Restaurant be | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【7月31日(水)】

レストランbeの7月のワインフェア、テーマは“海”です。もちろん海の幸なんだろうけど、それだけでは面白くない。マリアージュでどう“海”を表現するか、大いに期待するとしよう(笑)。



乾杯はドラピエ。



【瀬戸内スズキのポシェ ナージュ オ キヤビア】

見た目透明感はあるが、意外にしっかりしたひと品。淡白なスズキをバターソースでコーティングし、セロリとキャビアで風味づけ。ワインはロバートモンダヴィ・プライベートセレクション・ソーヴィニヨンブラン 2017。ソーヴィニヨンらしい爽やかさが、ふくよかなバターソースといい相性でした。



【岩牡蠣のティエド 軽いカレー風味のあさりソース】

岩牡蠣の強い旨みに、香味野菜の効いた奥深い味わいのスープ。カレー風味が夏を演出。合せたのはポール・ジャングランジェ・ゲヴェルツトラミネール・ヴァロンプール 2016。料理は文句なく美味しいし、ワインもアルザスの好きなタイプなんだけど、マリアージュとなるとちょっと微妙。やっぱりカレーにワインを合わせるのは難しいね。


【オマールエビのムースを詰めた剣先イカ そのスミのソース】

風味抜群のイカとオマールに、濃厚なイカスミソース。セロリのフリットが食感のアクセント。見た目のインパクトもあるし、メインにふさわしいひと品です。ワインはスペインのアルバリーニョ、ポルタ・ダ・リーア レクトラル・ド・ウミア 2017。赤でもいけそうな料理にしっかり対応できるボディを持った、それでいてさっぱり感もあって、なかなかうまい組合せでした。


さて今回のマリアージュ、ひと品目は爽やかな初夏の海、ふた品目は暑い真夏の海、そして最後は喧騒を過ぎた初秋の海・・・と勝手に理解したのだが。食材の季節感も、それっぽくない?(笑)。