いつまで経っても2023年4月2日の続きです
↑こちらの続き。
なんと2ヶ月以上もほったらかしてしまいました…
さて、、
ASのエントランスを出て、
わたしは自転車を借りてダオたちのヴィラへ向かう🚲
BTもASもロビー付近にレンタル用自転車が置いてあり自由に使うことができます。
ダオたちと合流し、ティウの車が停めてあるBTの駐車場へ移動🚲
ディナーはリゾートの外で食べます。
…ホントのことを言うと、、
BBA()は、リゾートの中の一番人気レストラン、タイ料理🇹🇭のサフランで食べたかった
リゾートを出て、車で走ること約20分。
きょとん…
近くの集落へやって参りました。
さ、寂れてませぬか…?
『このへんだと思うんだけどな〜〜…』
と、運転しながらティウが言う。
『ASのスタッフのコのオススメなんだって。』
と私に説明するダオ。
ついには、仕事中のそのスタッフにビデオ通話をするマネージャーティウ
(……自由…、それがベトナム🇻🇳)
ASフロントのバックヤードの雰囲気そのままに、きゃっきゃきゃっきゃという楽しそうなベトナム語が飛び交うこと数分…、
『サンキュー、エン!』
と電話を切ったティウ。
どうやら着いたようだ
砂浜でやんす
Quán BÌNH DƯƠNG
というお店。
住所📮 Bình An1, Lộc Vĩnh, Phú Lộc, Thừa Thiên Huế, (行こうと言う方がおられるかは謎ですが…)
ザローカル
…なお店です。
ここはランコー村ではなく、カンジュン村になるのかな…🤔
価格表には金額が書かれておらず。
“Đ”しか書いてない
何ドンなのか……(時価ってやつですね)
ティウファミリーのお車
ミツビシです
『チアイっ。食材選びに行こう!』
とダオ。
食べたいものと、調理方法をお店の人に伝えるシステム。
焼く、蒸す、煮る、炒める、茹でる、、
むむむ……
ぱっと見、貝🐚が多いぞ。
実はBBA()は、貝があまりすきではない
エビちゃんを探すBBA
シーフードと言えば、私にとってはイカ🦑とエビ🦐がツートップ
『エビはどこかな
?イカはいるかな?』
おっと、こちらはロブスター🦞ですね
ロブスターは高いよね…
『ねぇダオ、エビないの??』
『エビ、2匹しかいないって
』
『え〜〜
シーフードのお店なのに!?』
『今朝は🦐数匹しか獲れなかったって。』
マジか
私たちはその2匹のエビを確保🦐🦐
エビちゃん、、、ひとり一匹は食べたかったよね
そして、、
BBA一生の後悔となる過ちを犯す
『ろ、ロブスター🦞…っていくらなの?』
ダオがお店のおばさんに聞いてくれた。
『🇻🇳Con tôm hùm này bao nhiêu tiền?』
『🇻🇳360,000 đồng』
『チアイ、高過ぎるよ。15ドルぐらいするよ。』
『そうなんだ〜
で、でも、、日本で食べるよりは安いよね🤔………、私、自分で払うから、頼んでもいい??』
『えっ
??』
このコ(🦞)をいただくことにしました…。
自腹きってでも、どうしても食べてみたかったの……
オーダーを終えたわたしたち。
料理が出てくるまで待ちます。
海がすぐそば。
やっぱり海の近くで遊びたくなる子どもたち。
お店はガラガラ。
(このときは、たまたまガラガラだったのかも。)
ランコー村もそうだけど、
ビーチ沿いにはこんな感じのレストランが多い。
子どもの頃行った海の家を思い出す
走るムーン👦🏻






そして、、
じゃん
わたくしの自腹高級食材、ロブスター🦞様
360,000ベトナムドン(約2160円)
いただきます!
…オラのロブスター🦞
食べ方がよくわからない
お料理のお味は…、お世辞で“まあまあ”…ってとこかな……
いたってふつう
ダオはちょっと不満顔
『わたし、こういうお店好きじゃないの。時価なんて言って、いくらなのかさっぱりわからないし…。このお店の味付け、脂っこくておいしくないわ
』
…ダオはヘルシー嗜好だもんねお口に合わなかったみたい。
ちなみに、
この時点では、メニュー選んでるときに女将に値段を聞いたロブスター以外の値段はわかっていない。。
ダオのボヤキはまだ続く。
『このお店、ティウの部下(さっきティウがビデオ通話してたスタッフのコのこと)の旦那さんの実家なのよ
そりゃオススメするわよ。』
ほー…。
そういうことでしたか
👆これはダオの持ち込み品。
(おいしかった)
食べるのに飽きたムーンが海の方へ行くもんだから、パパママは忙しい
ティウ、ダオ、ムーンはビーチの方へ。
そんな中、お店の女将さんが、わたしがいるテーブルに近づいてきた。
🇻🇳ベトナムあるある🇻🇳
言葉が通じなくてもマシンガントークばりにひたすらベトナム語でめっちゃ話しかけてくる
『Tiếng Việt 〜 Tiếng Việt Tiếng Việt Tiếng 〜〜 Việt Tiếng Việt Tiếng Việt 〜Tiếng Việt〜〜』
ダオもティウもそばにいなくて、、
おばさんは、わたしに向かってなに言ってるんだろう…
💡
私は自分のスマホをおばさんに向け、Google翻訳に話しかけてもらった。
……翻訳アプリ使っても結局わからず
そしておばさんは、わたしに店名刺を渡してきた。
おばさんは、何を伝えたかったんだろう。
(—想像—)
『どう?うちのお店の料理は?
』
『うちは美味しい料理をお客様に提供しているんだよ
』
『あなた、日本人かい?
』
『うちのお店、宣伝してね
』
(— 想像 完 —)
わたしはとりあえず
『ngon (おいしいよ)
』
とだけ女将に伝えた。
ミアはと言えば…、
YouTubeを見せておけば、じっとおすわり。
🤔そう言えば、、
私たちが食事しているとき、
あまり裕福には思えなそうなおばさんが暗いビーチの方から歩いてやってきて、自家製のお煎餅(お盆サイズのごませんべい)を売りに来た。
ダオは断ることもなく、すんなり購入。
ダオからお金を受け取ったおばさんは、再び暗いビーチの方に消えていった。
『ダオは優しいね。』
『そんなことないわよ。私たちよりもきっと貧しい人だもの。買ってあげないと。』
私たちのディナーに、ごませんべいも加わった。
たいしてパリパリもしておらず、少し湿気ているようにも感じた、なんの変哲もないごませんべい。
ひととおり、食べ終わった頃、(この時点では、お会計が総額いくらなのかなどわたしには全く見当もついておらず、、)
ディナー自体は、おいしいかと聞かれたら、いや、たいして。としか答えられない料理たちだったけれど…(失礼ですが、こんなところで忖度気にする必要もなく…)。
しかしながら、わたしは改めて幸せを実感していた
2018年12月、
限界を超えたわたしは心身共にまいってしまって、逃げるように(実際に逃げて)日本に帰ってきた
帰国してからというもの、
最後のダナンでの2ヶ月を思い返すことはあまりなく、思い出すことと言えば、ラグーナでの日々ばかりだった。
ラグーナでの日々だって、そりゃもう大変なことばかりだった。めっちゃイライラしてたし
でも、ダオやランさん、トォム、ウィユン、ニュン、ウィン、トゥさん…、挙げればキリがなく、、その名前は数えきれないほど。
大好きな友達、みんなのことが恋しかった。
2020年の2月…、
みんなに会いに行こうとベトナム旅行を計画した矢先に新型コロナのパンデミック
そんな経緯を経ての今、ダオファミリーとここでディナーしていることが私にとってどんなに特別なことか
今日、朝、
ティウを見つけた瞬間の感動
(王子登場の瞬間(瞬間と書いて〝とき〟と読む))
そして、ランさんの家でのしあわせな時間
(まさにlovely time )
そしてそして、BTでの元同僚たちとの再会
…もう本人ですらも忘れかけていましたが、フエのアルバホテルでのサプライズお祝いもありましたっけ
この数年来、夢に見ていたことが現実に次々と起こって、、
…アドレナリンって言うんですか?
…これがアドレナリンなのですか?
いや、ドーパミンか
ドーパミン、セロトニン??
なんでもいいんだけど、感情は忙しくいろいろ感じすぎて、とにかくしあわせ度マックス
わたしの気持ちは満ち満ちていた
しあわせとはこういうことを言うのか〜
そして、、
つい、口が滑ってしまった…。
『今日さ…、私の誕生日なんだ〜
えへへへへ(へらへらするBBA)』
『……………😳』(真顔のふたり)
『
ええ〜〜〜っっ
』
『アイサンオイっ。なんでもっと早く言わないの
⁈』
『えへへへ。いや〜、、ダオ、パスポート見てたし、気づいてるのかなと(へらへらするBBAアゲイン)』
『ごめん〜〜
全然気づいてなかった〜
』
『いいのいいの!しあわせだな〜って思ったら、なんか言いたくなっちゃっただけなの
』
その後もひたすら謝るダオとティウ。
わたしとしては、
なんて最高の誕生日なんだ〜
と、今日一日を振り返ってしみじみしてしまって…
ダオとティウのおかげ
って思って、、
で、、つい、言いたくなってしまったんだよね
旅行の計画を立てている時期、
4月2日にASに宿泊するのはどう??
と提案してきたのはダオだった。
ダオとしては、4月3日がダナン泊と聞いてそのスケジュールを提案したようだった。
その提案をされたときからわたしは、
“ダオったら私の誕生日に合わせてくれたのかしら…、どうなのかしら…”
と、I wonder状態だったのでした。
ってか実際のところ、私の誕生日情報など全く入っていなかったということでしたが😅
そろそろお店を出ようということになり、お会計の流れへ。
ここで気づく。
なんでわたし、今日誕生日ですアピールを、ほんの数分前にしてしまったんだろう
会計が終わって、帰り道の車の中で言ったって良かったのに……
違います違います計算なんかじゃないです
こういう間の悪い、空気読めない、ドジでのろまなBBAなんです
ロブスター🦞だけは、わたしが払うと、いくら言っても、ダオ
とティウ
は『大丈夫!』と言ってお金を受け取らない…
しあわせに満ちた気持ちから一転、
『ごめん〜
ロブスターごめん〜
誕生日だとか言ってごめん〜〜
』
と、、平謝りし、己の失言を悔いたのでした
会計伝票は記念にいただいてきました
いつかぜったいに日本にダオファミリーを招待する
(BBAの宣誓
)
一生忘れられないお誕生日ディナーになりました。
今回はここまでです。
最後まで読んで頂きありがとうございました