「合格発表後の下宿生は忙しくなります」シリーズ、今回は学食のシステムについて書いてみたいと思います。
大学の合格が決まり、
入学手続きを済ませ、
下宿探しも終わり、
家具や家電も準備ができ、
パソコンや学用品も整いました。
これで大学生活は安心?
いえいえ、遠くから子供を下宿させる親の心配事のうち、トップ3に入りそうなものがありますね。
そう、「食生活」。
ちゃんとご飯食べるかしら?
自炊するかしら?
めんどくさくなって抜いたりしないかしら?
大学側も同じことを心配しているようで、大学生協全体で推し進めているのがミールシステムです。
詳細は各大学によって違うのですが、大きな特徴としては以下の2点です。
1. あらかじめチャージした電子マネーを使って学食を食べる
2. アプリやサイトで購入履歴や栄養状態をチェックできる(家族も見ることができる)
仕送りとしてお金を渡しても、食費に使ってくれるかどうかわからない!
という親の悩みを解決するシステムです。
実際どんな感じなのかは、わかりやすい大学のサイトがいくつかあるので載せておきますね。
大学って基本的に、朝から晩まで3食お世話になることができます。
なので、ミールプランも1食程度利用のタイプから、3食しっかり利用できるタイプまで選べると思います。
下宿生で、徹底的に自炊しないタイプで、理系の研究室どっぷりライフスタイルの場合は、3食分のチャージをしてしまってもいいかもしれません。
自宅生やお昼だけ食べる下宿生は1食分のプランで良いでしょう。
でもどれだけ使うかわからないのに、大金をチャージしてしまってもムダにならない?
これがね、大丈夫なんです。
例えば、15万円チャージしたとしましょう。
1年経って、次の年の継続をする季節になりました。
学食はよく利用しましたが、3万円余ってしまいました。
次の年も同じプランで行こうと思うと(変更も可能です)、差額の12万円を払って手続きすれば良いのです。
「繰り越しができる」
「年ごとにプラン変更ができる」
「余った分は返金もできる」
通信会社のCMみたいですが、これが便利なんですよね~。
大学によって金額やプランは異なりますが、基本的なこの仕組みは同じであるようです。
(全ての大学をチェックしたわけではないので、ご自身の大学のシステムをご確認ください)
一日の限度額が500円だった場合、700円の定食は食べられないの?
もちろん、差額を電子マネーや現金で払って食べることができます。
限度額の範囲内だと少しお得になりますよ、ということですね。
その他、パンやお弁当を買ったりするのにも使えるようですよ。
以上、下宿生の食生活を支えるミールシステムのご紹介でした。
「合格発表後の下宿生は忙しくなります」シリーズはこちら。