読書感想(140)「ヴァン・ショーをあなたに◆近藤史恵」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

ヴァン・ショーをあなたに

近藤史恵著

創元推理文庫

2017.5.19読了

☆☆☆☆


タルト・タタンの夢 ”の続編です。前作同様、小さなフレンチレストランを舞台に繰り広げられるミステリーを、ギャルソン高築くん目線で語るのは短編7編のうち4編目まで。後の3編は第3者が主人公で(もちろんシェフは登場するが)舞台もフランスに飛んだりと、志向を変えた構成になってます。さらに、謎の多いシェフの秘密が少し明かされたりと、ストーリー展開も広がりそうなので、次作にも期待ですね。

ところで、このレストランの雰囲気や出される料理のイメージ、ボクの中では以前広島にあったフレンチレストラン“ル・ココ ”そのまんまなんだよね。あ~またル・ココの料理が食べたくなった。アサダさん早く帰ってきてくださ~い!(笑)。