言わずと知れた名作です。

 

かなり長い映画ですが、濃密な時間を過ごせる作品でもあります。中だるみが一切ありません。

 

本作の主人公は前半がヴィトー、後半がマイケルとなっています。

 

コルレオーネ家の家訓として以下のものがあります。

 

「恩には恩。 裏切りには恐怖と復讐で報いよ。 人生は美しい。」

 

素晴らしい家訓です。これは人間関係にも使用できる言葉です。裏切ってくる相手に対し、優しく接すると漬け込まれます。だからといって、全ての人間を利用しようと画策し行動していたら信頼性がなくなり、落ちぶれます。

 

非常に良い戦略だといえます。応戦戦略と近しいものを感じます。

 

そして、そんな無情な世界でも「人生は美しい」としています。清濁併せ呑んだ上で、全てを受け入れる人間としての深さに感服します。

 

本作で印象的だったシーンは、ソニー殺害シーンです。ソニーが直情的で短気であるところをつけこまれ、敵から銃弾を浴びせられます。

 

いつ何時でも冷静に行動することが肝要だといえます。皆さんも感情的に行動しそうになったら、是非ソニー殺害シーンを思い出していただければよいと思います。

 

ソニーと比べ、マイケルは冷静で狡猾な人間であり、マフィア向きであると思います。腹黒さも持ち合わせています。

 

ラストの同時暗殺シーンは、映画史上屈指の名シーンです。暗殺という無惨なものを扱っているのですが、それすら美しさを感じます。「様式美」という言葉がぴったりのシーンだと思います。

 

コルレオーネ家の家族模様は、一般家庭と比べると異様かもしれません。しかし、表立ってはいないですが、家族の絆を感じられる作品でもあります。その絆は異様なものかもしれませんが、愛はあったと私は感じます。

 

冷酷さ愛するということ

 

二面性を本作で感じました。しかし、二面性という一言で片付けられる作品ではありません。

 

こればかりは見てもらわないと分かりません。是非見ていただきたいです。

 

 

 

 

 

 

 

マイスコア:100

 

とても良い。今の日本人は忙しさにとらわれていることを嘆いているのである。

 

「昔は良かった」という古参厨な考え方をしているが、的を得ているだろう。そう思っていた頃も今となっては過去の産物である。

 

今の日本人も忙しさにとらわれているだろう。

 

 

 

出版社:かんき出版

 

マイスコア:☆5

 

テーマ:より少なく、より良く

 

神作品。だいぶ考え方が変わった。一番良かったのは、90点ルールである。

 

本書では自分の中での重要度として100点満点中90点未満のものはすべて切り捨てるというものだ。これは、非常に面白い。

 

この考え方を使用し、私は親戚の付き合いを断った。自分の中での点数が78点だったからだ。逆に友人からの誘いは自分の中で92点だったので行くことにした。

 

本の影響を受けて行動に移すと何とも言えない快感が生まれる。

 

「完璧な選択肢などない、あるのはトレードオフだけだ。」という文言がある。これは昔の自分に聞かせたかった言葉である。もう少し早くこの本に出会っておけばと後悔する。

 

「早くこのアニメに出会っておけば」とか「早くこの小説に出会っておけば」とかはあまりないが、実用書に関しては大いにあるだろう。

 

この経験を活かし、今後も科学的根拠に基づいた実用書にどっぷり浸かっていきたいと考える。

 

 

 

 

出版社:クロスメディア・パブリッシング(インプレス)

 

マイスコア:☆5

 

テーマ:進化の過程からのアプローチ

 

最初、面白くない本だな、と感じていたが、なかなか面白かった。本書が一番伝えたいのは、進化とのミスマッチを考察することでより良い生活ができるという点だ。

 

特に興味深かったのは、認知行動療法で用いられる「タイガーマスク」。1日5分、目を閉じて虎をイメージするだけでいい。ただし、虎のイメージを変えてはいけない。これによって、自己観察能力が育まれ、ネガティブな思考が減少するとのこと。虎は不安や恐怖の象徴であり、観察することで「あなたの良くない感情は勝手に揺れ動くだけで特に何もしてこない」という理解が脳に深まるそうだ。面白くて簡単な方法論で、実用性が高い。

 

また、昼に10~15分間目をつむることもおすすめだと主張されている。体調面では腸内細菌の重要性が強調されている。リッキーガットという腸に穴が空く症状は不安や鬱、疲労感につながる可能性があるため、腸内細菌を増やすことが重要だと説かれている。発酵食品の摂取が良いとされ、例えば納豆、キムチ、ヨーグルト、ザワークラウト、ぬか漬け、味噌などが挙げられる。

 

価値評定スケールを用いると、自分の重要視している価値観がわかり、それに基づいて生きることが示唆されている。自分がまだ達成できていないことに気づき、優先順位を見直す良いきっかけになった。

 

DaiGoさんによると、本書は健康面に関する本としておすすめされている。

 

 

 

 

出版社:学研プラス

 

マイスコア:☆5

 

テーマ:人生の効率化

 

DaiGoさんの本は実用性が高い。片付けのやり方だけを書いているわけではなく、そもそもいらないものを買わないようにしようという主張がなされている。

 

その主張を聞いて私は、実践してみることにした。買って後悔したものと買って良かったものに分けリスト化した。すると、買って後悔したものの数の方が2倍ぐらい多かった。

 

自分がいかに無駄に金遣いをしていたかがわかった。これからはリストを参考にして、ものを購入しようと思う。

 

「収納スペースはいらない」というのが筆者の主張である。空間があると人間はその空間にものを入れたくなる心理が働くらしい。

 

自分の本棚にはかなりの空間が空いているので、うっかり余計な本を購入しないよう気をつけたいと思う。

If-Thenプランニングの有用性も本書にて主張されている。「もし~なら、こうする」といったルールを予め決めておくのである。

 

そうすることにより行動が自動化し、楽をしたいという人間の本能に直接アプローチすることができると個人的に感じた。

 

 

 

 

出版社 サンマーク出版

 

マイスコア:☆5

 

テーマ:体の歪みを治すことの重要性

 

普通に良かった。「スタンフォード式シリーズ」の本は今のところ、全部当たりである。

 

本書の主張は、体の歪みにより疲れやすい体になってしまうというものだ。「姿勢を正せ」と昔よく注意されたものだ。姿勢を正したほうがいいのはわかっていたが、なぜ正したほうが良いのかわからないと実行に移さないところが私にあった。

 

この本のおかげで、それがわかった。

 

立つときの基本姿勢として、まず耳と肩と地面のラインが一直線にならないといけないらしい。猫背や反ってしまうとよくない。

 

姿勢が悪いことによって、中枢神経がそれぞれの臓器や筋肉に情報を伝達できなくなり、うまく体を動かせなくなり、疲れやすくなるらしい。

 

IAP呼吸法というものがあり、これは5秒間腹を膨らませた状態で吸い、その後7秒間腹を膨らませた状態で息を吐くというものだ。これにより、腹圧を高め、良い姿勢をキープできるらしい。簡単にできるから、とても実用性があると思える。

 

後は、骨盤を立った状態で揺らすことにより、体の臓器がもとの配置に戻るというものだ。これもなかなか実用性がある。今まで読んだ本の中で一番実用性があると思える。

 

この本にかぎらず、もう少しインターネットなどで人体について調べていきたいと思う。

 

私は膝関節の調子が悪いので、膝関節のストレッチをやることにした。

 

 

 

 

滑稽なピエロフェイスとは裏腹に、悲壮感の感じる作品です。

 

現実世界に存在するピエロももしかしたら日々悲しみを感じながら演じているのではと感じました。

 

アーサーはペニーを介護していたのにもかかわらず、あっさり殺します。自分が幼少期虐待されているときにペニーは黙ってみていたことに気づいたからです。深く愛していたからこそ、その感情が憎しみに変わっとき、憎悪へと変化したのでしょう。

 

マレーを殺した理由も同様です。アーサーはマレーを敬愛していましたが、マレーに滑らされ、マレーを殺します。

 

ペニーを殺したときに、自分の感情の変化をしっかりと把握しておけば、マレーを殺すことはなかったと思います。

 

ジョーカーは完全に無敵の人になっています。それでもなお、アーサーはこういいます。

 

「喜劇なんて主観さ、そうだろ?


みんなだってこの社会だってそうだ。善悪を主観で決めてる。


同じさ、自分で決めればいい。笑えるか笑えないか。」

 

恵まれない環境下で育ったアーサーが、自らの状況をなんとかポジティブに変換しようとしています。他人から不幸な人生だと揶揄されても、自分が幸せだと感じていればそれで良いのです。

 

結局は自分が今の人生をどう感じるかが肝心だと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マイスコア:70

 

殺し屋と少女の不思議な関係を描いた作品です。個人的にはあまり評価に値しない作品です。

 

レオンは見た目は大人ですが、中身は子供です。マチルダは見た目は子供ですが、中身は大人です。

 

人間を表層だけで判断するのは早計だといえます。

 

レオンが観葉植物を持っている理由として、彼自身が根無し草であることが挙げられます。レオンは殺し屋として生計を立てていますが、安定性のある職業ではないので、ずっと浮遊状態であるといえます。

 

レオンが殺されてマチルダがレオンの観葉植物を地上に植えるシーンがラストシーンです。地上に植えることにより、レオンは「もうひとりではない」ということを表していると思います。

 

ラストシーンのメッセージ性という観点からいくと、非常にありきたりなメッセージであり、メッセージの内容が薄いと思います。

 

そのラストへの導線を引くために、マチルダとレオンが関係を築いていったのが中盤です。その中盤も、中だるみ感がありました。

 

悪い作品だとは思わないですが、非常に良い作品ともいえない作品です。

 

 

 

 

 

 

出版社:ダイヤモンド社

 

マイスコア:☆5

 

テーマ:年をとるごとにお金の価値は少なくなる

 

私たちはお金に縛られがちです。確かにお金は重要です。その事実は変わりません。

 

しかし、必要以上にお金を貯め込んだり、使うべき時に使わなかったりするのは良くありません。この本をきっかけに、複数回の留学を考えています。

 

無理に節約して健康を損なったりするのも良くないと感じました

 

本書ではお金を稼ぐことばかり考えた結果後悔した人物と、うまく仕事を休んで貧乏旅行に行った人が登場します。前者を否定し、後者の生き方を本書では肯定しています。

 

経験とは記憶の配当であることが主張されています。たしかに、考えてみれば、記憶が積み重なればなるほど、福祉のようにどんどん積み上がっていき、最終的にそれは思い出という形で帰ってきます。

 

その思い出の量や質で死ぬときの後悔が変わる気がします。メディアは不安を煽るように作られており、そのせいで「老後のための資金を貯めよう」とか、老後になっても「将来の医療費が心配だ」などと心配して貯金していると個人的に感じました。テレビのニュースは見なくていいのではないでしょうか。

 

私たちの人生は、金持ちの策略によって、かなりの時間とお金を吸い取られているように感じます。自分もスマホのスクリーンタイムを見ると、1日平均6時間だったりしたので、本当に怖いです。

 

過度に貯金する人がいたりするのも、老後になってお金がなくなったらどうしようと考えているからでしょう。損失回避の法則が働いているのです。

 

本書の考え方に縛られすぎるのも良くないですが、本書の内容を頭の片隅に入れておくことが重要なのではないかと感じました。