まだまだ4月2日の続きです
(↓こちらの続き)
レジデンスオフィスのタンにお別れし、
いよいよ古巣、フロントオフィスチームがいるロビーへ
おばちゃんドキドキ
懐かしのロビーに足を踏み入れた瞬間、
中にいたメンバーたちの視線がわたしに集まる
ビック、ミー、トゥイン、ジー、ウィンディ……、
懐かしの面々。
『久しぶり〜』
『元気〜?』
『ちょっと丸くなった〜?』
みんなの言葉と笑顔が温かかった
…フロントが忙しい時間帯じゃなくてよかった
忙しいときなんて、ホントに戦場💦…声かけることなんて不可能
(ビック)『わたし、2人目産んだのよ〜』
(トゥイン)『アイサン、見て!わたし、結婚したんだよ〜』
(ミー)『チー、久しぶり…』
(…ミーはわたしをよくチー(年上の女性に対する敬称)とだけ呼んだっけ。)
『あっ!そうだ!』
わたしは日本からのお土産を取り出す。
『これ、ビックちゃんね。ビックちゃんは、酸っぱいのが好きだから🍍』
『これは、ミー。プレゼントのお礼できなかったから…』
『ヒウ!これはチームみんなで食べて!あと、コレ、ウィンに明日渡してもらえる?コカへのおもちゃ』
(ウィンの息子コカのために買ったおもちゃは、手渡せるチャンスがないため、ウィンの職場であるココに保管してもらう作戦)
『わっジー、DOSやってる』
…DOSとは、むかしわたしがよくやっていた(やらされていた)作業。
わたしは大忙し
目に映るもの全てに感激しまくり
すると、誰かが
『写真、写真みんなで写真撮ろう』
と。
(撮影:ダオ)
(撮影:アン←こないだランコー村の市場で会った女の子(気が利くね〜))
左から、
ダオ、トゥイン、ムーン、ンガン、ビック
ジー、わたし()、ティウとミア、ミー、ヒウ
わたしは、ヒウに、
『ウィンに連休をあげてくれて本当にありがとう〜。ヒウのおかげで、わたしはウィンと過ごせたんだよ〜』
と、ちょっとわざとらしくお礼を伝えた。
厳密に言えば、連休とってたウィンに“やっぱり出勤してくれ”と懇願してヒウ
チーダオがマネージャーで、サニーがアシスタントマネージャーだったあの頃を思うと、ヒウがBTFOのマネージャーをやってることが不思議に感じる。
(ってか、ティウがASFOのマネージャーってことも全然馴染めないけどね)
なんとフロントチームには、トゥアンがいた。
トゥアンは、わたしがここにいた頃は下のレストランのスタッフだった。
わたしのマブダチ(マブダチ…、まだ使って大丈夫よね?)レディボーイのタオのお友達だった男の子だ。
わたしは、トゥアンに聞いてみた。
『ねーねー、タオはもういないの?辞めちゃったの??』
『うん。タオはラグーナを辞めて、今は◯◯で働いてるよ。』
…このとき、“◯◯”の部分が、わたしには、“ハノイ”に聞こえて、
(そっか〜残念。タオに会いたかったな。いつかハノイに行ったら会えるかな。。)
なんて思っていた。
ひと通りみんなとおしゃべりしたあとで、ダオファミリーのヴィラに移動した。
ダオファミリーはここBTに、わたしはBTではなく同じリゾート内のASに泊まる。
ASは今日、バックtoバックが多く、今行ってもまだチェックインはできないらしい。
わたしは部屋が準備できるまで、ダオファミリーのお部屋で待たせてもらうことに。
バックtoバック…その日チェックアウトした部屋が、別のゲストに同日チェックインされる状況。なんら普通の状況と思われるかもしれないけど、アウト時間とイン時間の間隔が狭い部屋ばかりだとハウスキーピングチームにとっては死活問題。お昼12時にチェックアウトしてからチェックイン開始時間の15時までの間に、ルームクリーニングなど部屋の準備を全て完璧に整えなければならないからとても大変。
ダオたちのヴィラまで、バギーで移動する。
ロビーをあとにしベルデスクまで戻ると、めんこちゃんベトナム代表🇻🇳ビンがいて、
ビン『チアイぼく明日早番だから明日の朝もまた会えるよー』
と。
…なんてええ子や〜
ビンにバイバイして、ヴィラへ向かう。
↑こちらの動画には音声はありません
次に続きます
用語の説明
BT→私が働いていたホテルの略称
AS→同じリゾート内にあるBTの姉妹ブランドホテル
トゥアンからの情報で、ハノイにいると思っていたタオに、帰国後メッセージを送ってみた。
タオはハノイ🇻🇳ではなく、ドイツ🇩🇪にいた。
(トゥアンが言ったのは、
ハノイ…じゃなく、ジャーマニー…だったのかな
BBAは老眼に加え老耳でもある。
…もしくは単なる英語リスニング能力の欠如)
ベトナムに住んでいる頃、
ベトナムは、何十年も前の日本のような価値観を持っている人が(特に年齢を重ねるほどに)多いと感じることがよくあった。
女性は人前でお酒を飲むべきではないとか、
女性は髪が長くあるべきだとか、
(極端な例では、女子学生は髪を切るのに親の許可がいる…とも聞いた)
女性は早く結婚をして子を持つべきだとか、、。
わたしはすぐにピンときた。
当たっているのかは不明だけど。
タオにとって、
ベトナムでこの先の人生を生きていくということは、居心地がよくないというか、息苦しさを感じるのかもしれない。
ベトナムからヨーロッパに出るなんて、きっと簡単じゃなかったと思う。
タオはわたしからの連絡をとても喜んでくれた。
『せっかくチアイがベトナムに行ったのに、会えなくてごめんね。
今ドイツに住んでて、パティシエをやってるんだよ。
チアイがドイツに(旅行に)来てくれたら、おいしいごはんを使ってあげるよ〜
健康に気をつけて、毎日幸せに過ごしてね。』
タオはメッセージと一緒に、3枚の写真を送ってくれた。
タオはラグーナにいた時から、行き届いた気配りのできる優秀なスタッフだった。
タオに会いに、、
ドイツにも行かなくては…
夢が多過ぎて困る……
ドケチに磨きをかけて、節約してまいります
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました😊