今日は2021年3月27日。


今年の1/23新宿Marbleを皮切りに、2/15池袋Adm、そして、3/7渋谷La.mamaでのワンマンライブという、3ヶ月に渡る「3ヶ月連続でモテたい」という僕のソロ音源レコ企画が終わってから20日経ちました。


何度も書き直しを続けて遅くなりましたか、やっと今日、この文章を投稿出来ます。


改めて、それぞれの公演でご来場頂いたお客様、配信を視聴してくれたお客様、出演をしてくれたミュージシャンの皆様、3公演のライブハウスのスタッフ、関係者の皆様、本当にありがとうございました。


どの会場でも、お客様の熱や、心の中の声援を感じながら演奏をしていました。

配信のコメントも読ませて頂き、僕の事を見続けてくれていた方達から届く文字が、僕を勇気付けてくれました。

この情勢の中で3回のレコ発ライブイベントを開催する事が、果たして正しい行動なのか、という思いは少なからずありましたが、「辞めなくて良かった」という気持ちで溢れています。


レコ発の最終日でもあった3/7の渋谷La.mama。

ブッカーの石塚さんからライブ終了後の精算で、

「本当にかっこ良かったよ。今、この状況の中では、普通のバンドマンはライブをせえへん。君みたいに、たった一人でレコ発ワンマンライブをやったという事は、俺の中で絶対に記憶に残ることだよ」と、昼下がりの渋谷La.mama受付で言われて、なんとなく涙が出そうでした。


今回の3回に及ぶレコ発ライブはそれぞれの会場で異なる演奏時間、雰囲気の中で行った為、会場毎に演奏曲目は違いますが、 

僕がリリースした「おいで」というソロ音源に入っている「赤いエントツの家」「その心に、」「おつかれさん」の3曲についてはどの会場でも必ず演奏をしてきました。


会場でこの曲を聴いてからCDを購入してくれたお客様、

既にCDを購入してくれた上で、改めて会場でこの3曲を聴いてくれたお客様。

それぞれの表情を見て、僕は自分のライブに「期待を裏切らない演奏を」という想いが乗せられたと思います。


このCDの曲順は、当然ですが「始まり」から「終わり」に向かうという流れでCDに入っています。


それぞれの曲のストーリーやレコーディングの時のエピソードは、今年のあるタイミングで、それぞれ個別にしていくつもりですが、

このCDのラストを飾る3曲目、

「おつかれさん」に関してのみ、この場で少しだけお話をさせて頂くならば、この曲は僕の大切な友人に向けた歌です。


今日はその友人が僕の前からいなくなってしまって、ちょうど4年が経った日です。


誰かに「音楽を辞めろ!」という風に言われたら、全然抵抗することが出来ずに音楽を辞めてしまっただろうな、というタイミングが、これまで僕の人生には何度もありましたが、

幸いにもその友人がいた事が励みになっていたし、その友人が会えない存在になってしまった後も、僕を支え続けてくれていたと思っています。


だから、この音源を一人でも多くの方に手渡していくという事は、自分の責任であると思っています。

これまでライブを終えて、「音源は無いんですか?」とお客様や共演者に聴かれる度、悔しい気持ちになる日々がずっと続いていましたが、今、僕の手元にあるこの3曲入り音源「おいで」は、僕と、僕を支えてくれた人達の想いを証明する全てだと思っています。


このCDを手に取り、家で聴いてくれて頂いた方へ。本当にこれまでの僕を救ってくれたと思っています。ありがとう。

「これから買うよ」と言ってくれた方へ。

いつまでも待たせてしまっては申し訳無いので、こちらから出向いていこうと思います。


4月、そしてまだ解禁されていない5月の日程。

いずれも奮い立つようなライブが決まっていて、「3ヶ月連続でモテたい」は終わりましたが、今年いっぱいは、この音源に絡めた様々なプロモーションを行っていくつもりです。


3月の土日は天気が悪い日が多かったですが、

今日はとても晴れていて久しぶりに過ごしやすい春の1日でした。

これで花粉が飛んでなければ完璧なんですけどね。

ありがとうございました!


たくま



どうも。
たくまです。

さっきまで8月8日。
今日は8月9日。

毎日Twitterで呟いたり、ツイキャス配信も最近始めたりしているので心のどこかでは「伝わってるはず」と思いつつ、
それでも、こうやってタイムラインに流されない場所にしっかり気持ちと意気込みを残しておく事は大切なんだろうな、と思ってブログを書いてみる事にしました。


8/10(祝月)
池袋Adm
「握月たくまをプロデュースvol.2」

前回、好評を頂くことが出来た、
たくまのモテる為のプロデュース企画ライブ第2段です。

今回は45分の弾き語りステージと前回よりもパワーアップしたモテる為の試練に立ち向かいます。

ツイキャスプレミアムにて、
配信時間は12:00~13:30。

チケット価格1000円。
アーカイブ視聴が2週間できます。
お買い求めは下記リンクより。




「vol. 1」のダイジェスト動画は下記リンクにて
https://twitter.com/adm1000pai/status/1289502947429081088?s=19

配信ライブなので当日、都合が合わなかったとしても、アーカイブにて後から視聴が出来るという事は大きな魅力となるでしょう。
もちろん、当日リアルタイムで見て頂けたら、それが一番嬉しい事です。

今年に入って始まったウイルス騒動から6月ぐらいまで、自分自身、音楽活動をどう行っていくか?
むしろ、時勢を考えて一旦はストップする事も選択肢ではないだろうか?
というように、様々に想いを巡らせていましたが、色んな方のお力添えにより、
こういった形で音楽活動をする事が出来ています。

6月28日に行った配信ライブ「握月たくまをプロデュースvol.1」で初めて僕の事を知って頂いたお客様が、いま、僕が定例で行っているツイキャスを見に来てくれていたり、僕のライブ告知をTwitterで拡散して頂けたり、
昔から僕を知っていて、関わってくれていた方が、変わらず今も僕を応援し続けて、最近の配信ライブを見てくれたり、励ましの言葉をくれている事、
本当に、感謝の状況です。

これだけ沢山の方から応援されている上で欲張りとは思いつつも、
「握月たくまをプロデュース」のイベント説明にもある通り、僕は「女性にモテるようになりたい」という願いを達成するべく活動しているミュージシャンだから、とにかく、ライブを見て頂きたいです。

「握月たくまをプロデュース」はチケット代1000円の有料配信ライブ。
決して、安い金額ではないお金ですが、
それでも、僕が「見てほしいです!」と毎日言い続ける事が出来るのは、vol.1を視聴してくれたお客様達の「本当に良かった」「また見たい」「次があるなら絶対また買う」という言葉に励まされているからです。

そして、8/10のライブも、
僕はそう言って貰えるようなライブを絶対にする、と心に決めています。

怖くてもやってみる事が大切だって事、
少しでも画面の向こうに伝わって欲しいです。


よろしくお願いします。


たくま







先日のたくま主催企画、「ひとりはにぎやか」へお越し頂いた皆様、出演してくださった皆様、いつもお世話になっているごりごりハウスの皆様、ありがとうございました。

当日のことを思い出すと、自分の至らぬ点や、「本当はこういう風にしたかったけど、俺の実力不足だったー」という事を思い出したりするのですが、色んな意味で次の山は見えた気がします。
そういう思いを振り返る意味でも、この日のことを日記にしてみます。




当日、僕は17時ぐらいに、ごりごりハウスへ到着しました。
このお店の入口は一時期、のれんの代わりにフンドシがかけられていて、入った時に「やーい!ふんどし付いた!」といじられた事があるので、入る前に「あ、良かった、のれんだ」と思って、安心してくぐりました。 

「おーす」と声をかけてくれた大旦那らぁめんさん、「よろしくお願いします」と声をかけてくれた、PAしみこさんにご挨拶をしてから、リハーサルでその日の曲をチェックして、自分の演奏の準備は整いました。

その後、この日のトップバッター、歌詠み鳥が到着しました。
ギターの風呂田さんは「明けましておめでとうございます」と言って、ヴォーカルの桜木さんは優しく微笑み、二人ともリハーサルを始めました。
僕は一旦お店を出てから、マツセヒロシさんに連絡をしました。
実はこの日、宣伝も兼ねてお店のオープン前に一緒にツイキャスをしよう、という打ち合わせを前日にしていたのです。
「竜ちゃんと飯を食ってます」というので、ごりごりハウスからそんなに離れてない「めんどり」という居酒屋に行くことに。

お店に入ると、熊代竜太朗くんとマツセヒロシさんが向かい合わせに座って晩餐をしていました。「おー!久しぶり!」と竜太朗くんが声をかけたくれたと思います。
僕が二人のいるテーブルに座ると、「何にしますか?」と店員さんがやってきました。
「めんどり」の店員さんは全員美人の女の人ばかりだったので、僕は涙が出てきました。

そこで飯を食いつつ、最近あった出来事やめんどりの絶品料理について3人で語り合ったり、新年会のような束の間の懇談を楽しみ、最後にめんどりの女性店員さん達に「ありがとうございました。近くでライブするので良かったら見に来てください!」と3人でフライヤーを渡してお店を去りました。

ごりごりハウスに着くと、歌詠み鳥もリハーサルが終わってから待機していてくれたので、
「まだ開場まで時間があるし、みんなでツイキャスをやろう」という流れになりました。
今日の出演者全員でワンフレーズずつ歌おう、という風になったのです。

僕は「からあげ配信~壮絶な胃もたれを歌います~」というタイトルでツイキャスを登録していたので、僕の携帯で配信をしながら、みんなに歌ってもらいました。竜太朗くんも自分のスマホで配信していました。
見に来てくれた人が何人かいたようで、僕らが歌うたびに、にぎやかなコメントが僕や竜太朗くんのスマホの画面に増えていきました。
遠くで誰かが、僕らの歌や演奏を楽しんでくれている、というのは、対面で誰かの目の前で歌う時と同じように嬉しかったです。

そして、配信を終えてくつろぎながら、8分押しの19:38。
本編が始まりました。



歌詠み鳥

ライブ前から「暗い歌でひたすら落とします!」とギターの風呂田海さんは言っていて、有言実行で、この日もひたすら暗い情熱の歌を桜木舞美さんと弾き叫んでくれました。
ひたすら、人の心の深淵みたいな部分をえぐる音楽だけど、それでも愛のある演奏だな、と思いました。歌にもギターにも情熱が宿ってるからこそなのかな、とも思ったりして、不思議と見ていて暗い気持ちになる、という事はありませんでした。
改めてこういう場所でも、どんな場所でも自分たちのやるべきことを全うする、という姿勢に感銘を受けました。



熊代竜太朗

持ち前の太い声と、明るい性根でこの日もしっかり会場を暖めてくれました。
どんな時も自分のペースに引っ張り込んでしまう強引さや、場の雰囲気を飲み込んでいく力はそのままに、最近作ったという新曲たちは、心の痛いところに入り込んでくるようなメッセージソングでした。
曲中で何回か、歌詞を変えて僕の名前を入れて歌ってくれたりしてくれていて、芸が細かい、と笑ったりしました。
色んな苦悩はあるのかもしれないけれど、それも含めてポジティブな方向に変換していこうという逞しさを、いつも僕は彼を見ていて感じていて、今日この日に竜太朗くんに来てほしかった、という理由を再確認するライブでした。



マツセヒロシ

マツセさんのライブにはこれまで、印象として優しさを感じる部分が多かったのですが、去年の12月の主催ライブを見た時にも思ったのですが、歌と演奏に強靭さを凄く感じるようになりました。
自分の出番前に、悔しい気持ちが湧いてくるぐらい、本当に良い演奏と歌だな、と思いました。新曲は心を殴られるような衝撃を与えてきて、昔から歌っていた曲は、成長して更に魅力的になっていました。
歩みを止めなかったからこそ、ここまで強くて素晴らしい演奏をマツセさんは手に入れたんだ、と思うライブでした。



たくま(握月)

この日の僕は、バンドが活動休止になったのをきっかけに、弾き語りライブをし続けて作った曲を中心に臨みたいと思っていました。
その為、この日の揚げ物(セトリ)を、ほとんど去年作った歌にしました。

1.赤いえんとつの家
2.スターマイン
3.酩酊賛歌
4.三丁目のブルース
5.孤高の星

「ひとりはにぎやか」という企画タイトルに合うように、最後は「孤高の星」という歌で終わりました。
この日の演奏を後で見返してみると、もっともっと良くしないといけない部分が沢山あったので、この日の僕は、お客様や共演のみなさん、お店の人達に後押ししてもらって気持ちよく演奏をさせて貰えたんだな、と再確認しました。
暖かい拍手や声援、投げ銭も頂くことが出来て、とても嬉しかったです。


終わってから、みんなで打ち上げのように飲んで食べましたが、嬉しかったのは、僕がひたすら「美味しい」と宣伝した「ごりごりハウス」の唐揚げを、お客様や共演のみんなが、オープンからラストオーダーの時間までひたすら食い続けてくれた事です。
乾杯もからあげでやったし、店の中で唐揚げ以外の食物をほとんど見なかったし、みんな唐揚げを食べるために酒をどんどん注文し続けているかのようでした。
次々と運ばれてくる唐揚げを見て、つくづく僕は唐揚げを見て興奮する異常唐揚げ性欲者であるという事を再確認した上で、嬉しくて涙が出ました。

マツセさんや、歌詠み鳥の風呂田さんがギターを弾いて、熊代くんが即興で歌ったりするという、まさに打ち上げ的なノリにもなりました。
「この日は、こういう終わり方にしたいな」という風に、みんなが終わりを作ってくれていて、僕は唐揚げと酒が進みました。

終電が少しづつ迫ってくると共に、
一人づつ、明日の為にごりごりハウスを後にしていきました。
「またな」「お疲れ様でした」「おやすみなさい」
みんなそれぞれの挨拶をして、お店の外へ出ていきました。
歌詠み鳥のお客様で、「明日も仕事なんですね」と言いながら一番遅くまで残ってくれてベロベロになるまで酔っぱらってくれた方は、唐揚げよりも優しい笑顔で帰っていきました。

みんなが帰って僕一人だけになり、僕も荷物をまとめて、らぁめんさんや料理長のももさんに「またよろしくお願いします」と挨拶をして、ギターを持って外に出ました。

もうすぐ日付を越えそうな越谷の街は、とても静かでした。

次はいつの開催になるのか分かりませんが、
今回達成できなかった事や、新たにやってみたい事へ挑戦するために、たくま企画は必ずまた行う日が来ると思います。

それまでは、この日の帰り道に越谷の空に浮かんでいた、まるい月を思い出したり、たんぱく質を摂取しながら新しい歌を作ろうと思います。

よい2020年にしましょう。
ありがとうございました。




※この日記の最初に登場した唐揚げは実家に帰省した時に食卓に並んだもので、
こちらがごりごりハウス製の唐揚げとなります。