ako辞書

ako辞書についての取り扱い説明^^

 

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やられた~(@_@) (その四)

さて・・・

いったいあこの身に 何がおこっているのか

もう一度 よーく考えてみよう

 

その日の朝 あこは病院代と言われ
親に渡されたのは なんと一万円札だった
お金持ちではない家だが その日はそれしかなかったようだ

真紀子に渡した一万円札は
全てじゃら銭であこの手元に返ってきたのだ
「お金少なくない?」と訴えるあこに
「私が借りたみんなのアイス代は 今返したでしょ!」とボスは半ギレした
「でもぉ…」
「なんなのよ!ちゃんとお金返したしアイスおごってやったのに
 私を泥棒扱いするわけ?!」
「だって…こんなに少なくなかったもの…」
「そんなの知らないよ!自分の勘違いじゃないの?フン!」
そう言ってボスとそのご一行は去っていってしまった

「???」頭の中は混乱したままのあこの前に
時間通りにバスが到着し そのお金を握り締め 病院へ向かうしかなかった


帰宅して 随分と考えた
どうしたって おかしいことは確かである
親の顔を見るのが とてつもなく 不安なあこであった

やがて帰宅した親に おつりを渡すと
当然ながら 説明を要求される
いきさつを ありのまま説明したのち
かなりキレぎみの親に手を引かれ 細川真紀子の家へと連れて行かれた

「ごめんください」
奥から出てきたのは 間違い無く真紀子の母親だ
コワそうな所が うりふたつだった

母がいきさつを説明すると 
真紀子の母は一旦奥へと戻って行った
再び現れた真紀子の母は
「うちの子はそんな大金知らないって言ってます
 お宅のお子さんが無くされたんじゃないですか?」
あこには とても意地悪い顔に見えた
真紀子と真紀子の母はグルだったか…

オトナも信用できないのだと
この時悟った あこなのだった

多分母はあこの言うことを80%は信じていたと思われるが
真紀子の母のツンケンし見下したような態度に
かなりのストレスを感じたのだろう
帰り道も
もちろん帰宅してからも
ずーっと 叱られっぱなしのあこだった

さすがに 1メートルのモノサシは登場しなかったが
何だってお前はマヌケなのとか
そんな言葉の連呼は
これでは アイテムを手に入れても
無駄なような気がしてきたあこだった

もちろん次ぎの日から
学校でのあこは
仲の良い田口みゆきちゃんと先生意外は
「みんな敵」という認識で生活するようになっていた
ヤンチャあこの誕生である

人生は
多少ズルく生きなければ
強くはなれないのだと
そう思うあこだった

やられた~(@_@) (その参)

必須アイテム獲得のため
毎日2.0の視力のあこは 懲りもせず 親の言いなりに眼下へと通う
これ以上視力アップすればジャングルでも無敵であろう

眼下と耳鼻科が向かいあってあったので
毎日学校が終わると その両方に通っていた
耳鼻科はマジきつかった
鼻を洗うという行為は あこにとっては地獄だった

その点 眼下は 痛くもかゆくもなく かなり退屈だ
暗室で周りをこっそり見渡す
この中には 誰一人として ウソで治療に来てる人は
いるわけもないのに
ひとりくらい 居てほしいと願うあこだった

ある日学校を出るのが少し遅かったので
いつもの時間のバスには間に合わず
次ぎのバスが来るまで バス停でボーっとしてた

そこに現れたのが 同じクラスの 細川真紀子だ
女子の中ではボス的存在である
学校のすぐ側に住む彼女は 既に帰宅して子分を二人ほど従えての登場だった

小さな商店の前にあるバス停で ぼんやりしていたあこに
そのご一行は 近づいてきた
「ナニしてるの?」とボスがあこに尋ねた
「病院行くのにバスを待ってるの」
「バスは行ったばかりだから 時間あるね」
「うん…」
「アイスおごってあげるから食べない?」

気温は多分24度くらいだろうか
間違い無くアイス日和なことは確かだった
ただ…
外での買い食いは親に禁止されてたあこなので 少々悩んだが
悩んだわりに答えは単純だった

「うん!」

この時に 何故あの1メートルものさしを思い浮かべなかったのか
暑さで思考能力がかなり低下していたのか
いや…
アイスの魅力に勝てなかっただけのあこである

「だったらさ 今ここで買うからちょっとお金貸して?」とボス
「えっ…でもこれ病院のお金だから…」
「買ってアイス渡したら すぐに家行ってお金とってくるからさ」
それなら…と いとも簡単にお金を渡してしまったあこ

問題なくアイスはゲットした
お金もボスはすぐに家に戻り バスが来る前に返してくれた
でも…

何かがオカシイ…


どうやらまたもや あこは事件?に巻き込まれたらしい(ーー;)

この後いったい どうなってしまうのやら・・・

 

つづくぅ~

やられた~(@_@) (その弐)

「いつもお前は口を開けてボーっとしてるから
抜けてると思われて狙われるのだ」と親に叱られる

そんなことを言われても
じゃっかん ちくのうぎみだったのだから
口で息をしなければ 生きていけなかったわけで
それは あこに責任があったとは思えなかった

それでもマヌケに見られるのは 迷惑な話しだ
どうにか賢く見られる手段はないかと
あこは密かにたくらんでいることがあった

それは 学校の健康診断のことである

順番が来るまでの間 男女共に同じ教室で 下着姿にて待機させられる
「恥ずかしい」という感情がまだ一年生には無いだろうという大人の判断か

そう言えば 何しろプール授業の時なんかも
プールサイドには ちゃんと更衣室があるにもかかわらず
やっぱり一年生は 男女共に教室での着替えだった

ある日 忘れ物女王だったあこは
水着を忘れたことがあった

叱られることを覚悟して それを先生に告げた
「よし!パンツのままでいいぞ!」と先生は答えた
叱られるものとばかり思っていたあこにとっては
「よし!」という許しの言葉が 嬉しいと思えてしまうわけで
「パンツだけ?」という羞恥心は
一瞬脳裏をかすめたような気はしたが そこはホレこの髪型
プールに飛び込んで 男子に混じっちゃえば
刈り上げヘアーなら なりすませばいい

多分あこの順応性はここで学んだものと思われる

さて 順番がきて保健室へと並び始める
身長・体重…そして
待望の視力検査へとやって来た
「はい、その線の所に立って先生の指すところを答えてね」
言われて見るそこの文字は 一番下のものまで
はっきりと見えてしまうあこ
なのに…
「えーと…見えません。ん~わかりません」
そう…これが あこのたくらみだった
何人か前の目の悪い子のまねを 完璧に演じたのだった

その日の帰り 当然「お家の方へ」というおたよりを持たされる
「やったね!」と心の中で大きくガッツポーズのあこ
これでメガネを買ってもらえる!
メガネさえかければ とても賢い子に見えるだろう
このアイテムが今後の自分を変えられると
かなりの勢いで 信じて夢見ていたあこなのであった

親の帰りを待ちこがれる…
お腹が空き過ぎていないかぎり
めったにない心境だ
帰った親に飛びつく様におたよりを見せた

あこのもくろみは甘かった…

夢はそう簡単には叶うものではないと
この時学習した

次ぎの日から
帰宅方向とは反対にしかない眼下へと
毎日通うはめになってしまった
ここで白状してしまえばよかったのに
やっぱり竹のものさしが怖くて言い出せず
もちろん夢も捨て切れず
2.0の視力のまま 毎日眼下へと通うあこなのであった

この時…
白状するという 道徳感と
安易な夢を諦めるという 勇気をもっていたならば
これから訪れる事件に
巻き込まれずにすんだものを…

つづくぅ~

やられた~(@_@) (その壱)

あこが男勝りになったのには 何も家庭の事情ばかりでもない
小学1年生の頃はかなりおっとりしていて
間の抜けたキャラだった(。・_・。)ノ

通学は徒歩で25分 そこからバスに乗って10分
家から停留所までが とてつもなく遠く感じるのは
1年生だからではなく 性格から出る歩行ペースなのだ

あこはこの世に妖精がいると かたくなに信じていた
綺麗な心を持つ子供には きっとそれが見えるものと思っていた
自分には見えないのは いつも親に叱られるような子供だからだと
それなりに自覚していた(* ̄∇ ̄*)エヘヘ
たとえ見えなくても居ることには間違いないのだと
停留所までの道のりは
ず~っと妖精に話しかけながら歩くあこだった
時には大きなフキの葉をめくって探したりしながら…
見ようによっては ちょっと危ない子だ(ーー;)

なにせ 感情的に厳しい親だったので
家の中では ほんのわずか肩がぶつかっただけでも
キッ!っと睨みをきかせ「ごめんなさいは!?」と怒鳴られる

あまりの凄さに固まって 当然ごめんなさいの言葉が出てきやしない
だから決まって 1メートルの竹のモノサシでビシバシ叩かれる (´‐` ○)\(○`ε´○) コラ!コラ!

いつのまにかその竹は 気持ち良く立てに割れていた
それを更にテープで補強し叩かれる
適度のしなりと強度が たまらない痛さをかもしだす

なおさら言葉が出ない
そうなると今度は押入れに閉じ込められる

これは意外にも快適だった
怖い親の顔も見えないし叩かれることからも解放されるわけだから
自然と鼻歌なんかが出てしまう (o^-^o) ウフッ

おっと…イケナイ

そんなトコを見つかってしまったら
最後は決まって外の物置小屋に閉じ込められ鍵をかけられる
ほんの少し心細いがそこは慣れ?
快的に過ごす段取りはお手のものになっていった (● ̄▽ ̄●;)ゞぽりぽり

かなり凄い展開ではあるが
本人がめげてないので 幼児虐待は成立してない (T▽T)アハハ!

そんな環境のせいか子供のころから現実逃避グセを持ち
妖精なるものと会話が成立しているものと信じながら
毎日登校するあこだった

ある日の学校帰り
バスの定期がなくなっていた ( ̄0 ̄;
間違いなくコートの(いや、当時はバーバリと言っていたな^^;)
ポケットに入れてたはずなのに 何処にもない
先生にも言ったが やはり見つからなかった
当然家に帰ると 言うまでもなくしこたま叱られた (T_T)
なんせ3ヶ月定期だったし…割安のはずがとんだ大損なのだから無理もない
当然その後は1ヶ月定期になり
それにはしっかりとヒモが付き 首からぶらさげるハメになった

鉄棒やマット運動の時はかなり危険だ (+_+)
なんせ鍵っ子だったからそれも首からぶらさげていたのだから
いくら空想壁がありボーっとしてる子だからといって
物の心配もわかるが 我が子の命の心配はしなかったのだろうか…(ーー;)

数日後
同じくバス通してる悪ガキが 自慢げに定期を友達に見せていた
いつも1ヶ月定期のはずが3ヶ月定期だぞとはしゃいでる
「見せて…」
にやりと悪ガキは笑って瞬間だけ見せた (▼∀▼)ニヤリッ
私の無くした期限のと同じ…
(ヤラレタ…)
当時の定期には名前などは入っていない
先生に言ったが証拠もなく 泣き寝入りだった ( p_q)エ-ン

更に数日後
その悪ガキが小銭を盗まれたと大騒ぎしていた
HRで先生が念のためみんな自分の持ち物を確認して下さいと言った
廊下に出てかけてあるバーバリのポケットに手を入れると
「ん?…」チャリンと音がする (゜口゜;)うっ・・・・・
あこが持っているはずのない小銭だった
とっても嫌な気分でそれを先生に告げた
もちろん先生はあこを疑ってはいなかったが
それを見て悪ガキは大声で
「お前が盗んだのかー!」と得意げだった オラオラ!!凸(キ▼ヘ▼)=====C<☆-T)

仕返しか…(ーー;)
まったく嫌なやつだ
いつかきっと仕返ししてやると決心するあこだった p(・∩・)q

決心はしたものの
仕返しの方法をすぐには思いつくはずもなく
モタモタしている間に
次なる罠が忍び寄っていたのであった…

つづく…

プレッシャー?


多分産まれたての頃は初めての子供ってこともあって
とても可愛がられていたと想像できる
当時のモノクロの写真には
この人誰?ってほど数えきれないほどの身内が写っている

あこの写真でのお気に入りは3歳の頃のだ
前髪はストレートでサイドがカーリーヘアーのクリクリ
ちびまるこちゃん風のプリーツすかーと
その頃には写真もカラーになっていて
可愛いと自分でも思う1枚である(∩。∩;)ゞテレテレ・・・

でもそれ以降のあこは
どういうわけか男の子なみの刈上げ君…
多分妹が産まれ面倒になったのだと思うが
小学校一年生初めての運動会の写真は
何処から見ても男の子にしか見えないあこだった(ーー;)

同級生男子からも
「オトコ~オトコ~」とからかわれる
負けてなるものかと 言うまでもなく
性格もどんどんと男らしさが増していくp(・∩・)q

それでも親というのはオカシナもので
もう期待も薄れたと思いきや
突然日本舞踊を習わせようと教室に連れて行かれる
あこは逃げ出す案を必死に考える
それを知ってか繋ぐ手の母の力の強いこと
無力だった(x_x;)

でも運は良かった
その日先生は留守で話しがつかなかった
そのままお流れになた┐(~ー~;)┌

ホッとしたのもつかの間
今度はお琴の教室だった
待つ間 足がしびれる…まるで拷問だ
学校のバツゲームでやる空気椅子よりキツかった(;^_^A
あこの運もつきたのか
これは逃げられなかった
仕方ないので
ボランティア気分で4年間続けた
忍耐強くなった
3年生まで刈り上げヘアーのあこが
お琴の発表会に着物を着せられ
どう考えても不似合いな大きな花を頭に飾られる
当然写真撮影は逃げまくった ササッε=ε=ε=ヘ( ・_[秘密基地]

これらは親ばかのなせるしわざなのか
一向に嬉しいと思えないあこは
親の期待に反して
学校では男の子と取っ組み合いの喧嘩をしても
負けることを知らないほど成長していた エッ( ̄ ̄ ̄ ̄^ ̄ ̄ ̄ ̄)ヘン

髪を自分で切ることも覚えた

ひっそりと こっそりと
あこの反抗期がやってきた⊂((〃 ̄ー ̄〃))⊃ ふふふ

子供は親の期待を裏切るためにあるかのように
もちろんお琴も
小学5年生にして指導の免状をいただけるという直前に
辞めてしまった

老後のために
やっておけば良かったかもと
今更後悔しても 遅い話しだ ( ̄_ ̄ i)タラー


余談だが
先日心に残った一言
「反省は後悔じゃない!」
まだまだ反省の域に達してなかったあこである

目指せ!シンガーソングライター(死語だw)

おつむはかなりよくなかった
それでも神様は少しだけ優しかったのか
体育・美術・音楽とこれだけは誉められるものがあったりした( ̄∇ ̄+)

例の後輩仲間の影響をうけ
フォークソングなるものにはまりだす

当然誕生日にはギターを親にねだる

たいてい我侭は通用しない親だが
どういうわけかその日ギターを購入していてくれた

シカシ…

クラシックギターだった(ーー;)
付属の練習用の本には 何故か
シクラメンのかほりとかがのっていた
しかたないので弾いてみた

やっぱり
希望のジャンルとは違う…(T_T)

それでも小心者のあこは親には言えず
ひたすらネックの太いクラシックギターで
フォークソングの弾き語りに挑戦を試みる

忍耐力はあったほうだ

明星や平凡でコードを覚える

拓郎が人気の中
陽水・かぐや姫・何故か因幡晃そして千春へと…

いつのまにやらかわゆい後輩とデュエットするようになり
ふきのとうの風来坊を街のお祭りで熱唱し
トロフィをゲット

勘違いした二人は
その後会館でミニコンサートなどやらかす始末(^▽^;)

調子に乗って
カバー曲ではあきたらず
オリジナルをつくりだし

高校合格祝いにやっと念願のフォークギターを手に入れ
白いギターブームなのに
黒のギターですっかりなりきりで

江別音楽村なる妙なところに所属する
そこで
村長を名乗る田中義剛に出会うのであった

毎週末は
義剛の住む一階の喫茶店で
オリジナル曲を披露させられた

夏は義剛と歌を歌ってのアルバイトもやった
子供相手にアニメソングメインの…
ゲストでデビューしたての松田聖子がやってきた
当時は間違い無く一重の彼女だったΣ(='□'=)ウッソー!?

高校卒業の季節
義剛に
「俺は千春なんかを超えるシンガーソングライターになる
お前も東京に一緒に行ってやってみれ」
と勧められるが
うさんくさい話しだと思えたので断ったσ(^_^;)アセアセ...

後に
義剛をTVで見た時は
千春とはりあうどころではなく
嘉門にかなり押されぎみの姿だった

断って正解だったと思った

今更カントリー娘にも入れそうもないしな┐( -"-)┌ヤレヤレ...

初体験

中学2年の時 部活の後輩をとても可愛がっていた
誰が見てもかわゆくて スレてない子だった

親同士も顔見知りだったこともあって
よく家にも遊びにくるようになっていた

「あこちゃん、煙草吸ったことある?」と後輩
可愛いという表現には縁のないあこは
どちらかと言えばカッコイイ系目指してたせいか
不良系に誤解されがちではあったが
「ないよ。一度も」
意外に真面目で小心者であった

「私もな~い!じゃぁ一緒に吸ってみない?」と無邪気に後輩
「ん~いいけど…煙草どうすんの?」

煙草一個分のお金を握り締めて
二人で人気のすくない自販機へと向かった

周りを気にしながらコインを入れる
カッコイイと思い込んでいたショートピースを選んで押した

コトン…コトン…

「えっ?二個も落ちてきた!」
「うっそー!ラッキ~」
一箱10本入りなので二箱で妥当だということに
気づいてもいない…

まるで犯罪者気分で家に戻る
初めての煙草…

どおってことはなかった

後輩はふかしてるだけだからだと
肺まで吸い込んで「ゲホゲホ」とむせて見せた


しばらく後で知ったこと
この後輩 この時が初めてではなかった
それ以降後輩つながりで
遊び友達はほとんどがひとつ年下の連中になるあこだが

とっくにその子らは
煙草なんて当たり前にやっていた

騙された

しかし可愛い顔したこの後輩
かなりの演技をもっている

この子はそれから先も
あこに数々のダメージを与える運命にある

あこの悲劇

あこの父さん母さんは共稼ぎ
小学4年生の夏休み昼TVでやってるこわ~いお話しが好きだった
同時に家庭不和の再現VRなんかも何故か好きだった
家出した妻に呼びかける夫そんな番組も笑って見ていた

お絵描きしながら両親の帰りを待っていた
甘えん坊のインコのピーちゃんが
サインペンの先をつついていたづらする
「もー邪魔しちゃダメぇ~!お家に入りなさい」
ピーちゃんをかごに入れお絵描きを続ける

父さんが帰ってきた
「母さんから何か言ってなかったか?」と不機嫌に聞く
「ううん。なんで?」
そのまままた父さんは出掛けてしまった

おなかが空いた
なのに父さんも母さんも帰ってこない
淋しくなってピーちゃんに話しかけた
「・・・・・・」
どうやらサインペンつついたのが悪かったのか
ピーちゃん死にかけてる

心細くなってとにかく泣いていた

父さんが帰ってきた
「母さんがいなくなったから探しに行くぞ」

夜の飲み屋街を一件々探しまわる

ピーちゃんが死にそうなのも
母さんがいなくなったのも
何故か全部自分のせいのような気がして
いつまでも泣いていた

このまま母さんが見つからなかったら
TVに出て「お母さん帰ってきて…」とかって言うのかな
いつもは好きで見ていたTV番組が
急にリアルに思えて複雑な気持ちになった