「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト2022」(経済産業省)で、
2022年1月14日、ビジネスコンテスト部門にて、
視覚障害者向けのデバイスを開発するRaise the Flag.(高松市)が
最優秀賞を獲得されました。
『視えない』を『わかる』にシフトする、感覚デバイス。以下引用。
Raise the Flag.は、視力に代わる感覚デバイス「SYN+(シンプラス)」を開発する。
SYN+は眼鏡型のデバイスで、アイトラッキングで使用者の眼球運動を捉え、
視線の先にある対象物との距離を振動として骨伝導によって伝える。
使用者は振動パターンの違いによって
周囲の環境を把握することができるようになるという。
代表取締役の中村猛氏は受賞後のスピーチで
「『昔は目が不自由だったら困ったんだよね』と言えるような社会を作りたい」
と思いを述べた。(日経XTECH より引用おわり)
そのプレゼン内容は、以下のYouTubeで視聴できます。
https://youtu.be/kGogI7SpA74
※コンテスト主催者が作成した動画であり、
視覚障害への配慮をしてあるものではないことをご了承ください)
審査員のなかに、当事者が含まれていないことを、
少々残念に感じますが、興味深い内容かと思いました。
数年前、他社の眼鏡型のデバイスを体験したことがあります。
重量が気になり、ずっと装着し続けるのはツラそうだと感じたり、
視線の動かし方が難しいと感じたり、振動キャッチには熟練が
必要だと思ったりしましたが、どう進化しているのか、
たいへん興味があります。実機を体験できると良いですね。
シンプラスの画像を見つけられなかったので、
プレゼンに使用された画面を、切り取って貼り付けます。
『MISSION』弊社が達成すること
視覚に障害がある方々の
事故を軽減させます。QOLを飛躍的に向上させます。
と書かれています。