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アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【4月29日(火)】

 

GWからずいぶん経ってしまいしたが、これからやっと連休中の記事をUPしていきますので、ご容赦のほど。

 

実家に帰省中の恒例行事“家族で乾杯”。母親と弟家族の5人で、ロイヤルパークホテル高松の錦で懐石料理をいだきました。

 

ここには旧知のソムリエさんがいるので、お酒の選択は安心してお任せできるのもポイント高いところ。

乾杯は、小豆島で作っているSHIMA SHAM 2024。デェラウェア主体で瓶内2次発酵のスパークリングワインです。これはお店からのプレゼントということで、よりいっそう美味しく感じられました(笑)。

 

前菜は真蛸とにし貝の出汁ジュレかけ、うるいのサラダ仕立て、小鉢にはさぬきのめざめ(香川県産のアスパラ)と黄身酢。

 

きれいな蛤に鰹の効いた出汁が美味しい。殻の下にはウドが隠れてます。

 

泡の次は日本酒がサーブされました。高知の美丈夫、純米超辛口。超辛といっても上品でキレのある感じ。とても美味しい。

 

お造りはオリーブサーモン、ハマチ、本鮪中トロ、赤貝。

 

椀ものは鯛のかぶら煮。関東に住んでると、透きとおった出汁の煮物を見るとホッとする(笑)。

 

再びワインに戻ってシャトー・クリマンのアスフォデル 2019。ソーテルヌを造ってるシャトーで、セミヨン100%とのこと。

 

焼きものは瀬戸内の鰆とホタテ、オリーブ地鶏とオリーブ夢豚という、地元食材のオンパレード。魚介は海苔とワサビの餡、お肉はバルサミコソースで。なるほどこの両方に合わせるとなると、複雑さがあり味わい深い、こんなワインの選択になるんだなと納得。

 

揚げものは、淡路島の玉葱と桜海老の寄せ揚げとこごみ。

 

〆は土鍋で炊いた、宍道湖しじみの炊き込みごはん。

 

当然のごとく、おかわりしました(笑)。

 

テザートは香川県産デコポンにさぬき姫(イチゴ)、高知県産の文旦。

 

地産地消にこだわった料理は、県外から帰省しているボクにとっては嬉しい限り。ワイン(日本酒も)のチョイスも含めて楽しいディナーになりました。高齢の母も完食してたのは頼もしい限り。

 

最後にサプライズで・・・

90歳の母親と61歳の息子のバースデーケーキ、なかなかシューな画像です(笑)。

 

食事のあとは弟と2人でBARシャムロックへ。

ここで、ラフロイグだったかタリスカーだったかをTwice Upで飲みながら何やら話した気がするが、記憶が定かでない・・・(笑)。

【4月26日(土)】

 

広島にありそうな名前のゴルフ場ですが、まだ帰省はしていません(笑)。この日は、栃木県鹿沼市にある広陵カントリーで、会社の親睦ゴルフコンペが48名の参加で開催されました。

開会式、記念撮影のあと、8時頃にスタート。ここはコースが3つあるので、それぞれ4組づつに分かれてのプレーです。これだと、ホールアウト後、表彰式までの待ち時間が短くなるのでいい。

 

暑くもなく寒くもない、絶好のコンディション。にもかかわらず、ショットが不安定でOB、池ポチャもありイマイチなスコアで前半終了。

 

カツカレーはスパイシーで美味しい。ちなみにこのBeerは2杯目。なぜか昼休みが1時間半もあったので、半ば飲み会となってます(笑)。

 

午後も相変わらずの状況だが、たまにパーも取れて前半よりは多少マシなスコアでホールアウト。トータルではいつもよりチョイワルな結果となりました。

 

プレーのあとは、クラブハウスのレストランで表彰式&大抽選会。成績の良かった人もそうでない人も、みなさん楽しめる企画で、会社の親睦行事としては大成功。準備、運営された幹事の方々、お疲れ様でした。次回もヨロシク(笑)。

風のマジム

原田マハ著

講談社文庫

2025.4.20読了

☆☆☆☆

15年くらい前、何かの雑誌(おそらくANAの機内誌)で、南大東島で女性が立ち上げたベンチャーがオリジナルのラム酒を製造販売している、という記事を読みました。特産のサトウキビを使ったラムは高い評価を得て、ヨーロッパの有名レストランでも採用されているとか。さっそく近所のちょっとマニアックな酒屋さんに行ってみると、運よく入荷してたので即購入。それがグレイスラムCORCORで、その女性起業家がこの物語の主人公だったのです。

自身の情熱と家族や周りの人たちの協力でいくつもの困難を乗り越え、想いを実現していくサクセスストーリー。現実はこんな美談だけではないのだろうけど、読み物としては気持ちよく読める、好きなタイプの作品です。この夏には映画も公開されるようなので、これは見なくちゃ。

ちなみにCORCORのラム、強烈に個性的な風味で一般的なラム酒とは別物といった印象。ボクにはちょっと合わなかったので、そのまま放置した記憶が・・・。これを読んだ後だと美味しく感じるかもしれないので、今度帰省したとき飲んでみよっと。