先の読書感想と時系列が前後しますが…
【11月16日(土)】
昼過ぎまでココ・ファームの収穫祭を楽しんで、いったん佐野のアパートに帰還。午後の電車で都内に出て、夜は渋谷のコテ・フーでアルザス料理を堪能しました。これも毎年恒例のパターンです(笑)。
まずはアルザスのスパークリングで、この日何度目かの乾杯!!。
Domaine MEYER FONNE BRUT EXTRA
スッキリ&適度にフルーティで1杯目には最適。
ミュスカのゼリー寄せ。中に浮いてるのはシャインマスカット。ブドウ尽くしのアミューズです。
ローストした秋刀魚とポテト。これらをほぐし混ぜて・・・
前菜のプレートに載っけてくれます(右上)。その他はリコッタチーズとトリュフにウズラの温玉。これだけでワインが進む。
というわけで2本目へ(笑)。
Domaine LOEW Pinot 2020
ピノとあるから、セパージュはピノグリ、ピノブランあたりかと。甘い香りに溌剌とした味わいのアルザスらしい1杯。
タルトフランベ1枚目は、ベーシックな玉ねぎとベーコン。周囲が焦げてるのは石窯で焼いた証。やっぱりここのタルトフランベは美味しいなぁ。
次はハーブサラダのタルトフランベ。野菜たっぷりで香草とチーズの香りがいい。
そして牡蠣。大粒でプリプリの牡蠣は広島の江波産らしい。下の緑は寒じめほうれんそう。この時期ならではの旨み凝縮タルトフランベでした。
肉料理に向けて赤ワインをスタンバイ。
Domaine PAUL BLANCK 2019
ピノノワールらしいエレガントな味わい。タンニンも控えめで好きなタイプ。
メインはビッグな牛ロースの溶岩焼き。ビジュアルに加え、肉が焼ける音と香りの演出がたまらん。
両面をじっくり焼いて、仕上げは石窯で。
付け合わせは、こちらも石窯で焼いたカリフラワー。
味付けはシンプルに岩塩とブラックペッパーのみ。それだけで充分美味しい。間違ってもソースなんかいりません。
キノコのクリームスープで口を落ち着かせて…
リンゴのタルトフランベは、カルヴァドスをかけてフランベ(ちなみに普通のタルトフランベにフランベする工程はない)。
ブランデーの香りが移って上等なデザートの出来上がり。
美味しいディナーの締めくくりは、ラム(だったかな?)のかかったアイスで。
アルザス尽くしの料理とワインを楽しめるお店はなかなか無いので、コテ・フーでのディナーはボク等にとって貴重な、そして楽しみなひと時です。今までは年1回が精いっぱいだったけど、これからはもう少し頻繁に来れるといいな。