退院してからというもの・・・体重の減少が止まらないです・・・



元々学生の頃から痩せ体型だったのですが、30代後半でメタボ健診にひっかかるようになりました。

その時は食生活を見直したり、ウォーキングをしたりして理想体重に戻した経緯がありました。

まぁ俗にいう中年太りというやつだったんでしょうね。


しかし、今回はどんどん痩せていく・・・。




このままでは嫁の体重に負けてしまう・・・(汗)



食事は3食きちんとかなり規則正しく食べてはいます。ただ、以前と比べると量は少ないです。

少しの量で満腹になってしまうのです。

よって間食も殆どしないです。



主治医の話によると、血糖値が高めだとうまく代謝されずに、尿として出てしまうらしいのです。

自分の場合、夜になると血糖値は高めのことが多いし、食事の量もあまり増えないしで、

体重減少はそのあたりにあるかもしれないなぁ・・・と思いました。



そこで思いついたのは、血糖値を100台で維持すること&高カロリー飲料の摂取です。



手術後、絶食状態だったにも関わらず、何故か体重が増えていた時がありました。

それは高カロリー点滴をしている時だったのです!



しかし、自分の食べる量には限界がある・・食事の量を今以上に増やすことは難しい・・・。



食後にカロリーメイトを食べたりしてみたのですが、自分は元々クッキー系は苦手なもので・・・

パサパサ・モサモサして喉が乾く感じでどうも駄目です。





と、いうことで嫁が嬉々として楽天市場で探してきたのは・・・






↓カロリーメイトコーンスープ↓

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↑常温でも結構美味しいです↑



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↓ジャネフ ファインケア紅茶味↓

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↑冷たいとちょっと粉っぽくって飲みにくいですが、味はまぁまぁです。

 温めて飲むと普通にミルクティーって感じですね。↑


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自分はとりあえず紅茶味にしてみましたが、他にも色々な味があるみたいです。

12個もあるので効果が出たら他の味にもチャレンジしてみようと思っています~

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両方とも小さめなのにそれぞれ200kcalもあります。


200kcalといったら、ご飯中茶碗1杯、板チョコ半分くらいのカロリーです。

食べるのは無理だけど、飲むだけなら食後でも何とかできそうです。



体重が少し戻るまでの間、頑張って飲んでみようと思っています。



インシュリンの単位数なんですが、前述した指示数よりも自己判断で多く注射したりもしています。

主治医が「インシュリンの単位数は様子みながら適当に調節して注射していいからね~」と言ったからなんですが・・・(汗)

何だかすごくテキトーな感じですよね・・・?



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会社に復帰し始めたころからなんですが、夕方近くなると


背中が痛い・・・




不思議なことに朝は全く痛みはなく元気なのです。

その背中痛も何故か入浴すると楽になります。



朝は元気で、入浴すると治るということは・・・もしかして・・・


肉体疲労なのか・・・?



でも、食事すると少し楽になるような気もします。

当然、横になって寝たりすれば治ってしまいます。


この痛みは一体何なのか・・・

C氏にメールで相談すると、C氏も同じ姿勢で座っていたり長時間ウォーキングしたりすると

背中が痛くなることもあるとのこと。

しかし、自分の場合はただ普通に座っているだけの時や、少しの距離を歩いたりしただけでも痛くなることがあるのです。


やはり長い間入院していると筋力が落ちてきていることが原因か・・・。


膵臓を全摘出手術して退院してからというもの、色々辛い症状がありましたが日にち薬というか・・・

色々な症状もいつの間にか徐々に改善されてきているし、これも様子をみるしかないのでしょうか・・・。





でも、もしも筋肉疲労ならば・・・これは早めに体力回復に努めたいのですが・・・


背中が痛くなると動けない・・・(汗)


と、いう悪循環に陥っています。




最近では夕方ではなく、昼食後徐々にじわじわと痛みが出てくるように・・・


時間が早まっている・・・?(汗)


しかも激痛の時もある・・・痛い時間が長いのです・・・(涙)




この痛みさえなければ・・・



この痛みさえなければ・・・



・・・もう何でもできちゃいそうな感じなのに・・・(汗)←小声





検診の時に主治医に相談すると「手術後にはよくあること」らしいです・・・。



ということで、ペルタゾン錠という強力な痛み止めを処方して貰いました。

1日1錠服用です。自分は朝は痛くないことが多いので、昼食後に服用することにしました。

服用するタイミングをきちんと把握していければかなり楽になれそうです。




そういえば、手術前にも自分には背部痛がありました。

左の腰に近い部分の背中が痛かったです。

勝手な素人判断ですが・・・

これは恐らく4cm程あったシーラスという嚢胞のせいだったのではないかと思います。

嚢胞が大きくなってくると他の内臓を圧迫して痛みが出ることがあるみたいなんで・・・。


でも、自分の場合はERCP検査を重ねているうちに、嚢胞の位置がかわったのか?

いつの間にか痛みはなくなってしまったのですが・・・

そう、手術直前はどこも痛くも辛くもなくて、膵臓全摘出するなんて信じられないというか・・

不思議でしたね。


その痛みと今回の痛みはもちろん違います。

今回の痛みは激痛ですからね・・・。



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↑今週のカイくん暦の格言です・・・↑


多少は弱くても仕方ないわな。膵臓ないんやしな・・・(汗)





膵臓を全摘出することを悩んでいた時、自分と嫁は出来れば・・・



膵臓全摘出した人と会って、お話して色々なことを聞いてみたい!!!」


・・・・・と、切望していました。



主治医からは「膵臓全摘出して10年くらいたつけど、多分膵臓ないなんてわからないくらい太っていて

すごく元気で働いたり、ゴルフしている人とかもいるよ。」などと聞かされてはいましたが・・・。


前にも書きましたが、インターネットで調べても古い医療関係の文献だったり、年齢も高齢の方のことが多くて

正直あまり参考になることはなく、探せば探すほど凹む結果に・・・


無理やり膵炎関係の方のブログに辛い胸の内を書き込ませて頂いたりもしました。


とにかく情報が欲しい!


全摘出した人の情報が欲しい!!


この不安な気持ちを誰かに相談したい!!!


藁にもすがる思いとはまさにこんな感じなんだろうなぁ・・・と思います。



膵臓全摘出を決めて入院してからも、全摘出した人の情報を諦め切れず

看護師に「膵臓全摘出手術は年間に何人くらいいるんですかねぇ?」などと聞いてみた。

すると、「B病院では年間2~3人くらいいる」という。

年齢層は意外と若い人が多く、全摘出してから肉体的にハードなお仕事をしたり、外国に住んだりしている人もいるということだった。

そして「今も全摘出した同じくらいの年齢の人が入院している」と言う。


その時の自分と嫁の驚きは相当なものだったと思う。


是非是非、その人紹介してください!


しかし、「個人情報保護の関係上無理」とのことだった。

「でも・・・もしかしたらラウンジとかで会えるかもよ?」とのことだった。


その後、自分は手術して身動きがとれなくなり、

嫁とも「膵臓全摘出した人、もう退院しちゃっただろうね」などと話していたのである。


自分の手術の2~3日後、嫁がラウンジでさみしく朝食をとっていると、

老婆と若い男性が話している声が耳に入ってきたらしい・・・


「僕はこの階の中で一番若いんじゃないかな~」


この話をしていた若い男性が自分より約1ヶ月早く、同じく膵臓を全摘出したC氏だったのです。



自分はC氏の特徴を嫁から聞いておき、歩けるようになってからラウンジで見かけたC氏に

話しかけることができたのです。

その後C氏からは、術後の色々なことを聞いてもらうことができました。


1ヶ月前のC氏の術後の状態も聞くことができて、どれだけ励みになったか・・・。

その頃C氏はまさに退院間近で、消化器外科の中ではすごく元気だったので、他の患者さんもみんなC氏に色々と話をきいてもらったり、アドバイスしてもらっていました。

病院内を一生懸命歩いたのもC氏のアドバイスだったのです。



そして何よりもC氏は今現在もとても元気なのです。

前にも少し書きましたが・・・


「膵臓全摘出して腹痛もなければ食欲旺盛な人もいる」というのは、C氏のことなのです。


退院後すぐにも関わらず、長距離ウォーキングやゴルフ、スポーツジムにも通い始めるという・・・

すごい人なのです!


C氏は自分や嫁にとっては、まさに「☆1ヶ月先を行く希望の星☆*」のような存在なのです。


自分より1ヶ月早く手術したC氏は、術後食事が思うようにとれなかったために少し入院が長引いたのでした。

自分がもしも術後あまり思わしくなく、歩行などが遅れたらC氏と自分は出会うことはなかったと思うのです。

ほんの少しのすれ違いで、お互いの存在を知ることはできなかったと思うのです。


今も検診の時にはC氏と会ってお話をします。

元気な上に話すとなんか心がホッとするような・・・不思議な魅力をもったC氏です。

自分は体調が安定してなく何事にも余裕がないのですが、C氏は心暖まるメールを送信してきてくれます。

・・・ホントありがたいです。


嫁の母曰く、「病気になりたくてなる人なんて、誰もいない。」

そうです・・・誰だって出来れば病気とは無縁の生活を送りたい。

はっきり言って、この辛い気持ちは健康な人には実感としてわからないと思う。


確かに自分とC氏の詳細な病状は違うし、術後の経過も違うとは思うのですが・・・

この特殊な「膵臓全摘出」という同じ境遇の方に出会えたのは、まさに「奇跡」と言っても言い過ぎではないと思う・・・。


C氏に出会うことができて、自分はラッキーだったなぁ・・・とつくづく思います。




でも、もし他にも「自分も膵臓を全摘出したよ!」という方がいたら、是非ご一報ください!














膵臓を全摘出すると、食後に多量の消化剤を服用しなくてはならない(凹)・・・と、聞いていたので

何だかすごく気が重かったのですが・・・。



確かに膵臓全摘出手術直後、入院中はすごい数の薬が処方されていましたが・・・




今現在、自分の飲んでいる薬は・・・

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タフマックEカプセル 毎食後1錠

ウルソ錠100mg 毎食後1錠 のみです。




全く負担ではありません。



退院してすぐは上記の他にも

朝食後のみオメプラール、毎食後にガスモチンというのも飲んでいましたね。




2錠くらいならあまり気合入れずに飲めます。







↓会社の方々から入院中にお見舞いに頂いたお花です↓
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黄緑色の珍しいバラが入ってましたね・・・。

寄せ書きも頂けてありがたかったです。
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お見舞いに来てくださった方々、ありがとうございました。




膵臓を全摘出してからというものの・・・

毎食前と就寝前には血糖値を測り、インシュリン注射をうっています。



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↑ 血糖値測定器セット ↑

左手前から採血用穿刺器具、消毒綿のステルコットα、自己検査用グルコース測定器のウルトラビュー

ケースの右横にあるのは使用した針やセンサーの廃棄ボトル



手順としては・・・・



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手指をステリコットα(アルコール消毒綿)で消毒




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採血用穿刺器具で指に針をパチンとあてて少しだけ血を出します。



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グルコース測定器のセンサーに血をつけるとすぐに血糖値の結果がでます。

この時は165でした。少し高いですね。



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↑ 超即効型インシュリンです ↑

その血糖値の数値に合わせた単位数のインシュリン注射をうちます。


自分の場合は・・・


  ~ 59mg/dl以下   インシュリン注射中止、低血糖対応

60~ 79mg/dl      4単位

80~149mg/dl      8単位

150~199mg/dl     9単位

200~249mg/dl     10単位

250~299mg/dl     11単位

300~349mg/dl     12単位

350~399mg/dl     13単位

400以上          14単位


就寝前は持続型インシュリンを4単位となっています。




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血糖値は165だったので、9単位のインシュリンを注射します。

注射についている単位ダイヤルをカチカチと廻して9単位にセットします。






膵臓全摘出の試練を乗り越えて-100207_124141.jpg
注射する腹部をステリコットαで消毒してから、腹の肉をつまんで注射します。

かなり痩せたのでつまむ肉もありませんが・・・(汗)

ちなみに全然痛みはないです。(たまに失敗すると痛い時もありますが・・・)



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使用した針とセンサーは廃棄ボトルに入れます。

自分の住んでいる市では医療用廃棄物は集配してもらえないので、健診に行く時に持参して病院で捨ててもらっています。



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自己管理ノートに血糖値の数値を記入します。

自分はこれ以外にもエクセルに入力してグラフ化しています。





これで血糖値測定とインシュリン注射は終わりです。

超即効性のインシュリン注射をした後はすぐに食事をとります。

食事を目の前に用意してから注射するように指示されています。

自分は食事の用意をしている嫁に一応確認してから注射するようにしています。



血糖値はあまり食事に関係なく高かったり低かったりします。

はっきりとした原因がわかることもあれば・・・何でこんなに高いのかさっぱりわからないこともあります。

しかし、血糖値の数値にあまり一喜一憂せずに「どうせもう糖尿病なんだから・・・高ければインシュリン注射すれば良し!低ければぶどう糖食べれば良し!!」

などと・・・開き直ることにしていますが・・・。


むしろ怖いのは低血糖状態になることなので・・・もしものためのぶどう糖はいつも持ち歩いています。


自分が低血糖かな~と思った時の症状は・・・

・何かすごく空腹感を感じてお腹がすいた気がする。

・舌が痺れた感じがする。

・手指が震える。

上記のようなことが退院してから2~3回ほどありました。このような時は大体血糖値は低めでした。



ちなみに低血糖対策にはぶどう糖が一番吸収が良いみたいです。


このブドウ糖はドイツ製でパッケージもほぼ菓子のようですが、味も普通のフルーツラムネみたいで食べやすいです。個包装になっているので便利です。


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↑ トラウベンツッカー 







年末に退院した訳ですが・・・

やはり一ヶ月以上も入院していると、かなり体力は落ちています。

しかし、入院中は「頑張って歩いてるねぇ」と他の患者さんや看護師さんたちに声を掛けられてました。

試しに子供の塾のバス停まで歩いてみることに・・・ちなみに距離は片道300m程。




行き倒れになるかと思うほど疲れた・・・(汗)


自宅の周辺は坂(というかほぼ山に近いところもある)が多いので、まぁ特別な地域だとは思いますが・・・やはり病院の廊下や階段を歩くのと、一般道を歩くのはかなりの違いがあることを実感しました。

会社に復帰するまでの間は頑張って色々な所を歩きました(というかほとんど嫁の使いっパシリでしたが・・・)

通勤し始めた今の方が運動不足かもしれない・・・これから頑張って運動します。



食事ですが・・・

主治医から「何でも食べていい」と言われた通り、カロリー計算などは一切していません。

脂っこいものとか甘いものは意識的に控えていますが・・・。




退院していきなり年越しそばの海老天ぷら食べたり・・・

嫁と子供が作ったお正月ケーキ食べたりしちゃいましたが・・・(汗)


とは言っても、まだ食欲があまりないし食べるとすぐに満腹になるので、量的には全然食べてないです。

体重は手術からは10kg減りました。ERCPする度に1kgずつ減っていたので、合計13kgですね。

できれば元の体重くらいには戻したいです。



あとは食後の腹痛がしばらく続きました。

温めると楽になるので・・・




腹巻・湯たんぽ・貼るカイロが手放せない・・・(汗)


老人化が止まらない訳ですが・・・。最近は湯たんぽは必要なくなりました。



退院してすぐの頃は食後の便の回数が多かったのですが、(ちなみに下痢ではないです。)

最近は落ち着いてきました。

便の回数が絶頂に多いときには・・・




「ち」に「゛」になってしまった・・・(汗)


肛門科を受診したところ、内臓を手術した人や便の回数が異常に多くなったりすると、普通によくあることらしいです。お陰様でもうすっかり治りましたが。



・・・・まぁ、手術後はこんなこともあります、と言うことです。

しかし、これはあくまでも自分だけのケースですので・・・全摘出して腹痛もないし食欲旺盛な方もいますし・・・。




次は服用してる薬や血糖値管理についてうpします~




















術後7日目

左横隔膜につながっていた管がとれる。あと管は4つぶら下がっている。管が取れるたびに体が楽になる。

歩きやすくなるし寝返りもうちやすくなる。微熱が続くが様子をみながらなるべく廊下を歩くようにする。


術後8日目

熱が完全に下がったため、管と点滴をぶら下げながら積極的に廊下を歩行する。


術後9日目

手術後9日目にして初めて水分摂取の許可がおりる。しゃっくりが出たときに水が飲めるので、大分楽になってきた。


術後10日目

腹部につながっていた管をまたひとつとってもらう。

エレベーターに乗り歩いて2階のレントゲン撮影に行ったが、疲労感を感じる。かなり体力が落ちていることを実感する。


術後11日目

管と点滴をぶら下げながらひたすら廊下を歩く。


術後12日目

術後初めての食事をする。おもゆだったが少し食べただけで満腹感に襲われて食べられない。

食事はおもゆのような液体のものであっても、時間をかけてゆっくり食べるように指示されているのだが・・・

時間をかけると余計食べられなくなるような気がする。食後は消化剤も忘れずに服用しなくてならない。


術後13日目

管をまたひとつとってもらう。食事は三分粥になったが、やはり少ししか食べられない。

食べた後は吐きそうな・・・なんとも言えない気分。

少し食べただけなのに・・・食後は1時間位ベットから動けない。


術後14~15日目

五分粥になる。食事となると気が重い。

空腹感はあるような気がするが・・・食べ始めた途端、満腹感に襲われて少ししか食べられない。


術後16日目

全粥になる。食事はもう「食べたい」ではなく「義務化」している。無理して食べてる感もある。

しかし段々食事がとれるようになってきたため、今までしていた高カロリー点滴はやめる。

これからはきちんと食事で栄養をとらなくてはならない。


術後17日目

食事の前には必ず血糖値を測り、その数値にあわせたインシュリンを自分で腹部に注射する練習を、徐々に始める。


術後19日目

点滴を完全にやめる。腹部の管はぶら下げてはいないが、くるくると丸めてテープで腹部ににつけている。

点滴や管をぶら下げているキャリアーを牽かなくて良くなったので、身が軽い。歩行がかなり楽になる。

食後の不快感を解消するために、何往復も病院の廊下をひたすら歩行する。


術後20日目

シャワーの許可がおりる。


術後21日目

病院の廊下だけではなく病院の階段も歩いてみる。


術後22日目

腹部の管をまたひとつ取ってもらう。


術後23日目

この日ですべての腹部の管が取れた。ちなみに腹部の管をとるときは、その部分を縫ったりはしない。

そのまま管を抜いてガーゼでとめておく。傷口は自然と治っていく。


術後24~29日目

毎食前に血糖値計で血糖値を測りインシュリンを注射するのだが、なかなか血糖値が安定しない。

速攻型インシュリンと持続型インシュリンを試しながら様子をみる。


術後30日目

嫁が病院のレストランで昼食をとるというので一緒について行ってみた。

嫁の注文したスパゲッティを少しだけ食べてみる。自分もミックスサンドウィッチを注文して食べてみた。

病院の食事だと食欲はなくなるが・・・意外と食べられた。

帰りのエレベーターで主治医に会う。「alanさんの場合は普通の糖尿病の患者さんと違って、あまり気にせず何でも食べて大丈夫だからね。」と言われる。

血糖値も段々安定してきた。


術後33日目

午前に退院した。



以上が自分の入院~退院までの経過です。


退院後の体調や膵臓全摘出してからの様々なことを今後UPしていく予定です。






入院当日

11時に病院の受付に行く。

病室は11階。眺めの良い個室だった。看護師と色々と話をする。今までの経緯・家族構成・仕事・現在の心境に到るまで色々な話をする。

手術に耐えられるのかなどの腎機能の判断をするため、次の日の午後までの尿を採取しておく。

午後には担当の麻酔医が面会にきた。


入院2日目

胸部・腹部X線撮影・脳外科診察。午後からは手術室の看護師が来て、ラウンジのTVで手術オリエンテーションVTRを視聴する。麻酔医からは手術に使用する麻酔の説明を受ける。


入院3日目

午前に肝機能検査(ICG)という緑色の液体注射をした後、採血。胸部・腹部・頭部X線撮影。頭部CT撮影。

午後からは膵臓外科の執刀医である主治医と担当医から、手術の説明を嫁と一緒にきく。

明日から連休が続くため外泊許可がおり、自宅に帰った。


入院4日目

自宅で家族と過ごす。

今まで肉類は控えめにしていたのだが・・・これが最後かもしれないと思い、家族で焼肉を食べに行った。


入院5日目

夕方、病院に戻る。


入院6日目

手術前日は絶食。手術のための点滴、下剤投与。


手術当日

午前9時に手術着と静脈瘤予防の靴下を履いて3階中央手術室へ向かう。

同じ階からもうひとり手術する方がいて家族とともに一緒にエレベーターに乗り、3階中央手術室へ。

エレベーターは各階に止まり同じ手術着の患者と家族がどんどん乗り込んできた。

実際の手術開始は午前10時のため家族と別れた後、待合室でそれぞれ待機する。

順番に名前が呼ばれ手術室に入る。歩いて手術台に上がる。

その後、麻酔の準備や心電図計などの装着が施された。手術に関わる看護師・医師達が一人ずつ挨拶にくる。

麻酔医に「点滴始めますね。」と言われた後、意識は完全になくなる。

手術は17時過ぎに終了。約7時間かかった。院内放送で手術待合室にいた家族が呼ばれ、手術室出入り口で待っていると、意識のある自分がベッドに寝かされて運ばれてきたらしい。ちなみにその時のことは自分は殆ど覚えていない。その後、家族は切除した膵臓などを見せられ主治医からの説明を受ける。

手術は滞りなく予定通り無事に終了したとのことだった。

その晩はICUにいたが、ウトウトしては目が覚めるの繰り返し。2時間くらいたっているかと思うとたった5分しかたっていない。しかもウトウトしている間は悪夢ばかり。1分は60秒・・・これはいつでも同じはずだがこんなに時間を長く感じるのは初めての体験だった。


手術翌日

午後にはICUから11階の自分の個室に戻った。口には酸素、鼻には胃につながっている管がついている。

腹部には手術の傷の他に横隔膜や尿管などにつながっている合計6本の管がぶらさがっていた。

何故かしゃっくりが異様に出る。出るたびに全身に力が入るので、傷が痛くて眠っていても目が覚めてしまう。

しゃっくりではなく咳の場合もあるらしい・・・いずれにしても傷に響く。激痛である。これさえなければ眠れるのだが・・・。個室だったため嫁が病室に泊まった。痰も頻繁に出るのでうがいをするのを手伝ってもらう。


術後2日目

午前に診察に来た主治医が鼻のチューブを取ってくれた。胃につながっていたため、抜いた瞬間気持ちが悪い。口につけていた酸素も取ってみて様子をみることになり、顔の周辺がすっきりした。

しゃっくりと痰とウトウトが続く。病室にレントゲン撮影技師がきてくれて、ベットの上でレントゲンを撮る。

昨日に引き続き嫁が病室に泊まる。


術後3日目

午前にベットの角度をほぼ直角にする許可がでる。

ベットを直角にしたのでTVを観てみたが・・・少し観ただけなのにかなり疲れる。

しかし角度を調節することができるようになったので、痛かった腰が少しましになってくる。

病室には母が泊まってくれる。


術後4日目

少し発熱が続いているが、自力でベットに腰掛けてみる。上体を少し後ろに反らすと傷はあまり気にならない。

立ってみようと試みてみたが無理だった。引き続きしゃっくりと痰は出続けている。この日は病室に嫁が泊まる。


術後5日目

午後に看護師さんと一緒に立って歩いてみる。ナースステーション脇にある洗面台まで、廊下の手すりにつかまりながら歩いて行って洗髪してもらった。

管がぶら下がっているので歩くと腹部の周辺が痛いというか気持ち悪い、10kg位のおもりをのせているように感じる。引き続き痰としゃっくりが止まらず苦しい。


術後6日目

尿管についていた管を取ってもらう。

点滴や腹部についている管をぶら下げながら、ゆっくりと病室や病院の廊下を歩いてみる。

ラウンジにいる患者さんや同じように廊下を歩いている患者さん達と、挨拶したり会話することができた。



膵臓全摘出手術・その2に続きます。









膵臓全摘出手術を受けるということは、膵臓の他に十二指腸・胆嚢・脾臓・膵臓と癒着している胃の一部も切除しなくてはならない。膵臓を少しでも残すことができれば、その残された膵臓が本来の機能を果たすことができる可能性はあったのだが・・・。

膵臓を全摘出してしまえば無膵性糖尿病になり、生涯インシュリンが手放せない生活になる。

しかし全摘出すれば膵臓ガンが再発するリスクはなくなる訳だ。


CTやERCPの画像からは自分の膵臓にはガンらしきものは見当たらないらしい。

主膵管の拡張などもなくきれいで、嚢胞自体の形状も悪いものではなさそうなのだ。しかし、細胞診でクラス5が出たということはやはり膵臓のどこかにガンが潜んでいるということ。微小ガンが潜んでいて取り出した膵臓をスライスして調べるとガン細胞が見つかることがあるらしい。もしくは調べても微小ガンだとスライスした際にメスなどに付着してガン細胞が見つからないこともあるらしい。

しかし、B病院は消化器系ガン専門病院としての経験と実績がある。やはり細胞診断には絶対の確信があるようだ。


術後のQOLはどうなのか・・・執刀予定の主治医に確認すると、全摘出しても元気に生活している患者さんがいると言う。「alanさんは若いし、血糖値コントロールさえ覚えればいつも通りの生活に戻れると思うよ。」と言われた。

しかし内臓をごっそり切除してしまう訳で・・・やはり不安が残る。

インターネットで検索してみると膵臓全摘出して元気そうにしている人なんて見当たらない。

数少ない全摘出した人の情報では「下痢が止まらない」「腹水が発生」「血糖値コントロールの困難」のようなあまり予後の良くない話ばかりだ。


「大丈夫」とにこやかに言う主治医に、嫁が「内臓が沢山なくなってしまって今まで通りの生活が本当にできるのですか?下痢が止まらなくなって通常の生活ができなくなるということはないのでしょうか?」と質問すると、主治医は「うん。大丈夫だと思うよ。でも今まであったものがなくなるんだから、当然今よりはマイナスになるのは確実と思って欲しい。でも心配している下痢の症状とかは、例えば進行ガンで神経節をごっそり切除するとかしない限りはないよ。alanさんの場合は神経節を切除したりしないから大丈夫。」とのことだった。


執刀してくれる医師の言葉を信じて・・・自分には膵臓を全摘出する以外に選択肢はなかった。


膵臓を全摘出する手術日が11月某日に決定。予定日の1週間前にB病院に入院した。



膵臓全摘出手術・その1につづきます。








2009年春に毎年受けていた人間ドッグで「膵臓の膵頭部と膵体部の間にある嚢胞が少し大きくなっていて数も増えている」と検査医師から告げられる。

実はその前年の人間ドッグでも膵臓に小さな嚢胞が1つあることはわかっていたのだが、意外とよくあることらしく「要精密検査」にもならなかったのだ。しかし今回は1年足らずで少し大きくなっているらしい。6mmくらいの大きさだったものが13mm程度になっているとかで、検査医師に精密検査を勧められる。

紹介された病院は、自宅の近くにあるA病院だったので早速診察に行く。

その際MRIを撮ったりしたが、念のため膵胆管造影検査(ERCP)での細胞診を強く勧められる。


2009年6月に入院してERCP検査をしたところ・・・

細胞診はクラス3との結果がでる。

クラス3とは「疑陽性」なので、再度入院してのERCP検査を勧められる。


同じ年8月に2回目のERCP検査のためにA病院に入院する。

その際CTを撮ったところ今まで見つからなかった膵尾部にかなり大きめ42mmの嚢胞が見つかった。

再度の検査結果は膵頭部・膵体部、新たに見つかった膵尾部いずれもクラス3だった。


医師からは膵臓全摘出手術を勧められた。


しかし自分には10年程前にシャント手術した経緯もあり、、担当医が実績豊富なB病院のセカンドオピニオンを勧めてくれた。


B病院のセカンドオピニオンではEUS検査、CT撮影をした結果、膵頭部・膵体部の嚢胞はIPMNで膵尾部はシーラスという良性の嚢胞とのことで当初は「手術する必要なし」という見解だったのだが・・・

念のためA病院で採取した膵液細胞のサンプルを提出してみてもらうことにする。

しかしB病院が出したそのサンプルの検査結果は「クラス4」だったのだ。


同じ年9月に3回目のERCP検査をB病院で受けるため入院する。

B病院のERCP検査はA病院のERCP検査とは違い「セクレチン」という製剤を使った。

ERCP検査の際は絶食で行うために膵液をあまり採ることができないのだが、セクレチン製剤を使うと診断に必要な膵液が十分な量採ることができるらしい。


B病院での結果は・・・クラス5だった。


クラス5の結果が出てしまった、また膵臓全体に嚢胞が散らばっていることによりB病院が得意とする膵臓分割手術は難しいということで、結果、医師から膵臓全摘出を勧められる。



膵臓全摘出手術に至る経緯・その2に続きます