2007年です。アメリカでサブプライム問題が発生しました。この問題が発生するまで日本の株価(日経平均)は18000円台でした。今、東日本大震災から株価は当時の半分9000円台にまで落ち込んでいます。機関投資家は別としてもこの4年間ずっと株を持ち続けていた人はいちおうにその資産が半減したといえます。元気が無いはずです。もう自粛はいい。日本は消費税増税なんて馬鹿なこと言わずにもっと儲けることを考えないといけない。先ず経済発展。それがなければ復興なんて「絵に描いた餅」。そう思いません?
 最近会う人毎に「疲れてる?」と言われます。そんなつもりは無いのですがくたびれた顔してるのかもしれません。金曜の夕方から日曜の夕方まで。眠りに帰るまで病院で付き添いみたいなことをしています。こういう暮らしをするようになったのは昨年11月の母親の骨折から。最初の入院が3ヶ月。この間は病院で泊まってました。退院後2ヶ月ほどは土曜日の朝から日曜の夕方まで自宅で母親と一緒に過ごしてました。そして4月にまた入院。それ以降ずっと今のパターンが定着してます。そろそろ療養型病棟に移るつもりですが病室の空きが無いということで今の病院に居続けています。この半年で認知症を含めたADLは格段に落ち、それまで要介護2だったのが4。今、認定受けなおしたら5と言われるかもしれません。高齢者の能力が落ちていくのはなだらかな坂を下っていくような訳にはいかない。ちょっとしたきっかけでガクンと落ちる。この数ヶ月の間にそれまで親しくしていただいていた利用者さんをあっけなく亡くしたのもあって改めて再認識しました。
 日本の男性の平均寿命が前年より1歳長い80歳となり、スイスと並んで世界第2位に浮上しています(WHO、世界保健機構発表、09年時点)。第1位はイタリア半島中部の内陸に位置する富裕国サンマリノで82歳です。日本の女性は86歳で第1位を維持し、男女平均は83歳でサンマリノと並んで世界首位。日本の男女平均は統計をさかのぼることが可能な1990年から20年連続で首位となっています。
 世界全体の平均寿命は男性が66歳、女性が71歳で男女平均は68歳。男女平均の寿命が最も短いのはアフリカ南部のマラウイで47歳。富裕国は寿命が長く、貧困国は短い。
 あくまでも平均値なのですが最近こういう数字がごく身近に思えます。おふくろが70になった時、なんとか80まで生きて欲しいと密かに思いました。80になった時、今度は90までいけるかな?と思いました。
今、多分無理だろうなと思います。できるだけストレスの無い暮らしをさせてあげたいと思ってます
携帯取り出して写真撮ろうと思ったら逃げられました。(笑)名前のとおり目の回りが白くそれが目をはっきりと際立たせ実に愛らしい。「目白押し」という例えがあるように2羽が身を寄せ合って神社の木の枝にとまっていました。上手く撮れたらブログのタイトルバックに出来たと思うと尚更残念。
そういえば先日病院の近くでウグイスの声を聞きました。地震。津波。原発と天変地異が続きましたが季節は確実に進んでいます。折りしも今週から愛鳥週間。ガイドをしていた頃南港までバードウオッチングに行ったことが思い出されます。利用者さん。元気でいるかな
  当初2週間といわれていた母の入院。2週間目に嚥下障害が出て鼻チューブ。ただこれは本人が極端に拒否するのでやむなく胃ろう。簡単な手術ですがそれでも連休を挟んで2週間。空っぽの胃袋に少しずつ最初はぬるま湯から。やっと1000カロリーにまでこぎつけたと思ったら今度は手足にむくみが出てきて意識もはっきりしなくなり眠った状態が続きます。血液検査によると原因は胃ろうにするまで点滴で補っていたカリウム。ナトリウムがスープ状の栄養食品だけになり不足してきているとのこと。これも極端に不足すると意識障害から心筋梗塞の心配も出てきます。スムーズに運べばもうとっくに退院している時期なのにと後悔します。
 以前誰かから聞いた「高齢者の骨折は手術しないほうがいい場合もある」という説。合併症でもないのでしょうがそれが「きっかけ」となって次から次から思わぬところで不具合が出てくる。自分の足で歩くことも大事だけどそれより長期間の寝たきり生活による弊害のリスクが大きい。最初聞いた時一見冷酷なように思ったけど正解なのかもしれない。
  連休の間おふくろの病院通いしてましたので日記もちょっと日が空きました。世間では相変わらず被災地東日本。とりわけ福島が話題の中心のようです。それも政治の空白。功罪をいうなら罪がぽろぽろ出てきています。こういう時、非常時こそ逆にチャンスだと思うのですがそれだけの「器」を持った人がいなかったということなのでしょう。
  携帯が普及してその功罪もよく言われますがその罪の極みは「居留守ができない」ということだろうと思います。かける側も固定電話なら躊躇するような時間帯でも携帯ならワンタッチで気がついたらかけていたなんてこともあると思います。親しい相手でも10時以降は「プライベートタイム」。なるべくかけないようにしてます。昨夜11時過ぎに携帯が鳴りました。嫌な予感がしたのですがいつも身につけてますので反射的に取りました。友人からです。「遅くにすまん。」「どうした。」「○○が死んだ。明日御通夜。明後日お葬式。場所は○○。時間は7時と1時半。」「あいつは癌やと前に聞いてたけどやっぱりあかんかったか」「肺に転移したのが命取りになったそうや」「お前どうする?」「俺、受付することになってるから2日共行く」「そうか。ご苦労やな。俺は仕事の段取りできるかどうか・・・とりあえず明日の御通夜には行くわ」「よっしゃ。お香典辞退されたので友人有志ということでお花頼んでおいた」「すまんなあ。」仕事がらみでの御通夜お葬式は殆ど毎月のようにありますしヘルパーでのお別れも何度も経験してます。でも小学校から高校までの12年をともに過ごした友人との別れはやっぱり辛い。眠れない夜になりました。
   新聞で「東京電力の役員報酬。社員の給料減額」とありました。役員は5割、社員は2割とも言います。マスコミがスクープしたわけではなく東京電力からの発表だと思います。この神経が分からない。福島の人達の命、生活を奪うような失態をして2ヶ月近くなった今もまだ復旧のめどすら立たない現状。大会社の役員ともなれば数千万の報酬を得てます。それは責任の代償じゃないのでしようか?責任を果たせずにまるでスポーツのぺナルティーのように何割カットという。だったら全てを失った被災者はどうなる?これが個人対個人だったらおそらく一生かけてでも償うというでしょう。私ならそうします。国がバックアップ(連帯保証)?何年か前、金融危機で大手金融機関が倒産の危機に陥った時「公的資金」を導入して建て直しを図りましたがその影で中小の金融機関が多数倒産しました。影響力の大きさを考えてのことといいます。そもそも国からの公的資金って原資は何?国民が払った税金です。東京電力はなるほど大会社。破綻すると多大な影響があります。株主の利益も考えなければいけない。でもそういってつい先日まで日本航空をなんとか立て直そうと資金を注入したけど傷口を広げるだけで結局どうにもならず「倒産」しました。株はタダの紙切れになりました。東京電力にもどこか「親方日の丸」的思考が感じられます。こういう会社に勤めていたり関係している人には悪いけど組織人。特に大きいところは嫌いです。

Photo_2 末は殆ど病院で過ごします。ただ、病室で過ごすのが嫌なのでフロアの車椅子借りて院内各階を散歩?して時間をつぶします。多分本人も白い壁と天井だけ見て時間過ごすよりそのほうがいいと思います。土日の病院というのは外来がないので閑散としてますが車椅子の移動にはエレベーターもすぐ来るし他の患者さんから風邪移される心配も無い。平日何十人といるロビーも独占状態です。売店が昼までしか開いてないのを知らなかったので最初「飢え死に」しそうになりました。それも最近は予め弁当を2食作って持ってくるようにしてます。一つはおにぎり。もう一つはカツサンド。それとコーヒーフレッシュ。これは500mlパックを持ってきて冷蔵庫に入れてます。コーヒーは自販機の缶コーヒーが苦手?なのでポットに熱湯を入れていつも部屋に置いてます。私はこれだけあれば不自由しません。(笑)これでおふくろとの会話が以前のように弾むと言うことないのですがどうも今回の入院で言語機能が落ちたようで言ってることを理解するのが大変。そのうちおふくろも同じ事を何度も言うのに疲れるのかあまり話さなくなりました。これも嚥下機能の退化と関連しているのでしょう。ペグをつけてからも溶けやすいものを何度か食べさせてはみるのですがなかなか飲み込むことが出来ず結果口腔の掃除に時間をかけることになります。「ペグをつけてもまた口から食べることが出来る」という話をよく聞くのですがおふくろの場合あまり期待しないほうがいいのかもしれません。今まで漠然としか考えなかった「老衰」。まだまだ今は幸せな段階なのかもしれない。最近よく思うようになりました。

 風が吹けば砂ぼこりで目の悪い人が増える。眼の悪い人が増えると三味線引きが増える(昔は目の悪い人は三味線弾きやあんまさんが多かった)三味線引きが増えるとネコがいなくなる。(三味線の胴は猫の皮を使うそうです)ネコがいなくなるとネズミが増える。ネズミが増えると桶をかじる。桶をかじると新しい桶を買わなくてはならない。桶屋が儲かる。
 東北大震災でカセットコンロが売れ岩谷産業の株価が一時上昇。また、自転車が売れて自転車専門店「あさひ」の株価が大きく上昇。瓦礫を撤去して整地。復興というと建設機械。コマツが値を上げています。そして仮設住宅用建材。請け負うであろう工務店。地震や津波でなくても戦争等「人の不幸」がきっかけの特需が大きな商機になったという企業。解体されましたがいわゆる財閥などもこういう特需で財を成したところが多い。三菱財閥の創始者岩崎弥太郎も開国前後の騒ぎで大儲けして今日の基盤を作りました。逆にこれまで順風満帆できていたのがどうにも回らなくなって倒産というところもあるでしょう。企業が飛躍的に発展したり衰退する時って地道な営業活動なんかじゃなく思いがけず転がり込んできた運みたいなものの力が大きい。存在自体危ぶまれている東電にしてみても地震さえなければ今でも、これからも「殿様商売」がずっと出来ていたはず。さて、今回の大震災。どこが得してどこが損するか?勢力地図も大きく塗り替えられます。ただ一つはっきりしているのは一番損をこうむるのは亡くなった人達。被災者や一般市民ということ。
こんにちは、田中好子です。

きょうは3月29日。東日本大震災から2週間が経ちました。
被災された皆さんのことを思うと、心が破裂するように痛み、ただただ、亡くなられた方のご冥福をお祈りするばかりです。
 私も一生懸命、病気と闘ってきましたが、もしかすると負けてしまうかもしれません。
でもその時は必ず、天国で被災された方のお役に立ちたいと思います。
それが私の務めだと思っています。

きょうお集まりいただいている皆様にお礼を伝えたくて、このテープに託します。

映画にもっと出たかった。テレビでもっと演じたかった。もっともっと女優を続けたかった。お礼の言葉をいつまでも、いつまでも皆さんに伝えたかったのですが、息苦しくなってきました。
 いつの日か、義妹・夏目雅子のように支えてくださった皆様に社会に少しでも恩返しができるように復活したいと思っています。
一(かず)さん…よろしくね。
その日まで、さようなら。
  生前にこの日を予期してのコメントを残しておられたことに驚きました。
 人は他人の死は予測出来ても自分の死はなかなか予測出来ないといいます。親類縁者が病室に大勢詰め掛けてきて「ひょっとしたら・・・」そういうものだと思います。
 死を目前にして究極のプライベートといえる瞬間に至っても被災者や周囲への心遣いと「もっともっと女優を続けたかった」という女優として見果てぬ夢を言葉に残す。胸が熱くなりました。ご冥福をお祈りします。
  昨日4月24日は春分後の満月から最初の日曜日。復活祭(イースター)でした。キリスト教では最も重要な祝日です。ちなみにキリストが処刑されたのが13日の金曜日。「聖金曜日」(HolyFriday)とか「受難の日」(God'sFriday)と言ってアメリカは祝日でお休みです。その3日後が復活の日。現在日曜日が休日になったのはそのいわれから。教会から案内をもらっていたのですがおふくろのいろう(PEG)手術の直後ということで行きませんでした。 キリスト教世界では人間をその罪から救うためにキリストが身代わりになって十字架にかけられたというエピソードなどから、自己犠牲の精神を学ぶといいます。キリストの裁判と磔刑における精神的および肉体的な苦痛に倣い、復活祭までの数十日は大人は肉や酒などを絶ち、子供は好きなお菓子などを我慢します。その前のドンチャン騒ぎがブラジルのリオに代表される「謝肉祭(カーニバル)」。このあたり日本でも「願掛け」や前後しますが「精進あげ」に似たところがあります。誰が歌ってたか忘れたけど昔、「月の法善寺横町」という曲で「一人前の板場になれるように長いこと水掛不動さんに願かけてくれはった・・・」というセリフやマヒナスターズだったと思うけど「お百度こいさん」なんて曲もありました。「精進あげ」最近はあまり見なくなりましたが関西では聖地大峯山に登山する「講」があちこちにあり私も山伏姿で尺杖を持って登ったことがあります。帰路、ふもとで思い切り飲んだり食ったりします。(大抵悪酔いします)これが「精進あげ」。故枝雀ふうにいうと「緊張と緩和」の典型。
 海外においては日常的な信仰や宗教教育によって道徳心を学ぶと言いますが日本では人の道や善悪の観念といった道徳心を培う際、特定の宗教教育が大きく影響しているということは一般的にあまりないように思います。パスポートに「無宗教」と書いて怪訝な顔をされる。いいことなのか悪いことなのか分かりませんが「お天道様」「神様。仏様」とかいってなんでも少しずつ取り入れる。いいトコ取り。そういう人種なのだと思います。