【8月9日(金)】
mywifeの誕生日ディナーは、リクエストによりアーバンビューグランドタワーのShimalabo で。ところが、魚介のコースでと言われてたのに、すっかり失念して普通のコースを予約するという大チョンボをやらかしたことが判明し、不穏な雰囲気でスタートしたのでした(笑)。
まずはシャンパンで乾杯!。今回もワインはペアリングでお願いしました。
キンキンに冷えたグラスの中は、キュウリとマクワウリのスムージー。
上の方から鯛の煮こごり、レバーペストのコーヒーマカロン、ウニを載せたそば粉のタルト、豚のリエットと竹炭シュー、エスカルゴのほうれん草パイ包み。でも、5味がどれに該当するかイマイチはっきりせず(泣)。
ビーツと本マグロのタルタル。贅沢に乗ったトリュフは、追加料金のオプションです(笑)。豚のパテのパイ包み。添えられてるのはキュウリの糠漬けとマスタード。
TOMOEの柳ヴィンヤードのマスカットベリーA。ベリーの香りと豚がいい相性でした。
野菜はトウモロコシ。アワビがゴロゴロ入って、キモも使われてて旨味がすごい。
そしてここは日本酒。ペアリングの中に日本酒が出てくるのは、前回
もそうだったな。反則技っぽいけど、確かにワインは合わせづらそうだし、美味しいのでアリとしよう(笑)。
ハモの下はクスクス、そしてワタリガニ。ソースはパプリカ使ったブイヤベースで、淡白なハモにカニで風味付け。
奥出雲のシャルドネ。少し前に奥出雲ワイナリー行ってたので、このワインが美味しいのは承知の助だが、上の料理とのマリアージュはどうかな・・・。合わないわけじゃないけどね。
グリーンピースのソースに付け合せはツルムラサキのフライ。キクラゲも乗ってます。このイチボは美味しかったなぁ。魚介のコースへの未練が立ち切れたひと品でした(笑)。
最後に甘いやつを出してもらいました。TOMOEのアイスワイン。三次ワイナリーにもこんなワインがあるんだ。
森の香りがする海水のジュレ。
いつもは食べないのにガトーショコラ、ブルーベリータルト、桃のシャーベットと3つも取ったら、案の定胸いっぱいになってしまったではないか(笑)。
コンセプトのしっかりしたシマラボの料理は、いつ来てもブレないからいいね。ともすればコンサバティブにも捉えられがちだが、それが安心・安定の糧になるなら、それはそれでいいと思う。対してペアリングのワイン。こちらも、地元のものを優先してるんだろうけど、選択肢が限られてちょっと退屈なイメージ。島村シェフの料理を全力でバックアップできるワインを、世界中から探してくればいいのに。あっそうか、ペアリングしなけりゃいいんだ(笑)。