アルジャーノンにシャンパンを -10ページ目

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

虚ろな十字架

東野圭吾著

光文社文庫

2025.6.21読了

☆☆☆

殺人被害者の遺族は、犯人が死刑になろうと決して救われるものではない。しかし、それでも死刑を求刑する意味とは。作中にある、「死刑になれば、その人は二度と殺人を犯すことはない」が答えなのか。登場人物の過去の出来事がいろいろ絡み合って物語は進み、結局誰も幸せにならないエンディングに帰結する。死刑制度の是非を問う社会性の高い作品だとは思うが、やっぱりこの手の小説はあまり好きじゃないな。

美しき愚かものたちのタブロー

原田マハ著

文春文庫

2025.6.11読了

☆☆☆☆

第一次世界大戦の前後、若い芸術家のために美術館を造ることを夢見て英仏でタブロー(絵画)を買い集めた男と、第二次大戦後それらの日本への返還に奮闘した人たちの物語。タブローを買い集めたのは川崎造船の初代社長松方幸次郎で、その他の登場人物も主人公を除いてほぼ実名で登場している。なので主な出来事は史実にかなり忠実なのだろうが、その隙間を感動的に埋めていくのが著者の巧いところ。特に終盤の回想の場面はあっぱれです。

極東の新興国のお金持ちが、歴史あるヨーロッパで名画の数々を購入できたというのも驚きだが、そこからの紆余曲折はまさに事実は小説よリ奇なり(小説なんだが・笑)。国立西洋美術館も、こういう生い立ちを知って鑑賞すると、よりいっそう想いが深まると思う。ただ小説を鵜呑みにすると、学芸員の方には怒られるかもね(笑)。

【6月7日(土)】

 

梅雨入り前の最後の好天になりそうだったので、まじめに走ってきました(笑)。

この日は暑くなる予報なのと、登りもあるので2ボトル仕様。もちろんウェアは半袖短パンで、8:50にスタート。

いつものように東産業道路から佐野運動公園を抜けて北上。北関東道をくぐって加賀フィッシングエリアの横を通り、しばらく走って左折。

 

すぐのところに人間国宝 田村耕一美術館があります。ここは写真を撮っただけでスルー。そして少し走ると、大網林道の登りが始まります。3kmちょっとで標高差約200mのヒルクライム。

 

それらしい雰囲気になってきました。路面が荒れてるのでロードバイクじゃキツいだろうなぁと思ってたら、途中3人のローディとすれ違った(驚)。

 

頂上近くに少しだけ開けてるところがありました。

 

まだ脚もフレッシュなので、ギヤ2枚残して登坂完了。

下りも路面が悪いので安全速度にてダウンヒル。さすがに2週連続でコケたらシャレにならんし(笑)。

 

下りきったところの樺崎寺(かばさきでら)跡公園で小休止。その後は足利市内を西進し、県道284で再び北上。馬打峠に向かいます。

 

こんな快適なダラダラ登りのまま峠を越すはずないよなぁ、と思ってたら案の定・・・

 

馬を鞭打たなければ登れない、程かどうかはわからないが、そこそこの勾配が続きます。ここはリヤ46Tが威力を発揮して無事クリア。

下って県道219へ右折。次の猪子峠へ向かう交差点の手前のコンビニで休憩してたら、後から年配のローディ3人がやってきた。どうやらグラベルロードを見るのは初めてらしく、ボクのフロントシングル+リヤ46T+32Cタイヤを見てたいそう驚いてた。そりゃ往年のロードバイクと比べると隔世の感あるわな。

お先にリスタートして猪子峠の登りにかかります。最初は直線的に登ってヘアピンをこなすと猪子トンネルへ。

 

これを抜けると渡良瀬川まで下り基調で楽勝なのだが、この日はここからがメインディッシュ。

 

トンネルの左側にある林道(粟谷松田線)の入り口から登坂にかかります。

 

路面は比較的良好。勾配は緩急あるが、脚を休められるところがなく結構キツイ。

 

一瞬、景気のいいポイントがありました。

 

最後の500mくらいでキュッと登って頂上到着。さすがにここまでの疲労もあって、後半は46Tに入りっぱなしでした。

 

長い下りをここも慎重に走って、街中に入ったあたりでちょうど昼時になったのでランチタイム。

 

赤い鳥という喫茶店のようなお店。後から知ったけど、バナナマンのせっかくグルメで紹介されたらしい。

 

セットについてる豆腐サラダ。ドレッシング2種類にマヨネーズも持ってきてくれた。サービスいいね。

 

ここは焼きうどんが有名らしいが、焼きそばを頼むという天邪鬼っぷり(笑)。細麺でソースは薄め、ジャガイモが入ってるのが面白い。熱々の鉄板には玉子が敷かれてて、確かにこれは美味しい。こっち方面に走りに来たら、ここはリピありだな。

 

ランチのあとは県道219を南下、葉鹿橋で渡良瀬川右岸に渡ってCRをクルージング。

 

足利市街まで戻ったところで緑橋で左岸に。できたばっかりのわたらせリバープラザでトイレ休憩。ここはキレイで飲食もできていいんだけれど、CRとつながってないのが残念。周辺道路が整備されたらつながるのかな。

 

こちらは先月架替え工事が終ったばかりの中橋。歩行者・自転車専用の橋に生れ変ってます。ただ、ここも周りが工事中なので、アプローチしずらい。

 

さらに進んで福猿橋で右岸に渡り

 

やや向かい風のCRを快調に走って、渡良瀬大橋を渡って佐野方面へ北上。14時過ぎに帰着しました。

 

今回のコースは、適度な負荷と飽きない変化があって、思ってた以上に楽しめました。美味しいランチスポットもあったし。

またいつか走りに来よっと(涼しくなってからかな)。

 

 

本日の記録

走行距離 72.39km

走行時間 3h57min

最高 - 平均速度 41.8 - 18.3km/h

最高 - 平均心拍数 174 - 146bpm

最高 - 平均ケイデンス 93 - 71rpm

消費カロリー 1616kcal

 

本日のコース

 

 

3Dマップ