Shimalabo | アルジャーノンにシャンパンを

アルジャーノンにシャンパンを

♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

【8月9日(金)】

mywifeの誕生日ディナーは、リクエストによりアーバンビューグランドタワーのShimalabo で。ところが、魚介のコースでと言われてたのに、すっかり失念して普通のコースを予約するという大チョンボをやらかしたことが判明し、不穏な雰囲気でスタートしたのでした(笑)。



まずはシャンパンで乾杯!。今回もワインはペアリングでお願いしました。



【アンチョビのサブレ】



【野菜のしずく】

キンキンに冷えたグラスの中は、キュウリとマクワウリのスムージー。



【5味のアミューズ ブーシュ】

上の方から鯛の煮こごり、レバーペストのコーヒーマカロン、ウニを載せたそば粉のタルト、豚のリエットと竹炭シュー、エスカルゴのほうれん草パイ包み。でも、5味がどれに該当するかイマイチはっきりせず(泣)。



【オードブル その①】

ビーツと本マグロのタルタル。贅沢に乗ったトリュフは、追加料金のオプションです(笑)。



合わせたのはプロヴァンスのロゼ。



キュートなミルクパン。



【オードブル その②】

豚のパテのパイ包み。添えられてるのはキュウリの糠漬けとマスタード。



TOMOEの柳ヴィンヤードのマスカットベリーA。ベリーの香りと豚がいい相性でした。



【旬のお野菜のポタージュ カプチーノ仕立て】

野菜はトウモロコシ。アワビがゴロゴロ入って、キモも使われてて旨味がすごい。



そしてここは日本酒。ペアリングの中に日本酒が出てくるのは、前回 もそうだったな。反則技っぽいけど、確かにワインは合わせづらそうだし、美味しいのでアリとしよう(笑)。



【魚料理:ハモのムニエル】

ハモの下はクスクス、そしてワタリガニ。ソースはパプリカ使ったブイヤベースで、淡白なハモにカニで風味付け。



奥出雲のシャルドネ。少し前に奥出雲ワイナリー行ってたので、このワインが美味しいのは承知の助だが、上の料理とのマリアージュはどうかな・・・。合わないわけじゃないけどね。



パンにはアボカドオイルをつけて。




【肉料理:イチボのロースト】

グリーンピースのソースに付け合せはツルムラサキのフライ。キクラゲも乗ってます。このイチボは美味しかったなぁ。魚介のコースへの未練が立ち切れたひと品でした(笑)。



ここは無難にボルドーで。



庄原 七塚原のフロマージュ。



最後に甘いやつを出してもらいました。TOMOEのアイスワイン。三次ワイナリーにもこんなワインがあるんだ。



【しずく】

森の香りがする海水のジュレ。



【デザート】

いつもは食べないのにガトーショコラ、ブルーベリータルト、桃のシャーベットと3つも取ったら、案の定胸いっぱいになってしまったではないか(笑)。





仕上げのカヌレ。

 

コンセプトのしっかりしたシマラボの料理は、いつ来てもブレないからいいね。ともすればコンサバティブにも捉えられがちだが、それが安心・安定の糧になるなら、それはそれでいいと思う。対してペアリングのワイン。こちらも、地元のものを優先してるんだろうけど、選択肢が限られてちょっと退屈なイメージ。島村シェフの料理を全力でバックアップできるワインを、世界中から探してくればいいのに。あっそうか、ペアリングしなけりゃいいんだ(笑)。