3月に入りました。早いですね。

 

今日もまた、昨年(2023年春)の長男の体験記を書きたいと思います。

大学の合格発表後、大学とは別の地方から入学することになる下宿生は忙しくなりますよ、という話です。

 

 

 

さて、入学金も納入し、手続きの書類も整いました。

次は何をしなきゃいけない?

そうだ、下宿探しだ!

 

合格発表は金曜日でした。

きっと、この土日で物件がいろいろ動くに違いない。

行く?

 

土曜日は次男の試合がありまして、それはどうしても見たかったものですから、日曜日に動くことにしました。

まずは、物件をサイトで探します。

 

実は私、合格発表前の期間に、現地の不動産屋さんと下見用物件をいくつかネットで探しておりました。

大学生協のサイトも見ましたが、土日に動くとなると、不動産屋さんの方がいいかもしれない。

大学の近くにあって、学生のお部屋探しに熟知した地元のお店がいいな。

良さそうな不動産屋さんのうち、サイトもわかりやすく、口コミも良さそうなところにしてみようかな。

 

 

この不動産屋さんのサイトで物件を探します。

大学までは自転車で行ける距離ならOK。

古くても構造のしっかりしたところがいいな。

長男の希望条件は何かな?

ネット使い放題とか、トイレが綺麗とか、独立洗面台があると嬉しいとか、あ、そっち?

 

いくつかピックアップしたものを長男に見てもらい、イメージを話し合います。

学生街なので、価格帯はかなりピンキリ。

信じられないくらい安い物件もありましたびっくり

さすがにかなり古くて設備もありませんが、それでも十分住めそうです。

凄いな、学生街。

 

内見の申込みをしてみると、すぐに連絡が来ました。

ショートメッセージのやり取りで、随時連絡が出来るそうです。これは便利。

希望の物件を伝え、さらに似たような物件でオススメがあればお願いしますと伝えてみました。

 

 

日曜日。現地へ。

少し早く着いたので、お昼ごはんを兼ねて合格発表後の大学付近をお散歩です。

ここに住むことになるのか。感慨深いなぁ。

 

不動産屋さんは、まだそんなに混んではいませんでしたが、3~4組の親子が相談に来ていました。

やはり今週と来週でほとんどの方が下宿先を決めるとのことでした。

内見の案内スタッフさんも、遠くの店舗から応援に駆け付けた方だそうです。

 

気に入った物件の中の一つはもう他の方が決めてしまった(物件がどんどん動いてる!)とのことで、オススメの物件も合わせて3件を内見することになりました。

 

最初は、2階建てのいかにも学生や単身者が住みそうなアパートです。

中はとても綺麗でそこそこ広いです。

設備も申し分ありませんが、構造的にちょっと不安が残るかなぁ。

2~3年住む分には問題ないかな。住むのは2階の部屋です。

 

次は、かなり古くて大きなしっかりしたアパート。というよりマンション。

大きなスーパーが目の前で、家族連れが多く住む地域のようです。

便利だなー。部屋も日当たりが良くて明るいな。

ちょうど内装も入れ替えた直後みたいで、設備はピカピカです。

ネット環境もいいようです。

古いのでどうかなと思っていましたが、意外と良さそう?

 

最後は、閑静な住宅街にある、こちらも大きくてしっかりしたマンション。

少し高台にあるので、市内が一望できます。めちゃくちゃ眺めがいい。

オーナーさんが居住されているそうで、管理も行き届いている感じです。

落ち着いて勉強できそう。

収納も広いなー。

 

 

長男も私も、どれも思ったより良くてどこでも快適に住めそうだなと感じました。

その中でも2番目は便利そうだな、と思っておりましたところ、

内見の案内スタッフさんも、回ってくださったタクシーの運転手さん(フレンドリーな方で、いろいろご自身の体験談も教えてくださった)も、2番目が正直オススメですねということでした。

古いので家賃が安い割に設備が更新された直後で綺麗だし、場所も生活するのにはかなり便利。

大学や駅からはそこまで近くはありませんが、自転車やバスで通学でき、徒歩でも30分くらいで行けるので、本人も困らないとのこと。

(球技のような運動は苦手だけれど、体力はあるので自転車やウォーキングは大好き)

 

ということで、2番目に申し込むことにしました。

審査をすることになりますので、家賃を払う人の基本情報が必要になりますよ。

当日必要だったものをまとめてみました。

 

内見・申し込みに必要なものリスト

1. 間取り図、ペン(不動産屋さんがバインダーと共に用意してくださったので、現地でいろいろ書き込めました)

2. スマホ(写真は多めに撮りましょう。地元に帰ってからちょっと確認したいことがあっても遠いので)

3. メジャー(ベッドやカーテンの高さを知りたいので、3m以上のものがオススメです。不動産屋さんが持っていることも)

4. 認印(実印はこの時点ではほぼ要りません。審査通過後の契約書類で改めて確認します)

5. 家賃を払う人の情報(会社名、役職、会社住所、会社電話番号、年収見込みなどを書きました)

 

申し込みをし、審査後の契約手続きなどの説明を聞いて終了です。

契約手続きは、書面のやり取りだけでよく、再度足を運ぶ必要はありませんでした。

次に不動産屋さんに来たのは、入居日に部屋の鍵を受け取りに来た時でしたよ。

 

入居日までは、細かいやり取りをすべてショートメッセージで終えることができ、これが本当に便利でした。

電話や訪問も全て無し。

内容の行き違いもありませんでした。

コロナ禍でこの仕組みが整ったのだそうです。

地方民にとっては、本当にありがたいサービスでした。

 

これが、合格発表のたった2日後です。

いやもう本当に怒涛の日々で、気持ちが追いつかないくらいです。

下宿先も良いところに決まって安心なのですが、一方で長男が家を出ていくことが決定してしまって、ショックな気持ちもどんどん大きくなります。

笑顔で準備を進めつつも、寂しくて泣きたい気持ちがあったりして。

嬉しいけれど、感情も行動も忙しくて大変な春でした。

 

次回は、一人暮らしの準備編を書きたいと思います。

家具や家電のことを書こうかな~。

 

 

合格発表後の下宿生は忙しくなります」シリーズはこちら。