のら蔵セレクション〜そのあたりは池だったとか…〜 | ちょっとディープな観光案内~小江戸川越のらり蔵り~

のら蔵セレクション〜そのあたりは池だったとか…〜

『のら蔵セレクション〜そのあたりは池だったとか…〜』


おはようございます。

梅雨入り翌日の晴天という朝を迎えました、2024年6月22日㈯の小江戸川越です。


今日もラジオ川越「ちょっとディープな川越観光案内」をお聴きいただきまして、ありがとうございました。

聴き逃しアーカイブは、6月23日㈰0時に、下記URLより公開予定です。  



さて、川越市の樹木と言えば「樫」が制定されていますが、何故か伝説として伝えられているのが杉の木です。


有名な杉の木と言えば、初雁の杉(三芳野神社)・おばけ杉(喜多院の旧閻魔堂)などが有名ですが、実はその近くにも杉の伝説があるのです。

小江戸巡回バスや、小江戸名所めぐりバスの停留所のある喜多院明星駐車場は、かつては池とか湿地であり、江戸時代は百花園という植物園、そして山村学園グラウンドに使用されたという話しもあります。


その昔の、池とか湿地とかだった頃、この場所にあった杉の梢に、浮島稲荷の池から飛び出た明星が輝いたという伝説から、明星の杉と呼ばれています。


画像は明星社と杉の一部です。



実は東京は赤坂の日枝神社の本社でもある、小仙波町の日枝神社を含めたこの辺りは、杉の巨木がまさに林立していたと伝えられ、日枝神社本殿東側には、それを伝える説明書きも立てられています。 


また、少し離れますが、川越市には杉下という地名があり、集落ごと幾度かの移転をしていますが、そもそもは初雁の杉の近くに集落があったと伝えられています。


さらに地元の小学校の子供会は『明星子供会』を名乗り、中学校の校歌に『明星かかる老杉に…』と一節がある程、頻繁に使われているのですが…

決して著しく有名では無いようです(^o^;)


そんな地元の人に伝えられている、隠れたスポットを探してみるのも楽しい街歩きですね。


それでは本日も小江戸川越で、お楽しみ下さい\(^o^)/


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(c)Norakura-Kawagoe


※2014年の記事に加筆修正を加えました。