出版社 サンマーク出版
マイスコア:☆5
テーマ:体の歪みを治すことの重要性
普通に良かった。「スタンフォード式シリーズ」の本は今のところ、全部当たりである。
本書の主張は、体の歪みにより疲れやすい体になってしまうというものだ。「姿勢を正せ」と昔よく注意されたものだ。姿勢を正したほうがいいのはわかっていたが、なぜ正したほうが良いのかわからないと実行に移さないところが私にあった。
この本のおかげで、それがわかった。
立つときの基本姿勢として、まず耳と肩と地面のラインが一直線にならないといけないらしい。猫背や反ってしまうとよくない。
姿勢が悪いことによって、中枢神経がそれぞれの臓器や筋肉に情報を伝達できなくなり、うまく体を動かせなくなり、疲れやすくなるらしい。
IAP呼吸法というものがあり、これは5秒間腹を膨らませた状態で吸い、その後7秒間腹を膨らませた状態で息を吐くというものだ。これにより、腹圧を高め、良い姿勢をキープできるらしい。簡単にできるから、とても実用性があると思える。
後は、骨盤を立った状態で揺らすことにより、体の臓器がもとの配置に戻るというものだ。これもなかなか実用性がある。今まで読んだ本の中で一番実用性があると思える。
この本にかぎらず、もう少しインターネットなどで人体について調べていきたいと思う。
私は膝関節の調子が悪いので、膝関節のストレッチをやることにした。