読書感想(98)「麒麟の翼◆東野圭吾」 | アルジャーノンにシャンパンを

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どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ♪♪
というわけでブログはじめました。
ちなみに、はつかねずみのアルジャーノンとは関係ありません。面識もありません(^-^)/。

麒麟の翼

東野圭吾著

講談社文庫

2015.10.4読了

☆☆☆☆




これを読んでたから日本橋 に行きたくなったんです(笑)。

東野圭吾の作品では、ガリレオに代表されるような、緻密に計算されて理論的にもスキの無い、読み終って思わず唸るようなものが好きなんだけど、最近はどちらかというとヒューマンドラマチックなものが多いような気がする。そしてそれらは、状況設定や展開がちょっと強引だったりして、著者特有のおもしろさが少し希薄なんだよね。本作品も決しておもしろくないわけじゃないけど、ボクが期待する東野圭吾作品とはちょっと違うかな。ラストは意外さは相変わらずだけどね。

ところで加賀恭一郎、いつから日本橋署勤務になったんだ?と思って調べたら、この作品 からだったんですね。読む順番間違えました(笑)。