こんばんは。たくまです。


たくま復活イベント「からあげの夢 揚げアゲイン!」から2日が経ちました。


昼の仕事をこのライブの為に2日休んで溜めていた為、ライブの翌日、今日と、元気に長時間労働を行い、夜にこの日記を書いていました。


最初にまず!


久米川 太陽と月灯りにご来場頂いた皆様、

ツイキャス配信で見て頂いた皆様、

共演をしてくれた、くぼけんとさん、あ、ヒキガタリビトさん、SoberBrown、タカダチカラさん、占いのなぁさん、店長Yaji君、PAイッキさん、ドリンクの愛実さん、

僕と関わって頂き、本当にありがとうございました!!


こうしてこの日出会った人達の名前を綴ると、半年ぶりに僕はライブハウスのステージに立ったんだな、と実感します。


それと同時に、こんな風に色んな人の手を借りて今までずっとライブをやってきた、という事を不思議に思うし、

いつから僕の人生はライブをする事が当たり前になったんだろう、と思います。


ライブ半年休みからの復活!と今回、散々騒がして貰いましたが、

そもそも僕の人生は、ライブをやっていなかった期間の方が長いのです。

20才で初めて人前で歌を歌うまでは、本を読んだり音楽を聴く事が好きなだけの、ただの頭が良くないガキだったのですから。


それがどうなって、こうなったのか。

本当に僕は、ライブハウスで何年もライブをやってきた男なんだろうか。


音楽を通して出会った人達。

それだけが、僕が今までライブハウスでライブを続けていたという証明です。


2022.4.10(日)

おめでとう、と言ってくれた人。楽しみにしていたよ、と言ってくれた人。無言で僕の歌を聞き入ってくれた人。涙ぐんで客席から見つめてくれていた人。

光と拍手の音。

そして、僕と一緒にステージに上がって共に演奏をしてくれた人。







SoberBrownのギター、将耳さんと一緒にアンコールで演奏した「ハジマリノウタ」という曲。

将耳さんは、世界で初めてこの歌を聞いた人であり、誰よりもこの歌を愛してくれている人だと思います。

演奏している間、魂の底から震えるような時間でした。


ライブハウスでの対バンは7年半ぶりだったというのに、今まで、こうやって何年もずっと一緒にステージに上がっていたような気がします。


なぜ、この日がこんなにも楽しみだったのか。

それは、久しぶりに大きな音でライブハウスでギターを弾き、叫べるから、というのも勿論ありました。

だけど、



結局、僕がライブをするのは、人と出会いたいからなんだ、という風に改めて思いました。

音楽を作って発表をする事が、一個人の力で容易く出来るようになった今の時代でも、

またあの人と再会をしたい、新しい人と出会いたい、という想いで、ライブの日を決めて、その日まで準備をする、という事を僕は繰り返しているのです。


何回でも、こんな1日はまた作れると思っていますし、必ず作ろうと思っています。


もし、「次は行ってみようかな」と思ってくれた方は是非、足を運んで頂きたいですし、

「足を運びたいけど、今はライブに足を向けられない」という方は、配信ライブ視聴など、生活に寄り添える形で関わって頂けたら嬉しいです。

「また行きたい」と思ってくれた方は、次の再会をライブハウスで心からお待ちしています。


最後に。

今回のライブを皮切りに、たくまのライブ活動は再開です。

握月も、5月にライブ復活です。今後の情勢次第では、去年よりもライブ本数は増えるかもしれません。


人それぞれ様々なペースがあり、その中で各々の生活を送っている皆様と会えた事。これから会える事に、感謝します。



また交差しましょう。

アゲイン!


たくま


ライブ写真・鈴木智也(@tom_aid01)






こんにちは。

たくまです。


既にTwitterで告知の通り、半年ぶりのライブハウス活動復帰の日と詳細を発表しました。


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2022.4.10(日)

久米川 太陽と月灯り

「からあげの夢 揚げアゲイン!」

open 18:30 start 18:45

price ¥3500(1Drink・からあげ食べ放題付き)


定員16名(予約優先)

taiyou.tsukiakari@gmail.com


act

たくま(握月) /

SoberBrown/

あ、ヒキガタリビト/

タカダチカラ/

くぼけんと/

占い : なぁ



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僕がライブハウスでの活動休止前、
最後のライブを行ったのは去年の10/11でした。

その日は池袋Admでの無観客配信ライブでした。
大勢の方が視聴してくれるお店の看板イベントだった事もあり、番組のコンセプトとしても暗い話題が合うとは思わなかったので、放送中はその事に触れずに演奏を終えるつもりでしたが、ブッカーの福くんは「何も言わないよりも、しっかりお客さんにご挨拶をした方が良いよ」と言ってくれて、僕がライヴハウス活動の休止発表する時間を放送中に作ってくれました。

ライブハウスでのライブ活動を休止した理由は、これもTwitterで書いていましたが、一旦、映像や楽曲の製作活動という水面下に集中する為でした。
休止期間も半年ほど、という風に予め宣言をしていました。

休止の理由こそネガティブなものではありませんでしたが、正直、心の内は苦しかったです。

僕がライブを休んでいる間にも、仲間のバンドは新譜をリリースしたり、自主イベントを開いたり、ライブをし続けて、前に進んでいたからです。
だから、色んなバンドやミュージシャンの活動情報や告知が溢れる、Twitterを見る事も少なくなりました。

太陽と月灯りの店長のYaji君から、4月にライブをしないか、と連絡が来たのは11月の終わりでた。
そして、連絡が来た日のうちに4/10という日程でブッキングしてもらう事が決まりました。

太陽と月灯りはオープン記念のイベントや年末カウントダウンなど、大事な節目にいつも呼んで貰ったりお世話になっていたお店であり、
活動休止をする直前の10/10には出演もしていて、その時に凄く良いライブが出来ていました。
そして、「ライブハウスに戻ってくる時の復帰1発目はタイツキでやろう!」とYaji君と約束をしていたのでした。

4/10という日程は決まりましたが、どんな日になるんだろう、どんなブッキングになるんだろう、というのは敢えて気にしないように生活を送る事にしました。
気にすると、ライブが無い生活をまた苦しく感じてしまうからでした。

12月になった時に、普段から配信も一緒にやったり、ライブを行き来したりと親交があったバンド、SoberBrownのギターの将耳さんから連絡があり、4/10のライブにYaji君からSoberBrownを誘ってもらって出演する事になった、という話を聞きました。

それから数日後に、渋谷La.mamaで友人のワンマンライブを見に行った時に、Yaji君がその友人のサポートミュージシャンとして来場していたので、出番前に話をしたところ、4/10を僕の復活イベントとして製作してくれている、という話を聞きました。

コロナ禍になってから、ミュージシャンやバンドが相次ぐ活動休止で減り、ライブハウスがコンセプトのあるイベントを組む事がどれだけ大変になっているのか、というのは、僕もライブハウスに関わる人間としてある程度は知っているつもりですが、
Yaji君は太陽と月灯りの店長を兼業しながら、たった一人でブッカー業務を行っているのです。
そんな状況の彼が、活動休止していたミュージシャンの復帰イベントを心意気で組もうとしてくれている、というのが、本当にどれだけありがたい事で、大変な事をやろうとしてくれているのか、というのがよく分かりました。

僕の復帰イベントに力を添えたい、という想いで半年前から出演を決めてくれたSoberBrownにも感謝しかありません。
コロナ禍の現状、未来の事を決めるのは、先の見えない不安を振り切る勇気を伴います。

そんな流れの中で、
僕と関わりあるミュージシャン達がYaji君の呼び掛けで、着々と4/10の出演を決めていってくれました。
みんな、僕がかつて共演した時に心に残る演奏をしていた方でした。

唯一、僕が直接お会いした事が無かった出演者さんはタカダチカラさんでしたが、僕が4/10の発表をした今日、ダイレクトメッセージでご挨拶をしてくれて、ライブ復帰のお祝いをしてくれました。

4/10のイベントタイトルである「からあげの夢」というのは、コロナ禍が始まった2020年に、Yaji君と僕が、太陽と月灯りで行っていた無観客配信番組のタイトルでした。
僕の好物が唐揚げで、太陽と月灯りの名物フードが、唐揚げなのです。

いつかこのタイトルで、無観客ではなく、お客様を入れたライブイベントをやりたいよね、という話をその時にしていました。

4/10当日は唐揚げ食べ放題か~。
愛ですね笑

たくさん伝えなければならない事を書いたつもりですが、ライブはまだこれからです。それを目にして頂くまでは、全てを伝える事は出来ません。

だから、ブログを書いて満足をしてはいけない、と思いつつも、
僕がどんな経緯で4/10にライブハウスへ復帰出来る事になったのか、というのをどうしても知って欲しくて、朝からこのブログを書いていました。

関係者の皆様へ感謝を。

そして、
ご来場予定、配信でご覧頂く予定の皆様。
当日は、たくまの半年ぶりのライブを。
そして、この日に集ってくれた素晴らしいミュージシャン、バンドのライブを楽しんで頂く事が出来たら幸いです。


よろしくお願いします。


























こんにちは。たくまです。

今月、僕のミニアルバム『おいで』より、「赤いエントツの家」のMVが公開されました。




今回は、この「赤いエントツの家」の曲紹介、レコーディングや映像化の舞台裏をお話ししたいと思います。


「赤いエントツの家」は名目ともに僕のソロ音源としてリリースされた第一弾の曲です。

(僕のファースト音源の一曲目なので)


歌の着想は「みんなの歌」に出てきそうな明るい曲を作ろう、という事から始まり、

徐々に形が成すにつれて「みんなで一緒に拳を上げようぜ!」という歌詞にもあるように、会場との一体感を作れる歌にもなりました。


実際にこの歌を歌っている時は、例の「みんなで一緒に拳を上げようぜ!」でお客様は拳を上げてくれますし、

この歌を知っている人の中には、歌い始める前のMCから拳を上げようと構えてくれる人もいて嬉しいです。


「みんなで一緒に拳を上げようぜ!」の後に、

「これでみんな同じだぜ」という歌詞を歌う時に、会場のお客様がみんな拳を上げている時は、まさに至福を感じる時間です。



MV中でもこの場面は、実際のライブの時のテンションと同じにしたいと思い、

大勢のたくまが拳を上げる、という色んな意味でギリギリな映像となりました。


MV撮影は「赤いエントツの家」という歌が持つ、生命力やパワーを活かすことを何よりも優先に進んでいきました。


最初に書いた台本通りに撮影が終わった後も、「台本通りに撮ったけれど、本当にこれで赤いエントツの家という歌は伝わるのだろうか?」という視点で見直して、

度重なる台本の修正や追加撮影が行われました。


公開日は11/1ですが、その2日前の10/30の夜まで追加撮影をするという、本当に最後の最後まで追い込みをしました。


その甲斐あってか、この作品を見て初めて「たくま」というミュージシャンを知る事となったり、興味を持つきっかけになってくれた方もいるようで、

公開からまだ1ヶ月経ちませんが、ご覧になった方から連絡を頂ける事が何度もありました。


特に嬉しいのは、「繰り返し見たくなる」と言って貰えた事です。


「赤いエントツ」という3分半の物語が、その人の心にしっかり刺さる事が出来たんだ、と思うと、MV制作やレコーディングの日々が報われたと思います。


レコーディングの時の事を振り返ると、基礎のアコースティックギターは「勢い!」という感じでライブ感ありきで録りました。

アレンジは「サイケに寄った時のビートルズの世界を行こう!マジカルミステリーツアーへ行こう!」というコンセプトを基に、

素直なアコースティックギターを基本のベースにしつつも、トレモロギターやディレイサウンド、ハーモニカや打楽器などをちらし寿司のように取り入れつつ、「赤いエントツの世界」を表現しました。


もしも映像としてこの曲を表現した時に、なんとなく「こうなるんじゃないかな?」とレコーディングの時に思っていた場面が、

優秀なスタッフの力を借りて目の前に広がっていき、こうしてMVとして形となった事は、表現者冥利に尽きます。


いろいろと書きましたが、ここまでの作品を一緒に作った撮影・小道具制作を担当してくれた「君らそんなんで委員会」と、編集担当をしてくれたSizukさんに感謝です。


そして、この「赤いエントツの家」というMVが羽ばたく瞬間を見届けて頂き、リピーターとしてご視聴を頂いている皆様。

本当にありがとうございます。

これからも僕らしく、面白く最高な制作活動を続けて行けたらと思います。


「赤いエントツの家」のMV視聴は下記リンクからとなります。


https://www.takumasolo.com


まだCDを聴いた事が無い方は、

この機会に作品を手に取って頂けたら幸いです。


僕の音楽が誰かの元気になれますように。


今後ともよろしくお願いします!


たくま