アルジャーノンにシャンパンを -35ページ目

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【1月6日(土)】

 

2024年最初の外食は山椒魚さんで。

お店には10年以上前に1度伺ったきりだが、そのスパイスの効いた食材は魅力的で、今でもテイクアウトやお取り寄せは時々してます。

飲み物は日本酒をペアリングでお願いしました。

最初に出てきたのは、にごり酒を炭酸で割ったもの。甘くないにごりで、アペリティフとしてはなかなかよろしい。

 

そのお酒は、島根県玉櫻酒造のもち米四段にごり。ちょっとだけもち米がブレンドされてます。

 

ちなみにここの料理はお任せコースのみ。ひと品目はガスパチョのパニプリ。パニプリはインドの軽食で、パリパリの皮の中に豆などの具を入れたものらしい。今回は中身がガスパチョで、インド+スペインの連合軍。こぼさないようにかじると、皮と中身がうまく融合して新しい美味しさ発見です。

 

2品目は北広島町ふぁーむbuffoの親鳥の汁椀。見た目粕汁のようだが全く違う。複雑なスパイスの効いた、どちらかというとスープカレーのよう。親鳥のつくねの旨味はすごいし、こぶみかんの葉の柑橘の香りもいい。

 

椀物に合せるお酒は難しいと思うのだが、出てきたのは福島県高橋庄作酒造の会津娘「穣」。田んぼことに米の種類を変えて、それぞれの米で純米吟醸を造ってる。これは一ノ堰松原8という栽培圃のもので、会津産五百万石100%。米の味が濃いので、スパイシーなスープともうまく合う。

 

倉橋産タコのお造り。タコはあの半田さんとこのです。そして山椒オイルと粒山椒で風味付け。和食のお造りとは全く別物だが、これはこれで美味しい。

 

ここのお酒は、北海道小林酒造の冬花火。純米大吟醸なのに華やかな吟醸香は無し(ワイングラスでスワリングしてもダメ)。でもその繊細じゃないところが、山椒風味のタコに合う。

 

北広島町猪肉のネパール蒸し餃子モモ。これも香辛料が効いてて、独特なスパイシーさ。おそらく現地の味はこんなんだろう。

 

そして合せたのはなんとドブロク。広島県大朝町福光酒造の鬼吉川。これまた強烈な個性のある酒で、モモにしか合わないような感じ。ちなみにネパールでもドブロク(米から造った濾さない醸造酒)を飲むらしく、そんな共通点もあるんだろうね。

 

鰆のゴアソース、ドリアンのカンパーニュと。インドのゴア地方のソースらしい。香辛料たっぷりの複雑な風味のカレーで、抜群に美味しい。肉厚の鰆にたっぷり付けて、あとはカンパーニュできれいに拭って一滴も残さずいただきました。

 

石川県白藤酒造の奥能登の白菊。特別純米を燗で。しっかりした風味がゴアソースにうまく対峙している。輪島にある白藤酒造、このたびの地震で甚大な被害が発生しているらしく心配です。

 

北広島町仔羊の炭火グリル。北広島の八幡高原で唯一羊を生産している農家さんの仔羊。ソースはまた違ったスパイシーさのカレー風で、個性的な羊肉とは絶妙の相性でした。

 

そしてここも燗酒。香川県丸尾本店の悦凱陣。料理がどれもスパイシーなので、お酒は敢えて香りで勝負せず、米の風味の濃い純米酒あたりを合わせている。いいラインナップ、そしていいマリアージュでした。

 

ダルバート タルカリ。これはネパールの日常的な献立で、チキンのカレー、豆のスープ、季節の野菜の炒め物、酸味のある漬物のアチャール、バスマティライスを盛り付けたもの。最初はちょっとずつライスにかけて、だんだん混ざってくるので最後はすべて混ぜると、不思議な美味しさになります。左の赤いのはトマトの梅干しみたいなの。これも何気にいい仕事してます。そうそう、豆のスープには時期なので七草が入ってました。この日の料理で唯一和のテイスト(笑)。

 

マサラチャイのアイスと呉市音戸町榎酒造華鳩の貴醸酒。このコースの締めくくりとしては、いいデザート&食後酒です。

 

最後はあったかいブラックマサラティーで。

 

さまざまな香辛料を駆使したスパイシーで美味しい料理と、それらに合う個性的な日本酒のマリアージュ、楽しかったなぁ。店主の説明も興味深いし、こんなお店なかなか無いと思う。お取り寄せは継続しつつ、時々お店にも来て、スパイスと酒を楽しみたいと思います。

【12月29日(金)】

 

この日は2023年の走り納め。快晴で風も弱く、絶好のコンディションです。気温はそれなりに低いけどね。9:00AMスタート。

 

R31を南下するいつものコースで、約1時間で大和公園に到着。天気がいいからか、たくさんのローディーとすれ違ったな(抜かれたのも多かったけど・笑)。

 

色褪せたてつくじ。もうそろそろ塗り直したほうがいいと思う。

 

戦艦大和の46cm主砲を削った旋盤の展示棟。近くで見ると、旋盤とは思えないくらいデカイ。この大きさだと、自重による撓みや温度変化による伸縮で、精度出すの相当大変だろうな。

 

帰りはベイサイドビーチで小休止して、いつものランチスポットに11時半頃到着。

 

この時期限定の鴨ねぎうどん(の大+いなり)。以前食べたときは、角切りの鴨肉がゴロゴロ入っててそれが良かったのに、今はスライスになってた。美味しいのは変わりないけど、鴨肉の切り方は元に戻してくれないかな。

 

これで2023年の累計走行距離は1020kmとなりました。目標の1200kmは未達。毎年のことだけど、後半失速するのを何とかしなければ。今年も1200km目標に頑張ります。

 

 

本日の記録

走行距離 46.64km

走行時間 2h03min

最高 - 平均速度 35.9 - 22.6km/h

最高 - 平均心拍数 168 - 139bpm

最高 - 平均ケイデンス 98 - 77rpm

消費カロリー 1019kcal

 

本日のコース

 

(ふぅ、やっと去年の記事が終った。)

【12月28日(木)】

 

この日はmywifeの仕事納め。毎年最後の外飲みはLapinと決めていたのに、コロナで中断していたので3年ぶりの復活です。

 

お疲れ様の乾杯はグラスシャンパーニュで。

 

前菜盛り合せはホタテのマリネ、鶏胸肉の低温調理、トマトのカプレーゼ、エビのマリネ、牡蠣のオイル漬け、白身魚と蟹、豚ヒレ肉のロースト。美味しいものを、少しづついろいろつまめるのがいい。

 

生マッシュルームのサラダ。最近は割と見かけるようになったが、どこで食べてもこれは美味しい。

 

ワインはカリフォルニアのシャルドネをボトルで。お任せで出してもらっても、間違いなく美味しい(好みに合う)のを選んでくれるのがいい。

 

メニューには載ってない、オイスターヌーボー。勧められたので、もちろんいただきました(笑)。小粒でも旨味は濃くて、抜群に美味い。

 

鮮魚のカルパッチョ。テット・ド・モアンヌが見た目にも味にも、いい仕事してます。

 

鯛のポワレ、天使の海老。肉厚の鯛は皮目がパリパリで美味しい。ソースも絶品。天使の海老は、ニューカレドニアで養殖されてる旨味の強い海老らしい。

 

このあたりでmywifeは赤、ぼくはMaconをグラスで追加。

スペイン産ガルシア豚のグリル(取り分けたあとで美しくないが)。少し食べ過ぎかなと思いつつ、誘惑に負けてガッツリいただいてしまいました(笑)。

 

焼きニョッキ。これも定番の美味しいヤツ。目の前で溶けたチーズをかけてくれるのだけれど、人によって上手い下手があります(笑)。

 

この日が昨年116回目の外飲みでした(仕事関係の飲食含む)。コロナ前ほどではないにしろ、だいぶ回数が増えてきました。今年も体と財布をいたわりながら(笑)、美味しいお酒と料理を楽しみたいと思います。