Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【8月17日(土)】

8月のワインフェア、テーマは“山”。7月が“ ”だっので、もしかしたらと思ったら、やっぱりそうでした(笑)。



まずはドラピエで乾杯!。



【孫野菜農園の焼き野菜 とうもろこしのソース フランス産フレッシュサマートリュフと共に】

トマト、ナス、パプリカ、オクラなど旬の野菜に、やや甘めのソース。このカラフルなサラダ?に合わせたのはオーストリアの白、ヴェズリ・グリューナー・フェルトリーナ・ランゲンロイス 2017。さっぱりした味わいの中のほのかに甘いニュアンスが、トウモロコシのソースとうまく合ってました。

しかしこの料理は、山というより畑だな(笑)。



【鮎のコンフィと自家製のクリームチーズ 鮎のブルーテ】

写真じゃわかりにくいけど、カクテルグラスの中は2層になってて、下半分は濃厚なクリームチーズ。そして上層は、鮎が凝縮されたブルーテ(ソース)に浸った鮎のコンフィ。身も骨もワタも、鮎をすべて味わえるひと品です。ここのワインは何とブルゴーニュ。リュシアン・ミュザール・ブルゴーニュ・ルージュ 2017。この、一見合いそうにないペアをうまく取り持つのがクリームチーズ。いい仕事してました。

ところで、鮎もどちらかというと里川に生息している魚。まだ山には行ってないな(笑)。



【シャラン産鴨フィレ肉とフォワグラポワレ いちじくのソース フレッシュハーブを散らして】

美しくローストされた鴨と、贅沢に乗せられたフォワグラ。どちらにもなじむ、上品な甘さのソース。これらの濃厚さをうまく中和するのがハーブたち。ワインはボルドーでシャトー・マティオ 2015。もちろん肉やソースとも合うのだが、ハーブの抜けるような香りが、絶妙にマリアージュを助けてました。

しかし最後は鴨とアヒル・・・結局山にはたどり着けなかったな(笑)。

 

“山”というと、ジビエがっつり、山菜たっぷりをイメージしてたけど、そこまで山奥には入らなかったらしい(笑)。それでも、季節の食材を使って技巧を凝らしたメニューはさすが。ワインのマリアージュも意外性があって良かったです。テーマに関係なく(まだ言う・笑)、十分楽しめたディナーでした。