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アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

昨年ネタをもう1本。

 

【12月29日(日)】

帰省してからじゃないとできなかったので、この日は午前中から年賀状の宛名印刷。なんとか夕方までに仕上げて、投函してそのまま飲みに出かけました(笑)。

 

まずはトルヴェールでアペリティフ&牡蠣を。

KRUGではありません(笑)。南アのロゼスパークリングで乾杯!!。

 

牡蠣はオイスターヌーボー、先端、大黒神島の2年ものを2個づつ。

なんでここの牡蠣はこんなに美味しいんだろ。もちろん仕入先や鮮度なんだろうけど、それだけじゃない気がするな。

 

牡蠣を堪能したら、本日のお食事処ラパンへ。いくつか候補のお店はあったけど、その年最後の外食はラパンというのが定着しつつある。

 

まずはブルゴーニュの白をボトルで。

ラブレ・ロワのマコン・ヴィラージュ2020。

 

前菜の盛り合わせ。ワインを飲みながらつまむには、ちょうどいいおつまみが散らばってます。

 

彩り美しい鯛のタルタル。海老も乗ってて、シーフードサラダっぽい。

 

白子のグリル。サラダから一転して濃厚クリーミーなひと品。ソースでの味変も楽しい。

 

熱々チーズを目の前でかけてくれる焼きニョッキ。お気に入りで、毎回頼むヤツ。

 

メインはスペイン産七面鳥のフリカッセ。柔らかく煮込まれた七面鳥がゴロゴロ入ってて満足度高し。この料理に合わせてグラスでもらったロワールのソーヴィニヨンブラン、マリアージュはバッチリでした。

 

この日も満席で、ほとんどの人がアラカルトを頼んでいたにもかかわらず、どの料理も順序よくジャストタイミングでサーブされる。シェフ1人で料理からワインのチョイスまでこなしてるのに、全くバタバタ感は無く余裕の所作。ベテランシェフの貫禄を感じました。さすがですね。

1ヵ月近くプログ放置してしまいました。

年末年始忙殺されたのもあるが、ネタ切れというのが正直なところ(笑)。ということで、年末の外食記録で再開したいと思います。

 

【12月28日(土)】

広島に帰省したその日、鮨松さんでお鮨を楽しみました。

 

ここは18時一斉スタートで1回転のみ。始まる前のこの雰囲気も好き。

 

着席するとボクにはYEBISU、mywifeにはハイボールが何も言わなくても出てくる程度には通ってます(笑)。

 

江田島産牡蠣の葛煮。大粒プリプリのいい牡蠣です。寒い時期は、温かい料理で始まるのがよろしい。

 

早々にビールを空けて日本酒へ。

 

群馬県牧野酒造大盃(おおさかずき)の冬酒、ウインターパンチ純米吟醸。微発泡に適度な酸味でフレッシュな感じ。

 

長崎のヤイト鰹の炙り。背身と腹身を生姜醤油で食べ比べ。あと塩と和辛子も。

 

セコガニとイクラの贅沢鮨。イクラは軽く火通しして半熟のよう。また違った食感が楽しめる。

 

江田島のタコ。こんなに厚いのに柔らかい。

 

次のお酒は

 

宮城県大沼酒造の乾坤一、特別純米HEAVEN&EARTH。ササニシキ100%で旨みが強く濃厚。

 

ここからお鮨前半戦。

サワラ。背身と腹身のダブル載せ。この時期のサワラ、脂のノリがすごい。

 

サヨリ。肉厚でプリプリ。

 

余市で獲れたあんこうのあん肝と奈良漬。日本酒が加速するヤツですな。

 

穴子の白焼き。火通しが絶妙でプリフワが堪らない。

 

焼き穴子と胡瓜の酢の物。酸味は優しく胡麻の風味がいい。

 

甘エビ。ホントに甘いぞ。

 

ブリの漬け。ねっとりしてると思ったら、1週間寝かせたらしい。

 

次のお酒はうす濁り。

 

京都木下酒造の玉川純米吟醸ふゆこ。この時期ならではのお酒が続いて嬉しい。

 

鱈の白子の茶碗蒸し。濃厚な白子は背徳の味(笑)。

 

肉厚の鯵。相変わらず、赤酢のシャリとのバランスが絶妙。鮨はバランスが命・・・と思ってます、ハイ。

 

カワハギ。もちろん、身の下には肝がたっぷり仕込まれてます。

 

ショウサイフグの一夜干は、柚子胡椒おろしで。身が程よく締まって旨味も凝縮されている。

 

しめ鯖。鯖は済州島産とのこと。

 

もうこれで最後(笑)。

 

山口県岩国市堀江酒場の金雀飛翔。希少な、そして高価なのが出てきました。こんなのが飲めるとは思ってなかったな。

 

車海老。定番ネタは安心の美味しさ。

 

ウニは手渡しで(ピンがずれてるが・笑)。

 

そして煮穴子。やっぱりこれがなくちゃ。

 

丁寧に巻かれた稲荷。

 

味噌汁は海老と蟹の出汁が効いてて、いつにも増して美味しい。

 

カステラのような玉。

 

今回も美味しいお鮨とお酒で、いい時間を過ごさせてもらいました。やっぱり鮨松はいいなぁ。また帰省したときは是非。

先の読書感想と時系列が前後しますが…

 

【11月16日(土)】

昼過ぎまでココ・ファームの収穫祭を楽しんで、いったん佐野のアパートに帰還。午後の電車で都内に出て、夜は渋谷のコテ・フーでアルザス料理を堪能しました。これも毎年恒例のパターンです(笑)。

 

まずはアルザスのスパークリングで、この日何度目かの乾杯!!。

Domaine MEYER FONNE BRUT EXTRA

スッキリ&適度にフルーティで1杯目には最適。

 

ミュスカのゼリー寄せ。中に浮いてるのはシャインマスカット。ブドウ尽くしのアミューズです。

 

ローストした秋刀魚とポテト。これらをほぐし混ぜて・・・

 

前菜のプレートに載っけてくれます(右上)。その他はリコッタチーズとトリュフにウズラの温玉。これだけでワインが進む。

 

というわけで2本目へ(笑)。

Domaine LOEW Pinot 2020

ピノとあるから、セパージュはピノグリ、ピノブランあたりかと。甘い香りに溌剌とした味わいのアルザスらしい1杯。

 

タルトフランベ1枚目は、ベーシックな玉ねぎとベーコン。周囲が焦げてるのは石窯で焼いた証。やっぱりここのタルトフランベは美味しいなぁ。

 

次はハーブサラダのタルトフランベ。野菜たっぷりで香草とチーズの香りがいい。

 

そして牡蠣。大粒でプリプリの牡蠣は広島の江波産らしい。下の緑は寒じめほうれんそう。この時期ならではの旨み凝縮タルトフランベでした。

 

肉料理に向けて赤ワインをスタンバイ。

Domaine PAUL BLANCK 2019

ピノノワールらしいエレガントな味わい。タンニンも控えめで好きなタイプ。

 

メインはビッグな牛ロースの溶岩焼き。ビジュアルに加え、肉が焼ける音と香りの演出がたまらん。

 

両面をじっくり焼いて、仕上げは石窯で。

 

付け合わせは、こちらも石窯で焼いたカリフラワー。

 

味付けはシンプルに岩塩とブラックペッパーのみ。それだけで充分美味しい。間違ってもソースなんかいりません。

 

キノコのクリームスープで口を落ち着かせて…

 

リンゴのタルトフランベは、カルヴァドスをかけてフランベ(ちなみに普通のタルトフランベにフランベする工程はない)。

 

ブランデーの香りが移って上等なデザートの出来上がり。

 

美味しいディナーの締めくくりは、ラム(だったかな?)のかかったアイスで。

 

アルザス尽くしの料理とワインを楽しめるお店はなかなか無いので、コテ・フーでのディナーはボク等にとって貴重な、そして楽しみなひと時です。今までは年1回が精いっぱいだったけど、これからはもう少し頻繁に来れるといいな。