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アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月19日(土)】

 

この日泊ったTENDO SPA & BREWERYは、名前のとおり温泉と地ビール工房が一緒になった宿泊施設。さらにオールインクルーシブのシステムなので、館内の飲食や施設利用はすべて追加料金なし。なんと素晴らしい!!。

ということで、温泉あがりに早速一杯。ちなみにブルワリーだけど、ワインや日本酒も地元産を中心に品揃えは豊富です。

 

そしてディナー。

前菜はサーモンとインゲンのテリーヌ、ピクルス、山形ハーブ鶏の塩麹焼き、茄子田楽、鮎の塩焼き、とうもろこし。

 

スパークリングで乾杯のあと、白ワインへ。

なんと一升瓶です(笑)。これもフリードリンクなので注ぎ放題。

 

吉田畜産とコラボした、オリジナルのソーセージとチョリソー。

 

カリフラワーと秘伝豆の和風ポタージュ。レモンオイルの風味がポイント。

 

ワインのあとmywifeは日本酒へ、ボクはビールに回帰。

 

ブルワリーだけあって種類は豊富。自分で注ぐのでプロのように上手くはいかず、泡が多かったりします(笑)。

 

お造りは中トロ、鯛、ヒラメ。

 

そしてウニは殻ごと出てきた。この演出で美味しさ2割増しです(笑)。

 

メロウの西京焼き。銀ムツのことを、こっちではメロウと呼ぶらしい。メロなら聞いたことあるけど。

 

山形牛の炭火焼き。お肉も焼き加減もGood!!。塩でも山葵でもOKだが、人参ピュレ+とろろ昆布が意外といける。

 

甚五右衛門芋の庄内芋煮と冷製茶碗蒸し。さすが名物、芋煮は美味しい。茶碗蒸しはじゅんさいと梅の風味でさっぱりと。

 

お釜で炊いたご飯とお漬物。美味しいご飯だったけど、お茶碗一杯が限界でした。

 

炭火焼きバスクチーズケーキとフルーツ。

 

山形の食材を中心とした和洋折衷の料理、どれも美味しくて大満足でした。しかも飲み放題だし。

夜はバーもオープンして、カクテルなど洋酒もいろいろ供されてたようだけど、早々に部屋でダウンしてしまった。

 

 

【7月20日(日)】

 

朝食はビュッフェスタイル。

蕎麦や玉こんにゃくなど山形の名物料理もあったけど、結局いつものメニューになったりして。

 

8:30にホテルを出発。天童市内からR112で西に進みます。

少し走ったところの道の駅寒河江で、前日買った日本酒を冷やしておくための保冷剤を調達。ここの道の駅、規模が大きく店舗も充実してたみたい。ゆっくり見ればよかったかな。

 

西川ICから東北横断自動車道に乗って、さらに西進。緑の美しい深い山の中を縫うこの山形道、景色はいいし渋滞は無いし、最高のドライビングタイムです。

月山湖PAで小休止。遠くに見える月山には、この時期でも雪が残ってる。冬は想像を絶する厳しさなんだろうな。

 

その後は月山ICでR112に降り、長〜いトンネルをいくつか抜けて湯殿山ICから再び高速へ。またまた長〜いトンネルを通って、鶴岡ICをスルーしてしまい(笑)、庄内空港ICで降りて一般道へ。

R7で日本海を右手に見ながら南下。海は穏やかだけど、海岸は岩場が多く雰囲気が瀬戸内とは違う(当然か)。

 

田舎道でなかなか休憩スポットもないところ、やっと見つけた道の駅あつみでランチタイム。

屋台のようなお店で買った、海老とマグロのお鮨、岩牡蠣とホタテの炭火焼き、海老のお味噌汁。こういうところなので、どれも抜群に美味しいが、小海老がザクザク入ってた味噌汁がイチバンだったりして。

 

その後R7は内陸に入り、再び山間の道へ。相変わらず交通量も信号も少なく、快適ドライブが続きます。途中、朝日まほろばICから高速に乗ってさらに南下。新潟市の中心部を越えて西に進み、葡萄畑が見え始めたところにあるのがこの日の目的地、カーブドッチワイナリー。14時過ぎに到着しました。

ここのワイナリーは宿泊施設が併設されていて、そのうちのひとつトラヴィーニュが今夜のお宿。ワイナリーに泊まって、美味しい料理とワインを楽しむなんて最高です。楽しみ楽しみ。

 

 

本日の記録

走行距離 272.3km

走行時間 4h46min

平均速度 60km/h

平均燃費 15.2km/l

 

本日のコース

【7月19日(土)】

 

さて、この日からの3連休は、mywifeと久しぶりのドライブ。

朝8時に佐野の2nd Houseを出発して、東北自動車道を北上。那須高原SA、安達太良SAで小休止のあと、福島JCTで東北中央自動車道に乗り換え山形方面へ。

 

米沢北ICで降りてR13を少し北上したところが、この日最初の目的地、高畠ワイナリー

 

スパークリングの“嘉”など、お気に入りのワインを造っているワイナリーです。

 

着いたのが昼頃だったので、まずは腹ごしらえ。

食べるところは簡単なカフェのみだったので、ピザとチーズとグラスワインの飲み比べ(ボクは白葡萄ジュース・笑)。

 

一方、ショップは充実してて、ここでしか買えないロゼスパークリンクや、ショップの人曰く“日本一のピノ”らしい赤をゲットしたりと、楽しく散財しました(笑)。

 

そのピノノワールの葡萄畑。

 

山形とは思えない炎天下のもと、小さい葡萄の実が元気に育ってました。

 

ワイナリーを後にして高速で少しだけ北上。かみのやま温泉ICで降りて、蔵王エコーラインで次の目的地蔵王山頂を目指します。このエコーライン、全長約25kmで標高差1400mのつづら折れが続くワインディングロード。1~3速をパドルでシフトしながら登って行くのが超絶楽しい。シートのすぐ後ろから聴こえるボクサーサウンドも最高のBGMだし。

そして山頂に到着。少し歩くとエメラルドグリーンの御釜が見えます。天気も良くて360°絶景が広がってました。

 

麓との気温差は約10℃。気持ちいい風が吹いてます。

ちなみに距離標高差とも、富士スバルラインの1割増しくらいのエコーライン。やっぱりいるんですよね、ロードバイクで登ってる人。それも結構な人数が。ボクも昔々は富士や乗鞍登ってたけど、今はとても走り切る自信ありません(泣)。

 

灼熱の下界へ降りて、再び高速で北上。天童ICから市内に向かい、天童城跡近くにある出羽桜酒造に寄り道。直営のお店で試飲(mywifeのみ・笑) & 限定のお酒を購入して、この日の宿泊場所へ。

 

TENDO SPA & BREWERYに、16時ちょうどに到着しました。

 

広々としたエントランスには、地元出身の彫刻家、松田重仁の作品が展示されてました(他にも館内至るところにあった)。

 

今回はここまで。この続きは次回に・・・。

 

 

本日の記録

走行距離 375.7km

走行時間 5h58min

平均速度 65km/h

平均燃費 14.0km/l

 

本日のコース

【7月18日(金)】

 

3連休を利用してmywifeがこちらに遊びに来たので、初日の夜はお約束の須藤さんでお鮨を楽しみました。

 

なんとこの日の予約はボクたちのみ。決して貸し切ったわけではありません(笑)。贅沢な時間の始まりです。

 

スーパードライの生で乾杯!!。

 

スタートは枝豆。

 

もずく酢。繊細なもずくは大船渡産とのこと。この日も暑かったので、酸っぱいものが美味しい。

 

とうもろこしの冷製茶碗蒸し。とうもろこしの風味が濃密。

 

冷酒をおまかせでお願いしたら、いきなり新政が出てきた!!。この日ボクたちが行くので、残しておいてくれたとのこと。ありがたい!!。最近は、飲食店でも入手に苦労するらしい。

 

水蛸の旨煮。煮てはいるが軽い旨味付けなので、山葵をちょっと乗せるのがいい。

 

お造りは水蛸、カンパチ、鰹の藁炙り。蛸はこんなに切り刻まれても、まだ生きてて動いてる。恐るべし生命力。

 

山形県酒田酒造の上喜元 初夏の浜辺。スッキリ軽快な夏酒。

 

ホタテの磯部焼き。このホタテの立派なこと。

 

ここからお鮨。

豊後水道のイサキ。旨みが乗っている。

 

包丁の仕事が美しいソデイカは、柑橘の風味で。

 

漬けマグロには芥子と柚子。

 

こぼれ落ちるくらい(笑)たっぷりの雲丹。

 

鱚の昆布締め。昆布は白板昆布を使うというこだわり。

 

そして唐子づけ。これを食べるために、わざわざここに来る価値あり、と思える一貫です。

 

山形県六歌仙の山法師。純米吟醸生酒で、酒器ともども清涼感があっていい。

 

鹿児島のしんこ。しんこはコハダ(コノシロ)の小さいやつ。3枚重ねの握りが美しい。

 

半熟いくら、美味いです。

 

大トロの藁焼き。炙りの香りで、脂の重さを軽減する作戦は正解。

 

芝海老入りの玉。

 

手渡ししてくれるネギトロ。ネギもトロも美味いが、何気に海苔が主役だったりして。

 

ここからは追加で握ってもらったもの。

コハダの中に、唐子づけで使った海老のおぼろを挟み込んだ一貫。この意外な組合せ、その美味しさに思わず唸ってしまった。

 

最後は干瓢巻き。干瓢作りが盛んな栃木県壬生(みぶ)町まで仕入れに行き、手間をかけて煮込んだ干瓢は、巻寿司に入っているアレとは別物。この干瓢巻きも絶品でした。

 

出汁の効いたお味噌汁で、お鮨の余韻を楽しむ。

 

今回も大将や奥さんとゆっくり話ができて、とても勉強になりました。見えないところの細かく丁寧な仕事があっての、このクォリティのお鮨、料理なんだと改めて実感。知れば知るほど、その奥深さには驚かされる。ここにもハマるとヤバイ世界があります(笑)。