![](https://i.ytimg.com/vi/m8RHg3SrMgU/maxresdefault.jpg?sqp=-oaymwEmCIAKENAF8quKqQMa8AEB-AH-CYAC0AWKAgwIABABGGUgYShVMA8=&rs=AOn4CLAFiJnUpOhHELpyDVJ55XaWWsz1WQ)
お城並の防御だった喜多院
『お城並の防御だった喜多院』
古の時代、仙芳真人は自らの衣を海に投げ入れ、その衣の分だけ土地にしてくれるように龍神と交渉した。
おはようございます。
気温35℃の予報が出ております、2024年6月24日㈪の小江戸川越です。
どちら様も熱中症には十分ご注意下さいね。
さて、中の人は小仙波町生まれの仙波町育ち。
正確には小学校卒業までは小仙波町に住んでおり、お馴染みの喜多院とその界隈は、普通に遊び場でした。
そんな喜多院。
ある時からずーっと気になっていた事がありました。
冒頭に書きましたように、喜多院の由来は仙芳真人の伝説まで遡りますが、その後は江戸幕府の庇護を受けて、ピーク時には境内だけで5万坪あったようです。
その大半が現在の敷地の東側に集まり、小仙波町1丁目近辺は、ほぼ喜多院の境内と申しても過言ではないでしょう。
そして現在でも同じ敷地と錯覚するのが、江戸幕府の創始者である徳川家康公を祀る仙波東照宮。
境内に素敵なカフェ兼社務所がオープンしましたが、周囲がお濠となっており、その護りも厳重なものとなっています。
過去ののら蔵ツアーで喜多院のリクエストがあった時は、概ねそのエリアの説明なども行いますが、その喜多院の規模と魅力は尽きる事がありません。
喜多院と言えば、どろぼう橋が架かっている事からお分かりのように、本堂周辺を護る濠と土塁が存在しました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/07/alf6145/f8/e0/j/o0318042315455273840.jpg?caw=800)
かつての寺院は戦の時には兵が集まる一種の砦の役割もあったとされていますので、この護りも分かるというものです。
古地図を眺めていますと、現在の喜多院の周囲水色の線が描かれております。
今も昔も地図上の水色というのはまさに水のあった(ある)表示なのでしょう。
つまり喜多院には外濠が存在していたのです。
以前行われました、のら蔵ツアーでも立ち寄りましたのが、その外濠跡で、一部口頭説明もありましたが西小仙波町の病院前にある元うどん店の店頭には、喜多院西外濠跡という、立派な石碑もあり、旧き川越へのロマンを掻き立てます。
もちろん南側にも濠は存在しておりまして、東照宮と中院の間にある細い道がその跡と言われています。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/07/alf6145/f2/78/j/o0720040515455273842.jpg?caw=800)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240624/07/alf6145/0b/42/j/o0720040515455273846.jpg?caw=800)
古地図では確認できませんが、時代に寄って埋められたかもしれません。
川越にとって、土地の南は江戸なので、つまりは味方。
この外濠は戦国時代の名残りだったのかもしれませんね。
濠があれば土塁も存在している訳でして、東照宮中院通りのすぐ南側の住宅地をよーく見てみると………
周囲と比較して、幾分の高さがあるようです。
のら蔵的には「土塁の跡」と勝手に認定してしまいます(笑)
※民有地(民家)なので画像は割愛します。
昔を思い浮かべながら、川越の有名観光地の周辺を歩いてみるのも一興かも知れませんね(^O^)
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^_^)/
#川越 #小江戸 #小江戸川越 #ちょっとディープな川越観光案内 #のら蔵
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のら蔵セレクション〜そのあたりは池だったとか…〜
『のら蔵セレクション〜そのあたりは池だったとか…〜』
おはようございます。
梅雨入り翌日の晴天という朝を迎えました、2024年6月22日㈯の小江戸川越です。
今日もラジオ川越「ちょっとディープな川越観光案内」をお聴きいただきまして、ありがとうございました。
聴き逃しアーカイブは、6月23日㈰0時に、下記URLより公開予定です。
さて、川越市の樹木と言えば「樫」が制定されていますが、何故か伝説として伝えられているのが杉の木です。
有名な杉の木と言えば、初雁の杉(三芳野神社)・おばけ杉(喜多院の旧閻魔堂)などが有名ですが、実はその近くにも杉の伝説があるのです。
小江戸巡回バスや、小江戸名所めぐりバスの停留所のある喜多院明星駐車場は、かつては池とか湿地であり、江戸時代は百花園という植物園、そして山村学園グラウンドに使用されたという話しもあります。
その昔の、池とか湿地とかだった頃、この場所にあった杉の梢に、浮島稲荷の池から飛び出た明星が輝いたという伝説から、明星の杉と呼ばれています。
画像は明星社と杉の一部です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240622/08/alf6145/84/00/j/o0640048015454426626.jpg?caw=800)
実は東京は赤坂の日枝神社の本社でもある、小仙波町の日枝神社を含めたこの辺りは、杉の巨木がまさに林立していたと伝えられ、日枝神社本殿東側には、それを伝える説明書きも立てられています。
また、少し離れますが、川越市には杉下という地名があり、集落ごと幾度かの移転をしていますが、そもそもは初雁の杉の近くに集落があったと伝えられています。
さらに地元の小学校の子供会は『明星子供会』を名乗り、中学校の校歌に『明星かかる老杉に…』と一節がある程、頻繁に使われているのですが…
決して著しく有名では無いようです(^o^;)
そんな地元の人に伝えられている、隠れたスポットを探してみるのも楽しい街歩きですね。
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/
#川越 #小江戸 #小江戸川越 #ちょっとディープな川越観光案内 #のら蔵
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※2014年の記事に加筆修正を加えました。
お茶でも飲もう!?〜ナレーターが本気で飲むニ煎目〜
『お茶でも飲もう!?〜ナレーターが本気で飲むニ煎目〜』
おはようございます。
どんよりした雲に覆われました2024年6月21日㈮の小江戸川越です。
FM88.7MHz ラジオ川越
2024年6月22日㈯朝6時30分ON AIR番組のご紹介です。
さて、八十八夜もとうに過ぎ去ってはおりますが、今回も前回に続いてのお茶のお話。
緑茶を愛してやまない番組アシスタントのつじぼーが、熱湯の如く熱く緑茶を語ります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240621/08/alf6145/36/e8/j/o0720054015454049138.jpg?caw=800)
川越市内で製茶をするメーカーさんのお茶を、手当たり次第に(笑)試飲!
そして、話題のあのお店にも訪問してのレポートも楽しみなものです。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240621/08/alf6145/66/d2/j/o0720054015454049139.jpg?caw=800)
前回のライトな自販機のお茶から一転!
お茶の魅力を伝えるつじぼー。
土曜の朝はラジオの前で、お茶でも飲もう!
FM88.7MHzエリア外の方は、スマホアプリのレディモをご利用下さい。
これで散策時に狭山茶&川越茶を飲みたくなるのは必須です(^o^)
それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/
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