こんにちは。
たくまです。
2019年も今日で終わりになりますが、
先日12/25に池袋Admで行われた
握月、9ヶ月ぶりのライブ
「握月復活祭 ~聖なる夜に愛してくれ~」
について、
色々書いてこうかと思います。
こうやって重要なライブが終わった後にブログを更新することで、
「ああ...。たくまさん、重要なイベントやライブがあった時は、まめにブログを更新するなんて....。なんて尊くて偉いんだろう...。きっと恋人が出来たら凄く大事にするんだろうな...」
と女子に思ってもらう為に書くのです。
そもそも女子が、このブログを読んでくれるのかは分かりませんが、地道な努力は何にも勝ると思っています。いざとなったら札束を握らせてでも女子にこのブログを読んでもらおうと思います。
まず、最初に。
ご存知ではない方の為に伝えますと、
今年の3/1に行われたライブで、握月はドラマー・きまやんの脱退により活動休止していました。
ドラマーさんを募集しながら、
ライブ活動は全て、たくま弾き語りのみとなっていました。
そして、10月ぐらいに、池袋Admの副店長、福くんに「握月復活祭をやってませんか?」という話を頂き、
更にタイミングが良い事に、兼ねてより交流のあったドラマーさん(後程ご紹介します)にサポートをお願いしたところ、
なんと、今回の握月復活祭に向けてサポートを引き受けてくれたのです。
本当に色んな事がうまく巡り合わさり、
12/25(水)という
よりにもよって「クリスマス」という日に、
握月復活ライブ、
「握月復活祭 ~聖なる夜に愛してくれ~」を行う事になりました。
練習も順調に行うことが出来て、
前日の12/24(火)には、プロモーションとして「終わってるおっさんのクリスマスイブ」という、池袋Admで行われている恒例のクリスマスイブイベントに、たくまソロ出演もしました。
僕はそこで歌を歌うだけでなく、パンイチで男同士でローションまみれになりながら抱き合ったりもしていましたが、その経緯は「ぬるぬる相撲」という言葉をTwitterで検索して頂ければ分かると思うので、この場では割愛させて頂きます。インターネットの闇を見る覚悟がある方は検索してみてください。
そして、運命の日。
12/25(水)になりました。
12/25の復活祭は、前日の「終わってるおっさんのクリスマスイブ」に出演していた福くん、リトルキングタクヤ君、die sp8d、星野秀雄さん率いる「星ノ三兄弟」がいて、
ローションで鍛え上げた絆を分かち合うような日になるな、と直感的に思いました。
ちなみに横道たかし君は、この日のライブの為に24日はしっかり家で休養していました。
横道くん以外の、ぬるぬる相撲に参加した出演者は全員「肩が痛い」「腰がずきずきする」「首がおかしい」と、何らかの後遺症を抱えてしまう事になったので、
横道くんの判断は、全くもって正しかったと、僕は思いました。
そして、
とうとう握月復活祭は始まりました。
福(プピリットパロ)&リトルキングタクヤ(THE FREE MAN)
福くんは、今回の握月復活祭の立役者です。
彼の発案とサポートがあったからこそ、僕らは復活祭を行うことが出来ました。
(イベントタイトルも福くんの命名です)
握月活動休止中も、池袋Admの夏フェス「ブクロックフェス」や自身のツーマンライブのO.Aにたくま弾き語りを呼んでくれたり、
前日の「終わってるおっさんのクリスマスイブ」でも、自分のライブの時に、握月復活祭の宣伝をしてくれていました。
25日のライブでも握月とのエピソードを話したり、「握月っぽいコード進行を弾いて、タクヤ君に即興で歌ってもらう」という離れ業をやってのけていました。
タクヤ君は今年9月に池袋Admで働き始めたのですが、彼のやっている「THE FREE MAN」というバンドとは、4年前に僕と由宇君が二人組で握月をやっていた時期に対バンしていた事もあり、巡りめぐって、こういう形でまた握月として、彼とタイバンが出来て嬉しかったです。
彼が即興の時に「もう無理だよ~歌えるわけないよ~」と言いながら見せる定番の泣きそうな顔は、めちゃくちゃ面白いと思って見ていたのですが、途中でふと、
「あ、これ......。絶対に女子が見たら『可愛い!可愛すぎる!!(^^)』と思うわ........」
と、僕は本能的に気付いてしまい、タクヤ君に激しく嫉妬して、悔しさのあまり涙が止まらなくなりました。
横道たかし(The Doggy Paddle)
横道くんとは去年、握月でタイバンをした事から交流が生まれました。
横道くんがリードギターで在籍している「The Doggy Paddle」というロックバンドも、とてもかっこ良いのですが、
彼が弾き語りで作る、自分のオリジナル曲や歌も僕は好きです。
今回のライブ前にインフルエンザにかかってしまい、40度近い熱で1週間以上も病床に臥せるという大きなアクシデントに見舞われるという事もありましたが、この日のライブでは、ギタリストらしい、気合いの籠ったリフや滑らかなオブリガードを取り入れた、素敵なオリジナル曲を演奏して、歌ってくれました。
とにかく僕の弾き語りや握月を応援してくれ続けて、いつも力をくれる彼の存在に僕は、今年とても助けられたと思っているし、記念すべき日に共演する事が出来て、本当に良かったです。
die sp8d(流し)
die sp8dは、握月が休止してから、たくま弾き語りで共演して知り合いました。
本当に明るくてエンターテイメント性のあるライブだし、曲も分かりやすいのに、心の深いところから元気付けられる感じがして、色んな人たちに愛される存在です。
お客さんとの交流もライブ中に生まれます。


iSEE.さん(die sp8d)とたくま(握月)の交流の様子です。
世界一心暖まる、ファンとミュージシャンの心のやりとり。僕は笑顔でした。
こんな形でdie sp8dのライブを見て凄く嬉しかったのですが、復活祭直前に、こんな事もありました。
iSEE.さんは、僕の24日にやった弾き語りライブを見て、こんな感想を25日の本番前に綴ってくれました。
僕にとっての24日のライブは、正直、後悔が凄く残るものでした。落ち込んでしまい、ほとんど誰ともうまく話が出来ない。そんな気持ちになってしまっていました。
しかし、iSEE.さんは、僕の中にある熱量をしっかり見てくれて、こんな感想をTwitterに残してくれたのです。
もちろん、会場でも僕が演奏を終えた後に、すぐ声をかけてくれました。
そんな事もあったので、余計に僕は、die sp8dのハッピーに溢れるライブを見て、嬉しかったんです。
今日という日を必ず成功させよう。
そんな気持ちになっていました。
ちなみに、iSEE.さんのはめている手袋は、手のひらにギラギラした装飾がついていて、下の写真みたいにほっぺたを掴まれている時、僕はギラギラがほっぺたに刺さりまくっていました。
聖なる夜にこんな光景が見られるのは、世界中で池袋Admだけでした。
そんな事もありつつ
握月の出番前、最後の出演バンド。
星ノ三兄弟
Voの星野秀雄さんは、握月と出会った時は弾き語りでしたが、この日は今年になって発足した
「星ノ三兄弟」というバンドで出演してくれました。
弾き語りの曲をバンドアレンジしてやっていたり、今のバンドメンバーと作った曲、MCでは、僕との思い出を話してくれていました。
1度だけ「二福星」という、二人一組のユニットで出演するイベントで星野さんと一緒に出たことがあるのですが、その時から星野さんは、「たくま君の作った曲が好きだから声をかけた」、と言ってくれていたり、今回の握月復活祭の出演も即答で出演を快諾したという話でした。
今回の握月復活祭をお祝いするために演奏しにきた、という気概で溢れていて、絶対に良いライブを僕らも星野さん達に見てもらいたい、と思いました。
そして、ついに僕らの出番がやって来ました。
握月
9ヶ月ぶりのライブをサポートしてくれたのは、サポートドラマー、マチャ。
そして、9ヶ月ぶりにステージで聞いた、由宇くんのベース。
9ヶ月ぶりに人前で弾いたエレキギターの感触。バンドの中で鳴る僕の声。
ーセトリー
1.東京
2.スターマイン
3.たそがれ
4.愛してくれ
5.孤高の星
ーアンコールー
愛する人、負けるな
手を挙げて声援をくれるみんなの姿に、力強く後押しを受けて演奏しきる事が出来ました。
今回のイベントタイトルにもなった「愛してくれ」では、会場を巻き込んだ凄まじい一体感を感じました。
この1年、池袋Admの沢山の常連のお客様やバンドマン達が、この歌を僕らと一緒に歌ってくれて、みんなの歌になったんだな、と実感した瞬間です。
反省することは多々あります。
まだまだ、今の状態では僕はモテているとは言えない状況だし、ライブ後にTwitterでサブカル女子100人ぐらいに「最高でした!!(^^)」「かっこよすぎました!手作りしたマカロン食べてください!(^^)」と言われたりは出来ていないので、もっともっと、ヴォーカルのモテ要素、ライブ力、技術など磨いていかなければなりません。
でも、この日、僕らの声に応えて拳や声を挙げてくれた人達の眼は、生涯忘れないと思います。
打ち上げでも、身に余るほどの嬉しい声や感想を頂くことが出来ました。
池袋Admを出て、みんなと別れた後、「終わったんだなー」と電車の中をふと見ると、サラリーマンはつり革に掴まったままウトウトしていて、カップルは席に座ったまま眼を閉じて抱き合っていました。
時計はもう24時を過ぎていました。
弾き語りをしたり、ぬるぬる相撲をしたり、家に帰って寝たり、由宇くんとマチャとバンドでライブをしたりして、2019年の聖夜は、いつの間にか終わっていました。
最寄り駅に着いたら、いきつけの中華料理屋でホイコーロー定食を食べよう、なんて事を考えながら、
僕も、眠くなってきました。
そんな感じで、
握月は今後、マチャを加えた編成でライブを続けていきます。
ペースがどれぐらいになるか分かりませんが、確実に進むために、今はとにかくライブをやっていきたいという気持ちです。
クリスマスに復活をすることが出来た握月を見守ってくれたお客様、この日の為に出演をしてくれた星ノ三兄弟、横道たかし(The Doggy Paddle)くん、die sp8d、福(プピリットパロ)くん、リトルキングタクヤ(THE FREE MAN)くん
会場の池袋Admスタッフである七緒さん、たけなかさん、PA 幹也さん。
本当に、ありがとうございました。
今年僕らに関わってくれた全ての方々へ渾身の感謝を込めて、新たな年へ向かいます。
2019/12/25(水)
「握月復活祭 ~聖なる夜に愛してくれ~」
握月、無事復活です。
また来年お会いしましょう。
よいお年を!
※杏子さん、オカダケイさん、写真ありがとうございます!