読書感想(101)「新参者◆東野圭吾」 | アルジャーノンにシャンパンを

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♪信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

新参者

東野圭吾著

講談社文庫

2015.12.12読了

☆☆☆☆




前回 、ヒューマンドラマチックな東野圭吾作品はおもしろくない、というようなことを書きましたが撤回します(笑)。そう言えば過去に読んだ著者の作品で5つ星は「天空の蜂」「時生」「使命と魂とリミット」「プラチナデータ」の4作品。「天空の蜂」以外はヒューマンドラマじゃん(笑)。というわけで、本作品もおもしろいです。特に物語の構成に妙がありますね。短編的なひとつひとつのストーリーがまとまって、最終的には大きな物語になる。加賀恭一郎の魅力満載の一冊です。