ちょっとディープな観光案内~小江戸川越のらり蔵り~ -7ページ目

一見…???

『一見…???』


おはようございます

 強い風雨もおさまりました2024年5月29日㈬の小江戸川越です。


昨日はラジオ番組収録からの、小江戸川越観光協会総会出席と、珍しく多忙な日でございました。


さて、そんな総会帰りに歩いていましたのは、JRが名付けた菅原踏切。
東武東上線川越駅駅から池袋方面の、一番目の踏切です。

お気づきの方も多いとは思いますが、JR側と東武側で、警報機の音色が異なりますね(^o^)


そしてとある電車が上り方面に出発するとかで、その警報機の音色を楽しんでおりましたら、見慣れない電車が……



ん?

前面は白い?


なんで西武鉄道の地下鉄乗り入れ用の車両が?



いや、そんな事はない!などと思いながら、やがて見えてきた側面。


あれ?

2015年に池袋口から引退した、東武の電車?(※この電車は越生線と森林公園〜寄居で現役です。)



え?

まさかの懐かしのラッピング?

でも、車両本体は東急の電車じゃないか!


それとも、近いうちに南海電車と合併する、泉北高速鉄道?(笑)


いや、それは無いでしょ✋

と、しばし脳内がバクっておりました(笑)


実はこの電車は東急の電車で、新横浜線開業の絡みで、JR東海の協力もありラッピングされた、東海道新幹線をイメージしたもの。



関係する乗り入れ先にあちこち行くようてすので、運が良ければお目にかかるかも知れませんね。


東上線や西武池袋線沿線の方は、ちょっと注意してご覧になって下さい。


撮影は安全な場所から、そしてホームではホームドアや黄色い線の内側で、そして進入する列車にはストロボを使わないで下さいね。


それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/


#川越 #小江戸 #小江戸川越 #ちょっとディープな川越観光案内 #のら蔵


 (C)norakura kawagoe


痕跡は?〜時代を越えた定点撮影〜どれが霧吹きの井戸?

『痕跡は?〜時代を越えた定点撮影〜どれが霧吹きの井戸?』


おはようございます。
台風が近づいてるお天気となりました、2024年5月28日㈫の小江戸川越です。


さて、観光客一気に増えた昨今ですが、事故なぞ起きないように願いたいものです


その昔は川越城二の丸跡、かつての川越商業高校、そして市民グランドだった、川越市立博物館前庭にある「霧吹きの井戸」ですが、現在の位置とは異なる場所にあったのは、何度かご紹介してますね。


たまたま車で出かける用事があり、当時の画像から見た当時の場所辺りの撮影をしてみました。




※車は信号により完全に停車している状態での撮影です。


古い画像のバックに見える土手は、武道館から市役所に向かう旧道で、当時はカーブした土手のような感じだったのが、画像のカーブミラーで分かります。


現在はこの旧道は丁字に近い状態で、新しい道路に接続してますので、この一帯がかなり大きな変化をしているのも分かりますね。


カラー画像の矢印あたり、この辺りは古い画像撮影時は農業試験場となっていまして、その仲に霧吹きの井戸がありました。


では、何で移設してまで霧吹きの井戸を名乗ったのでしょう?
答えは小江戸川越のらり蔵りの案内をお申し込み下さいませ(^o^)


そんなちょっとディープかつ、テストにできないスポットをご案内しております。


それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/



(c)NorakuraKwagoe


#川越 #kawagoe #小江戸 #のら蔵 #ちょっとディープな観光案内


濡れると見える?然り気無く残る十ヶ町

『濡れると見える?然り気無く残る十ヶ町』


おはようございます。少しだけ肌寒さを感じる週明けの月曜日となりました、2024年5月27日の小江戸川越です。


そういえば、昔の玩具だったかに「水で濡れると文字が消える(あるいは出てくる)」という、スパイグッズってありませんでしたっけ?(笑)

今日はそんなお話なのです。 



さて、かつて川越には十ヶ町がありました。


☆上五ヶ町本町(元町)

高沢町(元町)

江戸町(大手町)

南町(幸町)

北町(喜多町)


☆下五ヶ町鍛冶町(幸町)

多賀町(幸町)

志義町(仲町)

志多町(現存)

上・下松江町(松江町として現存)


川越祭りでも、山車の提灯に旧町名を記したものを掲げている町内もありますね。


今でも市街地の要所には、旧町名を表示した石碑が建てられ、訪れる観光客にかつての町名を伝えています。

このかつての町名…もちろん歴史的に残す意味で建立された石碑などもそうですが、実はもっと身近な場所に、そんな旧町名が残ってる場所があるのです。


例えば寺院や神社に奉納された手水鉢や灯籠。

これらに彫られた文字をよーく見てみると……

例えば、久保町にある成田山(本行院)には、先ほどこの十ヶ町の名残がいくつか存在します。


時は明治9年、新橋~横浜の鉄道開業の4年後。

まだまだ川越町だった時代に奉納された参拝前に手を浄めるアレです。

ここ近年は花手水の演出もあったように記憶していますが、見処はその手水鉢の側面!


ここには寄進をした先人のお名前が、当時の町名で刻まれているのです。

更によーく見ると、現在でも盛業のお店の方のお名前(名字)なども見受けられ、川越商人の歴史を感じさせてくれますね。




彫った文字が乾いていると見づらいかも知れませんが、そこは手水鉢!

溢れたお水が流れると文字の判別が容易になるというものです。


市内には、その他の石造りのものにも川越以外の村だった土地などの名前が残されてる灯籠等もありますので、神社仏閣を巡る時に探してみるのも面白いものです。


それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/


#川越 #kawagoe #小江戸 #のら蔵 #ちょっとディープな観光案内


 (c)NorakuraKwagoe