるキアヌ・リーブス。
映画『リトル・ブッダ』で、自身のエゴと対峙して悟りを開いた釈迦を演じたのも偶然ではないのかもしれませんね。
人間の内にあるエゴの強力な誘惑を退けブッダとなった釈迦。
では最後に、仏門に入られた経営者でもある稲盛和夫さんが講演で話された言葉を紹介したいと思います。
私たちは心の中に、
良心という自分とエゴという自分を同居させているのです。
ピュアな真我と卑しい自我が同居しているのが、
人間の心なのです。
お釈迦さまは、人間とはスタボン(頑迷)で、
少しでも手入れを怠ると欲にまみれると知っていますから、
「足るを知りなさい」 とおっしゃった。
「オレがオレが」「もっともっと」と際限もない欲望を
膨らませてはいけないのです。
この言葉が語られた稲盛さんの記事はこちらです。
「オレがオレが」 が経営者の晩節を汚す
毎朝の「神様、ごめん」という言葉に驚きです。
この記事を読んで、今回紹介したキアヌ・リーブスも自分のエゴを増大させなかった人なのだろうなぁと思いました。
今回の曲は、来月公開のディズニー実写版映画『アラジン』のエンドクレジット・ソングで、ゼイン・マリクとジャヴァイア・ワードがカヴァーした名曲『ホール・ニュー・ワールド』。
A Whole New World / ZAYN, Zhavia Ward